仰々しいタイトルを付けたけど、あまり読む価値無い、というと言い過ぎですが、ただの国家権力に対する愚痴です。写真は何の関係もない、イリノイに住んでいた頃のアパートのバルコニーからの風景。これぞ「ザ」中西部のど田舎。
先週の日曜日のことだった。この写真のように天気も良く、妻と共にお気に入りのパンを買いに近所の自然に優しショップへとminiで向かった。途中ジムに寄ったこともあり、いつものルートとは違う道を使って行くことにした。miniは小さい車ではあるが、ゴチャゴチャ細い道路をチョロチョロ走るのは個人的にあまり好きではない。というわけで通称「イチコク」国道1号線を走ってそのお店へと向かった。
そのお店は1号線から一本入った場所にある。
自粛の影響だろうか、普段は混んでいる交差点もスイスイ。そして普段なら間違いなくその先の交差点を使うけれど、今日は対向車も歩行者もいないので、その手前の店に近い道路へと安全を確認し右折。さぁ車を停めてパンを買おう。
ん?
警察官がいる。
事故等、何かあったのだろうか。こんな天気の良い日曜日に。
否、その警察官は私に用があるようだ。
車を停め、話を聞くとその私が右折した場所、どうやら右折禁止だったようだ。標識を完全に見落としていた。初めて使ったルートだったので、完全に見落としていた。というかその標識がどこにあったのかさえも分からない。今後は気をつけねばならない。
以前、アメリカでも標識を見落としてスピード違反で捕まったことがあるが、その時は「履歴には残るけど、今日はこのまま行って良し。次に捕まったら罰金だから気をつけてね」と寛容に対応してもらった。もちろんその後の運転はより一層気をつけたのは言うまでもない。
そして今回もやはり私が悪いのは事実だけど、軽微な違反。それを知ったことで今後、もちろんそこを右折することはないだろう。その時点で十分この取締りの目的は果たしたように思う。しかし注意で済むかと思いきや、普通に切符切られた。ゴールド免許、これで失効。5年先までさようなら。
んー、いやね、当然支払いますよ。私が悪いんだから。その切符、あまりに見たく無いので次の日にすぐに払いましたよ。
でもさ、その取締りの仕方ってどうなのかなぁ、と思う。私の他にも数台の車が捕まっており、同じように切符を切られていた。数人いた警察官たちはその違反をピンポイントで捕まえるためだけにそこで張っていたのだ。しかし実際に通勤で車を使っていると、捕まえるべき運転者は毎日のように見る。実際に彼ら、彼女らは捕まっているのだろうか。全く減らないところを見ると、どう考えても本当に捕まえるべき、その危険な運転をしている人たちを捕まえているとは思えない。
そうやって一箇所で特定の違反をする人を待ち構えて取締りを行うのは、本来の取締りの意義を見失っているように感じる(飲酒検問はまた別の話)。嘘か真か、月末は警察が点数&罰金稼ぎをすると聞く。今回私はその罰金稼ぎに寄与してしまったのは間違いない。
私が悪いのは分かっているが、捕まえるべきドライバーを放置し、そのような形で取締りを行うのは非常に腹立たしい。しかもこのような時期に。
という愚痴。
この記事、実は少し前に書いたのだけど、あまりにしょうもないのでアップせずにいた。実は今日も、もしかしたらパンが残っているかも!とそのショップへと行くも、残念。少し遅すぎて、既にClosed。
ただある意味そこに行く人しかほとんど使わないであろうその道路だけれど、もうショップが閉まっているのにもかかわらず、同じ場所に警察官が居た。
もちろん誰も捕まっていなかった。当たり前だね。誰も通らないんだから。
そうやって待機しているのを見て言っちゃダメなことを、顎の下まで出てたけど、言わずに我慢した。ってウソ。小さな声で言っちゃった。もちろん捕まるのは嫌なので、聞こえない声で。
ここでは言っちゃダメなので、言わないよ。妻にも言っちゃダメって言われたし。
というしょーもないお話。
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