MTG質問箱まとめ 2023/02/06-02/12

どうも。寒さにふるえつつありますMTG質問箱(https://twitter.com/testing_box)および 多人数箱testing_multibox( https://twitter.com/testing_box_m )の中の人の1人です。ツイッターでの回答では書けなかった解説を中心に、過去ログのまとめとして機能していければなあと思います。ふと暖かい日がおとずれた時のような気分になってもらえれば。

 記事を記載するにあたり、実際にツイッター上で受けた質問文をそのまま流用しているとは限りません。文法上の違いや表現、挙げられた条件に対してわかりやすいようにカード名としての具体化を行っている場合があります。ご了承下さい。


質問:《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしている時に《激しい叱責》を出すと、これが戦場に出る際に私は何枚のカードを引けますか?

回答:《激しい叱責》が戦場に出た時点で、《機械の母、エリシュ・ノーン》の能力は失われています。つまり追加で《激しい叱責》の能力が誘発することはありません。

質問:では対戦相手が《激しい叱責》を出すと、対戦相手はカードを引きますか?

回答:はい。《激しい叱責》が戦場に出た時点で、《機械の母、エリシュ・ノーン》の能力は失われています。つまり対戦相手の《激しい叱責》の能力が誘発します。


質問:《族樹の精霊、アナフェンザ》をコントロールしています。この状態で私が《黒き剣のギデオン》を唱えて戦場に出すと、鼓舞能力は誘発しますか?

回答:はい。今があなたのターンであるならば、それはクリーチャーなので《族樹の精霊、アナフェンザ》の能力が誘発します。


質問:私は《精霊界との接触》を戦場に出しました。戦場には《マイコシンスの格子》があり、《精霊界との接触》はアーティファクトでもあります。これの誘発型能力を自分自身を対象にした場合、この《精霊界との接触》は戦場に戻りますか?

回答:はい。戦場からいなくなるまで追放するので、戦場からなくなった時点で追放する効果は終了します。つまり追放されるとともに効果が終了し、《精霊界との接触》は戦場に戻ります。

追記:このような繰り返しが起こりにくくなるように、このような一時的な追放効果を持つ能力はほとんどが対戦相手のコントロールするパーマネントを対象にするなど、自分自身を対象にしづらくされています。


質問:《止められぬ巨大戦車、グラーツ》の後で《待ち伏せ司令官》が戦場に出た場合、《森》の基本のパワーとタフネスは1/1ですか?

回答:はい。継続的効果第7b種のタイムスタンプ順により、5/3になった後で1/1になります。


質問:《魔女王、ターシャ》《ディスプレイサーの子猫》《鎖のヴェール》をコントロールしています。《鎖のヴェール》を起動した後、《魔女王、ターシャ》の[+1]能力で墓地の《稲妻》を追放しました。その後に[-3]能力でその《稲妻》を唱えました。これにより《ディスプレイサーの子猫》が誘発したので、《魔女王、ターシャ》を対象にして一度追放した後で戦場に戻しました。これで戦場に戻ってきた《魔女王、ターシャ》は、あと何回忠誠度能力を起動できますか?

回答:2回です。《鎖のヴェール》は特性ではなくゲームのルールを変更する類の効果です。従って《鎖のヴェール》の能力の解決後に出てきたプレインズウォーカーについても、2回目の忠誠度能力を起動することができます。



質問:《機械の母、エリシュ・ノーン》と《創造の座、オムナス》をコントロールしています。私のターンに土地を1枚プレイしました。《創造の座、オムナス》の上陸能力はどのようになりますか?

回答:《創造の座、オムナス》の上陸能力が2回誘発します。1回目の解決時にあなたは4点のライフを得ます。2回目の解決時に、指定されている4点のマナが加えられます。

追記:このターン「1回目に誘発した~」ではなく、誘発した能力の解決が何回目なのかを参照します。言い方を変えると、何回誘発しても4回目以降の解決では何も起きません。



質問:《機械の母、エリシュ・ノーン》と《発現する浅瀬》をコントロールしています。私は《炎族の先触れ》を唱えて戦場に出しました。この際、能力の解決順はどうなりますか?

