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DMATが能登半島の高齢者施設から入所者を搬送

能登半島地震の被災地で災害派遣医療チーム「DMAT」が高齢者施設の入所者の搬送を開始した。

DMATとは

DMATとは
「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており―(以降略)

http://www.dmat.jp/dmat/dmat.html

「秀楽苑」の入所者87人を石川県外に移動

七尾市の特別養護老人ホーム「秀楽苑」では9~10日、併設するグループホームを含む入所者87人全員が、DMATや自衛隊の車両で金沢市や富山県の高齢者施設などに移動した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2c65286b11f27023caf9484774ea86388e55f7

大規模災害時に活動する目的のDMAT

災害時にはこんな派遣チームも

DPAT

DPATとは
DPATとは自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害の後、被災地域に入り、精神科医療および精神保健活動の支援を行う専門的なチームです。

https://www.dpat.jp/about.php

DPATは、

  • 精神科医師

  • 看護師

  • 業務調整員

で構成され、さらに

  • 児童精神科医

  • 薬剤師

  • 保健師

  • 精神保健福祉士や公認心理師等

を含めて適宜構成されるようです。

DHEAT

DHEATとは
被災都道府県等の本庁及び保健所に設置される健康危機管理組織の長による指揮調整機能等を補佐するものである。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000131931.pdf

DHEATは、

  • 公衆衛生医師

  • 保健師

  • 業務調整員(ロジスティクス)

で構成され、さらに

  • 薬剤師

  • 獣医師

  • 管理栄養士

  • 精神保健福祉士や臨床心理技術者等

を含めて適宜構成されるようです。

コメント、意見

写真を見ると、入所者を搬送する車両も、決して快適な空間とは言えません。もちろん、搬送しないよりはるかにいいのですが、それなりにご移動にも負担がかかってしまうことが懸念されます。一方、現地では、緊急消防援助隊らを乗せた大型バスが次々と到着しています。こうした支援者を搬送する車両を効率的にうまく活用することができないか、検討してもらいたいものです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2c65286b11f27023caf9484774ea86388e55f7

施設に入っている高齢者は施設の場所が変わるだけなので比較的容易に移動させられるのかもしれない。でもこう言った災害時には自宅介護を受けていた高齢者も施設のお世話になった方が良いと思う。介護する側の家族の負担が大きいので。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2c65286b11f27023caf9484774ea86388e55f7

記事は移動する方を中心に書かれていますがある介護施設の職員さんが発災直後にラジオで話してました。まず断水、薬や衛生用品の不足で持病や感染症の不安が大きいと。自分も自宅の様子を見に行くこともできないのに 冷静に対応されてました。 ようやくその緊張から少しは解放されたのではと思います。同じ災害の最中に本当にお疲れだったことと思います。遠くからですが感謝を述べたいです。有難うございました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2c65286b11f27023caf9484774ea86388e55f7

まとめ

コロナの時もそうでしたが、今回の能登半島地震の際も、有事にはいつも最前線で尽力してくださる医療従事者、救急隊、自衛隊等の方々には頭が下がる思いです。
私も被災地への金銭的支援や情報発信等、できることは小さいですが行っていきます。

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