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こんなわたしを好きと言ってくれるやさしいひとへ

この記事は一度今日の日中上げたものを書き直しています。
ちょっと感情に任せた見苦しい表現があったので。
一度読んで不快になった方がいたなら申し訳ないです。

オンラインサロンを抜ける記事を書いたら、あちこちから反響がありました。

両サロンの繋がりの方でリアクションがあったのはもちろんのこと、なんでかnote記事にもすごい勢いで「スキ」がつきまして。
普通の文章記事でこんなに一気にスキを稼いだことはないかもしれない。

そして、その記事を読んで、共感!繋がりたい!ってDM下さる方もいらっしゃったりして、ありがたい限り。
Twitterの方でも「実は好きでした」みたいなリプが結構つきまして、ものすっごく嬉しかったです。ありがとうございます。

私の漫画を好き・私の文章が好き・私の考え方が好き。

そしてnoteに集まった30以上の「スキ」。

すっごく嬉しいんですけど、私を好きになって下さる方には気を付けて頂きたいことがありますので一応記事にしておきます。

私はすっごく面倒なやつなんです

今回色んな方から「好き」のお言葉を頂いて、おいおい大丈夫か、とふと心配になったんです。
何が大丈夫かって、文章や漫画で私の事を「優しい人」と思ってる人が結構いるんじゃないかってこと。

そもそも優しさとは何ぞや?ということを考え出すとキリがないのでそこはいったん置いておきますが、私はそんなに『人に優しい人』ではないと思っています。

どちらかというと
『自分に優しい人』です。

自分が嫌な気持ちになることはやりたくないし、自分が助けたいと思うものを助けたい。それだけで創作活動をしています。

そう、いわゆる自己中。
いかにもアスペルガーです。
自覚はある。
だから許されるとも思っていませんが。

漫画の内容が優しい(多分)内容になるのは、助けたい人のために一生懸命だからです。
助けたい人を良い形で知ってもらいたいから、出来るだけ誰も傷つけないようにしようとしました。(解釈によっては難しい部分もありますが)
なので、漫画の発信は必然的に優しくなります。
それも凄く大事だと自分では思ってる。

noteの文章も大半が自分を助けるため・我が子を助けるための文章ですから多分基本的には優しいものが多いかもしれません。
出来るだけ、文中に出てくる人を悪く言わないように気を付けています。

愚痴系の記事は有料にしていますし、売れた試しもないので本当にただのはけ口です。

作品と人柄はちがうよ

私を優しい人だと思って近づいてきて
「そんな人だと思わなかった」
みたいなことを言われるのが、私にとって一番きついです。
いやいや、そちらが勝手にこっちを優しい人だと思ってただけですやんと言いたくなります。

なので、私から発せられる漫画や文を好きな方。
「私の作品」を好きでも、多分実際近づいたら「私」は好きになれない方の方が多いと思います。

多分、ギャップがすごいので。

本当に私は自己中なのです。
キング・オブ・ジコチュー。

(キングは言いすぎたかもしれない)

…なので友達もすっごく少ないです。
縁切り宣言も数知れず。

そんなわけで私を好きだと言う人は
「作品が優しいからこの人はきっと優しい人なんだ」
という幻想だけは
捨てて頂けると幸いです!!!

犬に手を噛まれた話

若い頃。
近所にすっごい吠えてくる犬がいたんですよ。
で、私、その犬と仲良くなりたかった。

だから毎日話しかけて、敵じゃないアピールしました(何やっとん)

そんで、ある日。

吠えられなかったんですよ。

あっ、この子私に心を許してくれたんだわって思って。
調子にのってその犬の頭を撫でに行ったんですよ。

そしたらね。

全力で噛まれたんですよ。

ちなみにハスキー犬なんですけどね(大型犬)
噛まれた手は引っ張っても抜けませんでした。
手に牙がめり込んでいるのを見てメチャクチャ怖かったです。

私は犬を怒らせてしまったと思って「ごめんねごめんね」とパニックになって叫んでいました。
その声を聞いて慌てた飼い主さんが家から出てきて、犬を私の手からはがしてくれました。

