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おわりのないかたち

中高学年女子の会でした
女の子たちはちょっとしたことでころころと笑ってとっても幸せそう
語り手妨害だ~と思うときもありますが、少女たちが笑っているってすばらしい♡

シュタイナーの12感覚のことを思いながら いろんな感覚スイッチを意識する運動をはじめたので(つい先日から)、まずはじめに水彩紙の裏と表を手触りで感じてもらいました
いつも私が裏側に印をしていたうえに濡らしてしまっていたので、乾いた紙を真剣に撫で触るのは初めてのことです
手の平、指先に意識を向けて紙のざらざらを味わいました
そのあとはお手玉
「あんたがたどこさ」のうたの「さ」のときにお向かいさんとお手玉交換するようにしてみると たいそうもりあがりました
受け渡しがまだぎこちないようですが、すこし続けていこうと思っています

そのあとは フォルメン線描で描く予定のレムニスカート(∞)にも繋がればと、メビウスの帯のワークを取り入れました
さんすうの要素でありつつ、線描的でもあり、表面的な想像ではとらえにくい不思議な部分もあって、結果を想像してから切ってみる、といった手順をたどることで 受け身にならないよう頭の体操ができたらと考えました

線描は、2年生で主に取り組む左右対称と上下対称から描いてみました
高学年の子たちはさすがに余裕があり理解もスムーズです
(ときどき戻りながら進んでいけたら)
そのあとは レムニスカートの組み合わせ
編み込みもようのように仕上げるにはむずかしいかたちでしたが、バランスを整えながら、きれいな色合いを選んで仕上げていました
編み込みに挑戦したいようでした、、次回またリベンジで!

おはなしは創世記第5日
せかいはますます生命力に満ちてきます

神はまた言われた
「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」
神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを 種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された
神は見て よしとされた
神はこれらを祝福して言われた
「生めよ ふえよ 海の水にみちよ。また 鳥は地にふえよ。」
夕となり また朝となった

「海獣の子供」(五十嵐大介さん作)の世界観に魅了されているわたしとしては、感極まるくだりのひとつである第5日
はじめに神さまのことばや思いを描こう、というとみんながひかりのいろを選んで描き始めてくれたこと、みずを自由に動いてつくってから そのなかに海の生き物を見つけられたこと
それぞれのタイミングで きっぱりと終わりを見極めて筆をおく心強さなど、内心感心する場面がたくさんありました





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