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聖クリストオフェルスと落ち葉あそび

あたたかなひざしいっぱいの日々が続いていますが、月末のりんごろうそくの日がせまってきていることに 内心驚いています。
季節の雰囲気は、澄みきったそら、セイタカアワダチソウのきいろ、美しい紅葉、つるし柿、、しっかり秋をあじわいたいと思い、きれいな葉っぱを集めました。
通学路やお庭などでみつけた葉っぱを持ってきてくれた子も。
ありがとう。

おやつは、ちょっとしたスイーツだと、お腹にたまらなくて集中できないことが多かったので、おむすびにしました。途中お腹がすいてまた食べる子も。新作(!)のドライ渋柿も気に入ってくれた様子でした。

導入のアクティビティは切り紙。
冬至に向かって、夜空やお星さまを意識していきたいと思っていたので、星の切り紙に挑戦しました。
低学年の子どもたちには少し難しかったようで、みんな何度も確認しながら、慎重に折りすすみました。何が出てくるのかな?想像しながら開きます。切り落としたほうも、星形が切り取られていて、そっちもきれい、とやさしい眼差しがうれしい感想でした。

さいごに落ち葉遊びがしたかったので、フォルメン線描はおやすみにして、おはなしと水彩画にうつります。
聖クリストオフェルスという聖人のおはなしをしました。
いろにたいして、敏感にとらえられるようになってきていて、キリストさまはこのいろだと思ったんだ、とか、このいろはひさしぶりだね、とか、闇夜の青とみずの青を画面上で使いわけたり、進化しているなあと頼もしく感じています。
(ここでふたたびおむすびタイムな子どもたち)

さいごに、いろんな落ち葉を並べて、好きなものを選んで紙の下において、クレヨンでこすり出します。お庭のイチョウをこすり出したいけれど、、葉っ葉が薄くて難しくて難儀する一年生。二年生が「できたよ」とお手本になってあげると、ちから加減に気をつけながら再挑戦したり。
力つよい葉っぱの線も、少しふわふわした線も、それぞれに味わい深く素敵です。
「今日はいろの実験をしよう」と声をかけて、いろの混ざり合いも楽しみました。クレヨンの上に描くとはじかれておもしろい効果があることにも気がつきました。
「こんどはクレヨンで描いてからいろを置いてみたら?」どんどんアイディアがあふれてきます。
「またこんど、してみよう」
みんなとやってみたいことがあり過ぎてじかんが足りないくらい!

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