「あなたのために言っている」は大抵自分のために言っている

Voicy要約シリーズです。
ボイスメモさん+ChatGPTさんありがとう…



「あなたのために言ってるの」という言葉の裏に、実は言う人の自己都合が隠れていることが多い、というお話です。

具体例として、娘が箸を使うのが苦手なことがあります。娘は小学校5年生なのに箸を使うのが上手ではなく、使っていると指が痛くなると言います。

私は娘が自分のペースで練習すれば良いと考えていますが、夫は「箸を使えた方が便利だから」と強く勧めます。
夫は「行った先で箸しかなかったら困るでしょ」と言いますが、私は「箸が使えなくても生きていける」と思っています。

親心として「箸が使えないことで困る場面を減らしたい」という夫の思いも理解できないわけではないけれど「箸が使える子であってほしい」という夫自身の思いも多分あるんだろうと思うと悩むところです。

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「あなたのために」という言葉は、村上信五さんのチャリティー・サンタのプロジェクト炎上でも見られました。

村上さんが「困っている人にケーキを送る活動を応援したい」とプロジェクトリーダーに就任した際、一部のファンが「村上くんが変な団体に巻き込まれないように」と騒ぎました。
これに対して他のファンが反発し、ファン同士で対立が生じました。村上さん自身がやりたいと思っている活動であるにもかかわらず、「あなたのために」と言いながら騒ぐ人たちは、実は自分の欲求を通したいだけではないかと感じました。
本当に村上さんのことを思うなら、彼の意思を尊重して静観することが大切だと思います。

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私の発信活動にも「あなたのためにこうしたほうがいい」とコメントしてくる人がいます。例えば、子どもが不登園の時にちょっと重たいトーンで放送を続けていたら「メンタルが通常ではないようだから放送を止めろ」としつこく言われたことがあります。
私は放送することで救われている部分があったので「いちいち言わなくていい」と返しましたが、その方はインスタグラムにも同じようなコメントを続けました。

自分の行動は自分で判断して決めているので、そういうコメントは控えてほしいと感じています。「あなたのために」と言われる側の気持ちを考え、見ず知らずの人から言われる辛さも知ってほしいと思い、この話をしました。


まとめ


「あなたのために」という言葉の裏には、言う人の自己都合や他人の意思を尊重しない行動が隠れていることが多く、その言葉を使う際には相手の気持ちを尊重することが大切です。


今回のお話を全文聞いてくださる方はこちらから聞けます!




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