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『かわいい』は続く

仕事帰り、終了近くなった『上野リチ展』へ。
カラフルなデザインも気になったけれど、
何より場所が魅力だった。
『三菱一号館美術館』
東京駅の行き帰りに車で通り過ぎるたびに、
なんて素敵な建物なんだろうと思っていたけれど
調べることもなく何年も経っていた。
何年も気になっていた場所、終了間近ときて
思い切ってWebチケットを申し込んだ。
地下鉄は乗り慣れていない。
路線図を見ただけで目眩がする。
PASMOがなかったら、切符を買うのにも苦労しそうだ。
ケータイ頼りに、有楽町駅から美術館へ。
雨のせいか列もなく、すぐに入れた。

初めて見るリチさんの作品。
野菜や果物、花がとても細やかな線で描かれているのに対して、人や動物の表情はとてもシンプルでコミカルにも見え、かわいらしくて心が和む。
布にプリントされたものは濃い色味のものが多かったけれど、スケッチは淡い色合いで描かれていた。
私が生まれる前にリチさんは亡くなっているけれど、こうして作品にふれてリチさんのかわいいものに癒されて、私もまたかわいいものを作ってみたくなったのでした。

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