回答:以下の4つの能力が同時にスタックに積まれます。

1)《発現する浅瀬》の誘発型能力/
2)《発現する浅瀬》の誘発型能力/
3)《炎族の先触れ》の誘発型能力/
4)《炎族の先触れ》の誘発型能力

あなたはこれら4つの誘発型能力を好きな順番でスタックに積みます。より後に積まれたものが先に解決されるでしょう。


質問:《血の取引者、ヴィリス》と《血に染まった祭壇》をコントロールしています。《血に染まった祭壇》の起動型能力のを起動し、《血の取引者、ヴィリス》を生け贄にしました。 この際に私はライフも支払っていますが、《血の取引者、ヴィリス》の能力は誘発しますか?

回答:はい。ただし、起動型能力のコストを支払う際にライフを支払ってから《血の取引者、ヴィリス》を生け贄にささげる必要があります。

追記:コストは好きな順番で支払えます。つまり先に生け贄に捧げてしまうと、ライフを支払う時点で《血の取引者、ヴィリス》が戦場にないので能力は誘発しません。回答はこれとは逆の順番で行うことを示唆しています。



質問:対戦中だったゲームが終わりました。サイドボーディングのために片付けている最中に、手を止めて墓地や追放領域等の、ゲーム中は公開情報だったカードを見せてもらうように要求することは可能でしょうか?

回答:要求することはできますが対戦相手が応じるとは限りません。それらの公開情報は提示されていたもので、あなたはそれらを見る機会をすでに与えられていたはずです。

追記:ゲームの終了時に、ルール的には「裏向きでプレイされていたものが正当にプレイできるものであったか」を確認させる必要がありますが、ゲーム中に公開領域にあったものは全員に公開されているので、改めてそれを見たいと思っても応じてくれるとは限りません。



質問:パワー/タフネス・ステッカーが貼られたクリーチャーAとそれとは別のクリーチャーB、そして《共同魂の刃》があります。 《共同魂の刃》をAに装備して、誘発した能力でAをBのコピーとしました。 この時、Aのパワー/タフネスはステッカーに記載されたものになりますか?

回答:はい。AはBのコピーになった(第1種)後に、P/Tがステッカーの値になり(第7b種)ます。

追記:P/Tステッカーによる変更は第7b種になります。カードに印刷された値を変更するわけではありません。



質問:《呪文滑り》と《野生の抵抗》をコントロールしています。私は《タミヨウの保管》を《呪文滑り》を対象に唱えました。これの解決前に、《呪文滑り》の能力を《タミヨウの保管》を対象に1回起動しました。起動型能力の解決時に《タミヨウの保管》の対象を《呪文滑り》自身に変更した場合、一連の行動で《野生の抵抗》は何回誘発しますか?

回答:最初に《タミヨウの保管》の対象になったので、《野生の抵抗》が1回誘発します。その後、《呪文滑り》の能力を解決しても、すでに対象になっていて変更されていないので《野生の抵抗》は誘発しません。つまり一連の行動では1回のみ誘発します。

追記:対象になっていない状態から、対象になった状態になって初めて、「対象になったとき~」という能力が誘発します。質問の状況で《呪文滑り》の能力を起動しても、「対象になっていない状態から、対象になった状態」にはなっていません。



質問:《秋の占い師》《獣に囁く者》《シルバーバックの古老》をコントロールしています。 ライブラリーの上からクリーチャー呪文を唱えたとき、新たなライブラリートップを見てから《獣に囁く者》と《シルバーバックの古老》のどちらの能力を先にスタックに積むかを決めることができますか?

回答:はい。可能です。「いつでも」とは文字通りで、特に優先権などを考慮せずにいつでも一番上を見れます。



質問:《マイコシンスの庭》が対戦相手の唱えた《石の雨/Stone Rain》の対象になりました。これに対応して《マイコシンスの庭》の能力を起動し、別のアーティファクトのコピーになりました。《石の雨》は対象不適正になりますか?

