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「サウナで”整う”って言ってるやつさあ…」←こいつ

就活でイライラさせられている上に、時間がなくて好きなサウナにも行くことができない。こうした状況の中で最近良く見かける「サウナ行ってるやつ」批判に対して物申し、サウナの代わりに気持ちよくならせていただこうと思う。

前提として今回は「サウナ批判」に文句を言うのではなく、「サウナって実は体に悪くてぇニチャア」に対して文句を言いたいということをご留意いただきたい。しかもただの文句と妄想に基づく決めつけってことも理解してください。まあ皆さんが大好きでしょっちゅうしてることなんで今更断ることもないか。

Twitterで見かけるサウナ批判について

よく見かけることとして「サウナって実は体に良くないのに”整う”とか言ってるやつさあ」的な話。これはTwitterでよく見かける論法が使われていることを指摘しておきたい。

これに対するシンプルなアンサーとしては
「別に体に良いと思ってやっていない」ということである。

もちろん健康に良いという情報を信じている人も存在するかもしれないが、大抵は単に気持ちがいいから、以上の理由はない。

じゃあなぜこの指摘がアホの一つ覚えみたいに繰り返されるか(そもそもTwitterなんてものはアホの一つ覚えをさも「一家言呈してやったぜ」ぶる場所なのかもしれないが)

そのテイで話すことが都合がいいからだと思う。

これによって「体に悪いことをやっている」→「アイツラってバカだなww」みたいな単純な論に落とし込めるからである。実際良識あるサウナ好きからは「ストレス解消になるんですよ」以上の言葉は出てこないが、「絶対に心臓に悪いのに気づいてないとかww」的な論に終始する。

「整う」(「ととのう」)の気持ち悪さ

サウナで汗を流し、水風呂で体を冷ましたあと外気にさらしてぼんやりとした気分を味わう動作を、近年「整う」という言葉で表されるようになったと思う。これに対しては「ただの脱水を”整う”とか言ってるのww」的な意見が付けられがちだ。これに関しては、名前が悪い。「ととのう」という字面も発音も間抜けな名前がついてしまったこともこの動作を楽しむものへの中傷につながっていると私は考えている。(実際名前の発音・字面・やってる姿すべて間抜けだし)


そもそもなぜ叩きたがるのか

最近ツイッター民がもっぱら批判の的にしているタバコと共通する部分も多いが、サウナはこれらの批判されているようなものとは少し様相が異なる。サウナは「体に悪い」以外の批判はあまりない。タバコの批判の理由としては「周りの健康にも悪い」という明確な外部性が存在することである。そこを「迷惑だ」と言われれば(分煙してたら許してやれよ器が小さいなとは思うが)納得させられる部分もある。でもサウナに関しては(一部外気浴が邪魔というアホがない頭を使ってひねり出した後付もあるけど、それは本人の問題or設備の問題のため無視)健康に悪そうだから叩く、のみである。この浅はかな論理で批判ごっこをしているのは「正しさ」以外に誇れるものがないからではないかと思う。

ーー(ここからはさらに僕の思い込みに基づく妄言なのでサウナに親を蒸し殺されたサラダチキンたちは見ないでね)ーー

通常何かを誇るときは実績であったり才能や資質であったり、そうしたものが使われる。でも、大体の人にとってはそんなものはない。持たざる者、辛いよな(持たざる者より)

そんな状況で、でも一丁前に自分を認めてほしい。よく「自己顕示欲」として表される感情に陥った結果、自分の才のなさを憎みつつ、ようやくひとつだけ探し当てる。「ぼくは『正しい』んだ…!」

その正しさが、せいぜい「サウナに行っていない」「たばこを吸っていない」程度のものしかないので、そこを誇りとして設定する。だって、それしかないから。

最後に

つまり「サウナ好き」批判者は「SNSに脳を破壊された才なき人間の末路」としてこのお話は締めたいと思う。サウナ、きもちええええええええええ❣
サウナのあとに飲むビール、ウマすぎいいいいいいいい❣
さっさと就活終えて行きたい、ということである。

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