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Clubhouseで「仲間を増やす」ことは可能か?〜#ハフコミ 隔週報 vol.01

 長年「写真家・ノンフィクションライター」として活動してきたが、2016年に「宇都宮徹壱ウェブマガジン編集長」、昨年には「徹壱堂店主」、そして今年から「ハーフウェイオンラインコミュニティ(ハフコミ)オーナー」という肩書きが新たに加わることとなった。

 ハフコミとは、ハーフウェイカテゴリー(ここではJFL、地域リーグ、都府県リーグと北海道ブロックリーグを指す)を盛り上げ、なおかつサッカーに関わるさまざまな人をつなげるオンラインコミュニティ。その設立主旨については、こちらの記事をお読みいただきたい(有料記事ではあるが、無料部分だけでもご理解いただける見せ方になっている)。

 ハフコミはクローズドなコミュニティであるため、外側から見るとどんな活動をしていて、会員にどんなメリットがあるのかわかりにくい(あるいは「信者ビジネス」と誤解する人もいるかもしれない)。そこでハフコミの活動を、noteを使って定期的に発信することを思い立った。とりあえずは隔週(月2回)の更新を目指すので、お付き合いいただければ幸いである。

 記念すべき第1回のテーマは、今年に入って日本でも大流行している、音声SNSのClubhouseについて。先週、私も初めてroomを立ち上げてみた。それが2月17日の21時に実施した、第1回の出張版ハフコミ「Jリーグを目指す『第4世代』とは何か?」である。

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 第1回の目的は「ハフコミを広く知っていただく」こと。そこでJリーグを目指す「第4世代」の代表格として、福山シティFCの樋口敦副代表とクリアソン新宿の井筒陸也選手にご出演いただいた(「第4世代」について知りたい方は、こちらの記事をご覧いただきたい)。

 ちなみに、福山シティFCとクリアソン新宿については、昨年上梓した『フットボール風土記』でも多くのページを割いています。まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ!『徹壱堂』でご購入いただいた方には、もれなく著者のサインが付いてくるのでお勧めです(店主モード)。

 話をハフコミに戻す。私が立ち上げたroomには、ありがたいことに100人以上のリスナーが集まってくれた(ゲストとリスナーの皆様にはあらためて感謝申し上げたい)。「集客」という意味では成功と言えるが、ハフコミを広く知っていただくことが、どれだけできたかというといささか疑問である。

 そこでさっそく、第2回の出張版ハフコミを行うこととなった。日時は2月22日21時(つまり今夜)。「SDGs目線で考える、サッカー✕ビジネス✕女性」というテーマで、おふたりの素敵な女性ゲストをお招きすることにした。

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 ジェイリースFCの竹本雅美さんは、ハフコミ会員。彼女とは、昨年の天皇杯取材で大分を訪れた時に、ちょんまげ隊長ツンさんからご紹介いただいた。ハーフウェイカテゴリーのクラブで、女性がガッツリと運営を切り盛りするケースは珍しい(私が知る限り、アルテリーヴォ和歌山の児玉佳世子GMくらいだ)。そんな彼女が、創設間もないハフコミに加わってくれたことを、とても嬉しく思う。

 その竹本さんに引き合わせたかったのが、HAM株式会社代表取締役社長の佐藤仁美さん。彼女は、私が昨年から利用している東京・西荻窪のコワーキングスペース『factoria』のオーナーである(このシェアオフィスの素晴らしさについては、いずれ稿を改めて述べることにしたい)。佐藤さんはサッカーについては門外漢だが、竹本さんと同じ大分出身で同世代の女性。異なる業界ゆえに、きっと響き合うものがあるはずと確信して、今回のroomにお招きすることにした。

 第2回の出張版ハフコミは、ちょっと欲張って3つのミッションを設定した。まず、会員である竹本さんに「満足してもらう」こと。次に、当オンラインコミュニティが、会員の「可能性を広げる場」であることをリスナーに知っていただくこと。そして、ハフコミの「仲間を増やす」ことだ。

 もっとも私自身は、Clubhouseに過剰な期待は寄せてはいない。そもそも「知見や人脈が得られる」という意味において、Clubhouseとオンラインコミュニティは思い切りバッティングしているし、前者のほうが断然ハードルは低い。Clubhouseは活用しつつも、いかにオンラインコミュニティの優位性をアピールしながら仲間を増やしていくか。当面は模索の日々が続きそうだ。

 いずれにせよ、お時間が合えば第2回の出張版ハフコミにご参加いただきたい。その上でハフコミに興味を抱いた方は、下記のサイトをご覧いただき、加入のご検討をいただければ幸いである。当オンラインコミュニティは、ハーフウェイカテゴリーを一緒に盛り上げていく、仲間を求めている。




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