回答:どんなアーティファクトのコピーになったかに依ります。解決時にそれが土地(かつアーティファクト)であるなら、《石の雨》の対象としては適正でしょう。

追記:通常は土地・アーティファクトのコピーにはしないと思いますので、対象不適正になるでしょう。



質問:対戦相手が《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしています。私が《搭載歩行機械》をX=1で唱えると、どうなりますか?

回答:「戦場に出るに際し~」といった効果は誘発型能力ではありません。それらは置換効果です。つまり対戦相手の《機械の母、エリシュ・ノーン》とは無関係です。《搭載歩行機械》は1個のカウンターが置かれた状態で戦場に出るでしょう。



質問:私が《虚空の力線》をコントロールしている状態で《残虐の執政官》の能力が誘発しました。能力の解決時に、対戦相手は《万物の姿、オルヴァール》を捨てました。この《万物の姿、オルヴァール》の能力は誘発しますか?

回答:はい。最終的に置かれる領域は墓地でなく追放領域ですが、「捨てた」ことには変わりないので、《万物の姿、オルヴァール》の能力が誘発します。



質問:《止められぬ巨大戦車、グラーツ》がいる時に、《恐怖のドールハウス》でクリーチャーのコピートークンを出した場合のトークンの状態は、  クリーチャー・アーティファクトー元のタイプ・構築物・巨大戦車  速攻  構築物の数だけ+1/+1  5/3 でしょうか?

回答:はい。もとのクリーチャーの特性に加えてそのようになります。

追記:元々はクリーチャーのコピーであることに注意してください。その後、継続的効果第7b種によって基本のP/Tが5/3になります。

質問:追放したクリーチャー・カードが《傲慢なジン》であった場合、トークンのP/Tはいくつになりますか?

回答:同様に5/3です。

追記:この場合、コピー効果を考慮する時点で、P/Tの値を設定する特性定義能力がコピーされません。つまり0/0でパワーの値を設定する能力を持たないことになります。


質問:《敬慕される腐敗僧》をコントロールしています。《ムラーサの胎動》を唱えた場合、《敬慕される腐敗僧》は誘発しますか?

回答:いいえ。特に領域を指定されずに「クリーチャー」と書かれている場合、それは戦場にあるクリーチャーのことを指します。従って墓地のクリーチャー・カードを対象にしても誘発しません。



質問:《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしていて《あまたの舞い》を唱えました。対象として《機械の母、エリシュ・ノーン》を繰り返し選んでたくさんの《機械の母、エリシュ・ノーン》を作ることはできますか?

回答:いいえ。《あまたの舞い》の能力は2回誘発しますが、それだけです。すでに誘発した能力に関しては、《機械の母、エリシュ。ノーン》は何もしません。



質問:自分が《アボレスの落とし子》をコントロールしています。対戦相手が《金粉のドレイク》を戦場に出し、誘発型能力の対象を《アボレスの落とし子》にしました。その後《アボレスの落とし子》の能力が誘発し、コピーした《金粉のドレイク》の誘発型能力の対象を《金粉のドレイク》にしました。対戦相手が《アボレスの落とし子》の護法能力のマナを支払うとして、最終的に2体のクリーチャーはどのプレイヤーのコントロール下に置かれますか?

回答:あなたは《金粉のドレイク》、相手が《アボレスの落とし子》をコントロールする状態になります。コントロールが交換された後、本来の《金粉のドレイク》の能力を解決しますが、もう対象は対戦相手のコントロールしているクリーチャーではないので、交換は起こりません。交換は起こらなかったので《金粉のドレイク》は生け贄に捧げられますが、もう相手は《金粉のドレイク》をコントロールしていないので生け贄に捧げることはできません。結局、この誘発型能力の解決では何も起こらずに終わります。



質問:すでに呪文を追放している《呪文捕らえ》をブリンクした際、どのような処理になりますか?

