心の整理記事

久々に思うところがあって記事にする。
でも途中から有料で閉じてます。

Twitterでこちらの漫画を読んだ。

私とよく似た境遇だなぁ、と共感。

なんでこの漫画を読んだかといえば、Twitterのトレンドに「発達障害」が入っていて、このツイートが上がっていたからだ。

引用ツイートが異常に多いことに嫌な予感がした。
案の定、炎上している。

私も以前同じように炎上した。
なので作者さんが心配になった。

この類のエッセイ漫画が炎上する条件として

「小さな頃から自分が出来そこないで怒られる体験・失敗ばかり」
「だけど『理解のある彼』が現れて世界が好転する」
「苦労してきたくせに子どもを産む」
「結果として障害の遺伝子を残す」
「でも頑張って生きて行こうって思う」

このあたりの描写が入ってくる。
この中で、特に理解のある彼に対する批判が大きい。

彼氏が出来て結婚したから生きづらさが無くなったわけではない。
物語の中で恋人との馴れ初めを描かないのは、そこがさほど重要なポイントではないからだ。重要でないところを深掘りすると漫画で伝えたいメッセージがどこかへいってしまう。

生きづらさ解消のきっかけになるのは「自己受容」が出来るようになることだと思う。
どちらかと言えば「診断が降りたこと」がターニングポイントだ。診断がおりていなくても「発達障害というものを知ってそれに自分が当てはまることに気づく」ことだ。

「そのきっかけ」として、配偶者の理解があることはもちろんあると思うけれども。

あと、私は、子育ても自己理解に大きく役立った。

どうしてこの子はこういう行動をするんだろう。私ならどうするだろう。
いや、でもこの子は私じゃない。だからそれでは駄目かもしれない。
常に思うように行かない相手との日々の格闘で、今まで考えなかった他者の心を考える機会がとても多くなった。
それによって自分を知ることも多くなった。

先日娘の学校の面談があったときに

「娘さんはクラスでトラブルが起こったとき、よく仲介に入ってくれる。それでいて、誰か一人に肩入れするわけではなく、誰かを悪者にすることもなく、事象をきちんと先生に報告してくれる。
それがすごいことだと思うんですよ」

娘は、昔からこのことをよく言われてきた。
人の間に入ってトラブルを解決する能力がすごく高いらしい。
トラブルを起こしがちな子どもも、娘が入るとトラブルを起こさなくなるから先生にも頼りにされているなんて言われたこともある。

もちろん、親に気を使ってとても良いことを言ってくれている可能性も大いにあるけど、それにしたって「出来ること」の筆頭にそれが出てくるのは素晴らしいことだ。

人と接するのが苦手と言われるASDも、ちゃんと周りに理解してもらって、それをしっかり自分でもわかる状況になれば出来ることは増える。

発達障害の「障害」は本人に対する意味ではなく「社会的な障害がある人」のこと。周りの環境次第ではどんな人も障害者になりうるし、健常者にもなりうる。

何が障害になるかを知っている私は、子どもに障害のよけかたや攻略法を教えられるし、子ども以外にも伝えていける。

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