その後飼い主さんの家に入って救急車来るまで応急処置してる間。
私、飼い主さんに怒られたんです。

「うちの犬が噛んだからにはアンタの手の治療代はこちらで出す。
だが、繋がれた犬に手をだして噛まれたのはアンタだということを忘れちゃいけない。アンタが嫌なことをしたから、うちの犬は手を噛んだだけだ。
悪いのはアンタの方だ」と。

この場でこれを言える飼い主さん、凄い強いなと思います。
そして今でも正しいと思っています。
左手に大きな傷が残っていますが、傷を見る度に思い出します。

私は「ごもっともです」と手から血をドクドク流し泣きながら飼い主さんと病院に行きました。飼い主さんの仰ることは全くもってその通りだと思っていたので、治療費を出してもらうことすら申し訳なかったです。

最後には菓子折りを持ってお詫びに行きました。

犬に噛まれたら噛んだ犬が悪い?

私は、私の手を噛んだ犬と変わりません。

そうそう簡単に心を許すことはありませんし、心を開いてくれたと思って中途半端な覚悟で近づくと本気で噛みつくので気をつけて欲しいのです。

特に、自分の心の縄張りにぐいぐい土足で入ってくるような人には容赦ないです。

私は、嫌な気持ちになったときそれを伝えずにはおれません。
なんせ自己中なので。

嫌な気持ちになっても、噛みつかずに我慢していることがきっと皆さんいっぱいあるのでしょう。でも、私には、嫌な気持ちになることをされたときに、それを優しく笑って受け止めたり流したり、愛想笑いで返す出来る器用さがないんです。

前向きに言えば、バカが数万回付くぐらいのバカ正直。

だからこそ発達障害なんです。
それこそが私の生きづらさだと思っています。

痛みに感情的にならずそれに向き合って、最後には笑いかけてくれる人だけが私の近くに残ってくれています。
それこそ…前のペンネームで名乗っていた、テトとナウシカの関係です。
指を噛まれようが、真っ赤な目の王蟲になって暴れようが、ただそばにいてくれます。

「わかってる」「大丈夫」と言ってくれます。
そういう人は実に希少です。

嫌な気持ちになって噛みついたら大抵の人には
「噛みつくなんてひどい」って言われるんです。
そう返されるとこっちとしても傷つくんです。

それは『噛んだ方が悪いのだから』と
噛みついてきた犬を棒きれでぼこぼこに殴って無理矢理剥がすようなもの。

犬が殴られて血まみれになっても
自分が噛まれた手の痛みを訴え

犬が噛みついた理由を考えるよりも
自分の攻撃の正当性を説く。

人を噛んだ犬が殺処分される話を聞くと、私は心が痛みます。
だって犬にはきっと噛む理由があったのに、犬が噛んだからそっちが悪いって話はあまりに無情じゃありませんか。

噛みつかれるのが怖いなら、無理に近寄らなければいい。
噛みつかれた痛みを返さずにおれないなら、噛まれるような距離感にそもそも行かなければいい。

嫌われて傷つくぐらいなら、最初から好きになってもらわない方がよっぽど良いです。私の人生ずっと嫌われてばかりでしたから、好かれることが怖いのかもしれません。
たくさん、好きですって言われて有頂天になっていたのもつかの間、なんだか怖くなってこの記事を書きました。

噛みつかれても『そうか、噛まれるほど自分は相手を怒らせたのだ』と静かに受け止めてくれるような人でないと、私の近くにはいられないと思います。

その覚悟がないのなら、どうか離れたところから美味しいおやつをくれるだけの人でいて下さい。
棒きれで殴り返すような方は、出来れば近くに来ないでください。
出来れば傷つけたくないし、傷つきたくないので。

「好きです」と言ってもらえる事はとても幸せです。

恐らくですが…私を好きと言って下さる方は
「作品」だけを好きでいる方が多分無難だと思います。

だっていちいちこんなことを記事にするようなやつですから。
面倒くさいやつなんだなぁと思って頂ける方が嬉しいです。

ただ、私にもし噛みつかれても、それでも、痛みを返さずに私を好きでいてくれるなら…

私も、あなたを好きになれると思います。

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