回答:《呪文捕らえ》の2つの能力が同時にスタックに積まれます。この時点で対象を選ばないといけないので、まだ追放領域にあるカードを指定することはできません。



質問:対戦相手が《無慈悲/No Mercy》をコントロールしています。私がプロテクション(黒)を持つ《白騎士》で攻撃して対戦相手にダメージを与えた場合、《白騎士》はどうなりますか?

回答:プロテクションは「対象にならない」「ダメージを軽減する」などの効果を持ちますが、《無慈悲》は対象を取らずダメージも与えません。従ってプロテクション(黒)を持っているクリーチャーであっても破壊されます。

追記:プロテクション(性質)は

・(性質)の呪文や能力の対象にならない
・(性質)からのダメージを全て軽減する
・(性質)であるオーラや装備品をつけられない
・(性質)であるクリーチャーにブロックされない

という効果を内包します。《無慈悲/No Mercy》はこれらのどれにもあたりません。



質問:私が《死に微笑むもの、アリーシャ》で攻撃しました。墓地には《混沌の学部長、プラーグ》があります。《死に微笑むもの、アリーシャ》の能力で、これの第2面である《秩序の学部長、オーガスタ》の側で戦場に戻すことは可能ですか?

回答:いいえ。そのカードをプレイするわけではないので、第1面の状態で戦場に出ます。

追記:墓地にある両面カードは第1面の特性しか持ちません。従って《死に微笑むもの、アリーシャ》では件のカードを対象に取れません。また、《混沌の学部長、プラーグ》/《秩序の学部長、オーガスタ》のカード自体をプレイするわけではないので、誘発型能力の対象として第2面の側を選択することもできません。



質問:《変わり谷》の能力を起動してクリーチャーにしました。このとき、私の《サリアの副官》の能力は誘発しますか?

回答:いいえ。その《変わり谷》が新たに戦場に出たわけではないので、《サリアの副官》の能力は誘発しません。



質問:《火刃の突撃者》が死亡したときの能力を、《パンハモニコン》で倍にすることはできますか?

回答:いいえ。《火刃の突撃者》の能力は、「アーティファクトやクリーチャーが戦場に出たこと」では誘発していません。従って《パンハモニコン》の条件を満たしません。



質問:《空想小僧、ピール》をコントロールしているときに、プレインズウォーカーを唱えて戦場に出すと、それは忠誠カウンターが1個増えた状態で戦場に出ますか?

回答:はい。そうなります。

質問:では、プレインズウォーカーの[+1]能力など、忠誠カウンターを増やして起動する能力を起動した際には、《空想小僧、ピール》の能力は適用されますか?

回答:はい。適用されます。

追記:特に効果でカウンターを増やす場合とも書かれていないので、コストでカウンターを増やすことでも適用されます。



質問:認定イベントにてデッキリストを記入する際や、ゲーム中にカード名を指定する場合において、カードとしては存在するが印刷物としては存在しない日本語名(例えばMTGアリーナにおけるTropical Island/熱帯の島 など)は使用できますか?

回答:それらのカード名はゲーム上やWeb上で与えられた訳の表現なので、デッキリストに記載したりゲーム内で宣言したりしても他人に正確に伝わらない可能性があります。最終的な判断はヘッドジャッジに委ねられるでしょう。そしてそのようなカードを記載する際にはなるべく英語名をお書きください。

追記:他人にも理解できうるカード名の表現をしていただくよう、お願いいたします。



質問:《劇的な終焉》と《テイサ・カルロフ》をコントロールしている状態でトークンでないクリーチャーが死亡した場合《劇的な終焉》のトークン生成能力は何回誘発しますか?

回答:1回のみ誘発するとあるので、1回誘発します。



質問:《ヴラスカの堕落》は、対戦相手がクリーチャーをコントロールしていなくても唱えることができますか? またその際にも、対戦相手に毒カウンターを与える事は可能でしょうか?

