見出し画像

せかいのはじまり

少しひさしぶりのふたり。
なつやすみ、どんな風に過ごしてた? そんなことを話していると、自然に手がお手玉に。お手玉をまわす動作も慣れたものです。
クレヨンを出して 紙の上で手を動かしていくと、だんだん場ができていきます。


フォルメン線描の3枚目は 葉っぱを半分に切って紙に貼り、もう半分を片側と同じフォルムで美しく仕上げてみようと声をかけると、それぞれの感性が動き出しました。


水彩画は 今日から創世記のおはなし。
おはなしの前に、みんなの手と手がつくるもの、お父さんやお母さんのつくるもの、どんなものがあるかかんがえました。
「じゃあ そとにあるもの、私たちのつくることができないものは?」
地球、ひと(!)、かぜ、おひさま、、、
誰がつくったんだろう?
「かみさま」
子どもたちのなかにはしっかりと畏敬のこころが育っています。
「そうだよね。わたしもそう思う。今日から、世界がどんなふうにできたのかというおはなしをするよ」
そして、創世記の第一日目を語りました。
「ちょっと難しい」真剣な面持ちで聞いていた子がつぶやきました。
口語訳のままに語ったためにことばが少し理解しにくいのですが 描きながら、情景を一緒に振り返っていくと、よく聞いてくれていたことがわかります。

はじめて 立って描きました。
はじまりの熱を画面いっぱいに描きます。そして闇を。さいごに神さまが作られたひかりを描き入れてもらいましたが、なんどもなんども、ひかりを描きいれる様子に、子どもたちのなかの、あふれるようなまぶしい輝きがみられました。


清らかなうちなる輝きが守られますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?