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コンビニ人間という本を読んだ

「コンビニ人間」という本を読みました。

この本のタイトルを見て感じたことがあったので、つらつら書いていきたいと思います。

本の内容はそれほど面白いと感じなかったので、今回は割愛させていただきます。

あくまでタイトルの「コンビニ人間」を見て感じたことです。

役に立つ商品と意味がある商品


コンビニは非常に便利なもので様々な商品が置いてあります。

僕自身ほぼ毎日利用しています。

非常にたくさんの商品が置いてあるコンビニですが、その中でもたくさん置いてある商品と、1種類しか置かれていない商品があります。

この2つの商品の違いはなんでしょうか?

答えを言うとすると、その違いは「役に立つ商品」か「意味がある商品」なのかということでしょう。

役に立つ商品

役に立つ商品というのは基本的に1種類しか置かれていません。

例えばハサミを見ると分かりやすいですが、僕たちが買うのは1番切れるハサミです。

2番目に切れるハサミや3番目に切れるハサミを買う人なんていないでしょう。

1番切れるハサミ1つが置かれていれば十分なわけです。

何十種類もハサミが置かれていても、1番切れるハサミしか買わないのでたくさんの種類を置く必要がないわけですね。


意味がある商品

僕はタバコを吸いますが、コンビニに行けばたくさんの種類のタバコが置いてあります。

これはタバコが役に立つ商品ではなく、意味がある商品だからでしょう。

「憧れの人が吸っていたからこのタバコの銘柄に意味がある」

「この味が好き」

といったように、タバコ1つ1つに人それぞれの意味があります。

商品1つ1つに意味がある商品というのはたくさんの種類を置いても買ってくれる人がいるわけですね。


役に立つ人と意味がある人

さっきまではコンビニの商品で考えましたが、その考えはそっくりそのまま人間にも当てはまると思います。

例えばたくさんの雑学を知っている人というのは、インターネットが普及してググれば簡単に雑学が手に入る現代はあまり必要性を感じません。

計算が早い人も電卓が世に出てから必要性がなくなっていきました。

今後はAIの発達によって「こうすればこうなる!」といった感じで行動をパターン形式でしている人というのも必要性がなくなっていくでしょう。

上記のような人というのはどれも全部役に立つ人です。

時代の流れをみていくと、役に立つ人というのは価値がどんどん薄くなってくるのではないでしょうか。

学校教育は役に立つ人を作っている製造場所なので、ただ何と無く学校に通っている人は注意が必要だと思います。

じゃあこれからどういう人間になることを目指していけばいいのか?

答えは「意味がある人」になることです。

誰かにとって意味がある人になれば、たとえAIが台頭してきてもGoogleが知識の山を築いても、電卓がどれだけ難解な計算ができるようになっても、価値が落ちません。

「あいつがやるんだったら応援しよう」

「あいつに頼みたい」

そう思ってもらえる人が一番強いです。

誰かにとっての意味がある人になるための方法は、昔自分で書いた気がするので後で自分でも読み返しておこうと思います。

あ、ちなみにコンビニ人間っていう本は今日の記事の内容とは全く関係ないっす。

今日はこんな感じっ!

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