回答:はい。対戦相手がクリーチャーをコントロールしていなくても唱えることができますし、解決時にはプレイヤーに毒カウンターを与えます。



質問:能力を起動してクリーチャーになっている《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》をコントロールしています。《共同魂の刃》を出して、それの能力で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》をコピーすると、そのコピーに置かれている忠誠カウンターはいくつでしょうか。

回答:初期忠誠度(右下に書かれている数)はコピー可能ですが、上に置かれている忠誠カウンターはコピー可能ではありません。従って忠誠カウンターを持たないパーマネントがプレインズウォーカー(PW)のコピーになると、それは忠誠カウンターを持たないPWになるので墓地に置かれます。


質問:《敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer》でプレイヤーに戦闘ダメージを与え、誘発型効果の解決で相手のトップから《激情》を追放した場合、これを想起コストで唱える事は可能でしょうか?

回答: はい。可能です。


質問:対戦相手が唱えた《エスパーの歩哨》がまだスタックに乗っている状態でこちらが非クリーチャー呪文を唱え、その後に《エスパーの歩哨》が解決されました。このターン中《エスパーの歩哨》の能力が誘発するタイミングはありますか?

回答:このターンに、あなたはすでに最初のクリーチャーでない呪文を唱えています。つまり次以降にクリーチャーでない呪文を唱えても、《エスパーの歩哨》の条件を満たしません。



質問:《血流の学部長、ヴァレンティン》の「if a nontoken creature~」の能力は再起誘発型能力でしょうか。

回答:単なる常在型能力+誘発型能力です。死亡した際に追放されるのはとくにスタックに置かれずに行われますが、その後に関してはスタックに積まれて解決を待ちます。


質問:《永岩城の修繕》のII章能力の解決時に、《次元の撹乱》を戦場に戻そうとしています。対戦相手の《沈黙を破る者、スラーン》に《次元の撹乱》につけることはできますか?

回答:この場合、オーラである《次元の撹乱》は対象を取らずにつけられる先を選んで戦場に出ます。つまり《沈黙を破る者、スラーン》につけることも可能です。



質問:《セラの模範》の能力により墓地から《マイコシンスの庭》をプレイし、《ライオンの瞳のダイアモンド》のコピーになったあと、能力を起動して生贄に捧げ墓地へ送られました。《セラの模範》由来の能力は誘発しますか?

回答:はい。誘発します。


質問:《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》と《耐え忍ぶカー、ケンバ》が戦場にいる状態で《竜翼の滑空者》を戦場に出した時に《竜翼の滑空者》のミラディンのために!の効果で出てくるトークンを猫トークンに変換した場合、《竜翼の滑空者》の挙動としては一旦装備から外れてまた猫・トークンに装備されるということであっていますか?

回答:ミラディンのために!を解決中に猫・トークンが出て、それに《竜翼の滑空者》がつけられます。その後、《耐え忍ぶカー、ケンバ》の能力がスタックに積まれます。この時点で対象を選びますが、それを今出た《竜翼の滑空者》にすると、もうすでに装備されているので何も起きません。


質問:《マイコシンスの庭》を対象に《耐え抜くもの、母聖樹》の魂力を起動されました。それにスタックして《マイコシンスの庭》の効果を使用し場に出ているアーティファクトにした場合、破壊されますか?

回答:はい。魂力能力の対象は解決時でも適正なのでそのまま解決されます。


質問:《慈悲なきもの、ナヒリ》の2番目の能力を手札がない時に使用した場合、手札を捨てることはできませんが、「その後〜」となっているのでカードを引くことは可能ですか?

回答:捨てるカードがなければ、捨てる時点では何も起きず、その後にカードを引くことになります。


質問:《栄光のドミヌス、モンドラク》をコントロールしている状態で、《恐怖のドールハウス》や《王神の贈り物》でトークンを生成した場合、トークンは2体とも速攻を得ますか?

回答:はい。それらは速攻を得ます。


質問:《ギトラグの怪物》の誘発型能力は「土地・カードが墓地に置かれるたび」という条件ですが、《森林の目覚め》により出たドライアド・森のトークンが死亡した場合、トークンはカードではないため能力は誘発しないのでしょうか?

