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叶えやすい目標設定、遠ざかる目標設定

それはいつまでに?
どうやってやるの?

そうやって問いただされた経験はないだろうか?
そしてその目標は叶えられただろうか?

ふと、過去を振り返ったとき、上手くいったことは必ずしも自分の努力の成果だけが、その要因ではないと思う。

うん、確かに、運があった。
思いもしなかった人に助けて貰ったなあ。
何だかタイミングが良かったんだよね。

そんなことは無かっただろうか?

実はそれがすごく大切だと思う。

努力を重ねることは大切だけど、それに加えてさらに大切なのが、自分以外の力を上手く活かすこと。

そのためには次の3つに気を付ける必要があると、思っている。

(1)誰かが喜ぶための目標設定
自分の欲望だけを叶えようとするのではなく、誰かが喜んでくれるから、自分も嬉しい。誰かの役に立つから、自分も喜べる。そういう目標設定がいいと思う。
喜んでくれる誰かの想いが強かったり、大勢いたりすると、叶いやすくなると思う。

(2)手段や期限を決めない
目標設定したら、あまり実現までの細部にこだわらない。きっちりと計画してその通りに叶えようとする、その努力を否定するつもりはない。
しかし、何年もかかるような大きな目標設定に対して、詳細を決めて縛るのは避けるべきだと思っている。
初志貫徹できる人は少ないし、見えない力に手伝ってもらうときに、計画と違うこともあるからだ。
自分の計画よりも早く叶えられるチャンスを、知らず知らず逃すことにもなる。任せてみるのも悪くない。

(3)今起きていること全て受け入れて感謝する
大きな変化が起きるときには、現状を壊すことも必要になる。そのために試練が与えられたり、関係なさそうな方向に進むこともある。
でも、何一つ無駄な経験はない。必要なときに必要なことが起きている。そう信じて、目の前の問題に夢中で対処し、感謝する。腹が立つことがあっても、ありがたいなって思うこと。
それがきっと、目標を叶えるための最短だったりする。

大切なのは、大きな夢になるほど、自分一人では叶えにくいと気付き、背中を押ししてくれる大きな力を信じ受け入れ、感謝すること。生かされていると考えて感謝すること。

これまでに、きっちりと計画をたてなさいと言われてきたけれど、どうも違うような気がしている。

間違った方向に進んでると、不安を感じるよりも、面白そうだなって考えて進んでみる方がいいんじゃないかな。これは、自分には合わないって思ったら、合わないということを知ったと考えて、緩やかに向きを変えようと思えばいい。素直な気持ちで、自分の境遇を受け入れたとき、あれよあれよと、環境が変わり始める。

大きな力に身を委ね、次に進めばいいと思う。大きな挫折にこそ、新たな道へ進むショートカットが現れるチャンスだと思う。

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