回答:はい。その通りです。トークンはカードではないので《ギトラグの怪物》の能力は誘発しません。


質問:《スクレルヴの巣》をコントロールし、どの対戦相手も毒カウンターを持たない状態で、毒性3を持つクリーチャー1体で攻撃し、その攻撃がプレイヤーへダメージを与えました。その際、《スクレルヴの巣》の堕落により(絆魂を得て)ライフを得ることはできますか?

回答:いいえ。そのクリーチャーのパワーを4として回答します。戦闘ダメージは4点与えられ、ダメージの結果として「4点のライフを失う、毒カウンターを3個得る」となります。(CR120.3)つまりダメージの結果が起こった後でないとそのクリーチャーは絆魂を得ません。


質問:油カウンターが1個乗っている《精神接合器》をコントロールしています。私が《悪意の熟達》を{1}{B}で唱える場合、そのコストは少なくなりますか?

回答:はい。その場合、唱えるための総コストは{B}になります。


質問:《ファイアソングとサンスピーカー》をコントロールしています。《稲妻のらせん》を唱えて解決した場合、《ファイアソングとサンスピーカー》の「ライフを得るたび〜」という能力は、何回誘発するのでしょうか?

回答:2回です。絆魂によってダメージを与えるとともにライフを得たのでそれによって1回誘発し、その後3点のライフを得たので更に1回誘発します。


質問:《機械の母、エリシュ・ノーン》がいるとき《スカイクレイブの亡霊》を出しました。パーマネントを2枚追放出来ると思うのですが、その後、《スカイクレイブの亡霊》が戦場から離れたとき相手は何体のトークンを生成しますか? 1体の場合どちらのマナ総量を参照したトークンがでますか?

回答:その場合、出てくるトークンは1体です。そしてP/Tは追放されているカード群のマナ総量を足した値になります。


質問:《太陽の栄光、オターリ》の最後の能力でレベルを1体タップするコストは、《静寂の捕縛》をタップすることでも支払えますか?

回答:はい。可能です。



質問:《エメリアの呼び声》が対戦相手の《精鋭呪文縛り》によって追放されました。第2面である《砕け散ったスカイクレイブ、エメリア》でプレイする場合、追加のマナは支払いますか?

回答:いいえ。唱える際に{2}多く支払うことになりますが、土地のプレイは「唱える」ことにはあたりません。


質問:レガシー等のエターナルフォーマットにおいて、対戦相手との合意がある場合墓地のカードを無作為に選ぶ効果でサイコロ等を使わずに墓地のカードをシャッフルすることによってランダム性を確保することは可能ですか?

回答:なんらかの方法で墓地のカードを後で戻せるなら、一時的に無作為化の助けとして切り直しても良いでしょう。処理の後はきちんと元の順番に戻すようお願いいたします。


質問:《炎の中の過去》で墓地に存在する《砕骨の巨人》を出来事で唱えることは可能でしょうか。

回答:いいえ。墓地にある《砕骨の巨人》はインスタント・カードではなくクリーチャー・カードなので、《炎の中の過去》の影響を受けません。従って墓地から出来事側で唱えることもできません。


質問:対戦相手は《墓掘りの檻》と《虚空の力線》をコントロールしています。私は《地下牢の管理人、グレンゾ》の能力を起動しました。効果で墓地に送られたカードが《地下牢の管理人、グレンゾ》のパワー以下のパワーを持つクリーチャーであった場合、このクリーチャーは戦場に出ますか?

回答:はい。それは墓地でなく代わりに追放領域に置かれ、その後に《地下牢の管理人、グレンゾ》をパワーの値を比較し、条件が合うなら追放領域から戦場に出ます。


質問:《気紛れな呪文踊り》が油カウンターを4つと二段攻撃を持っている状態で攻撃し、相手プレイヤーにダメージを2回与えたとき、それぞれの戦闘ダメージ発生時にカウンターを2個ずつ取り除くことはできますか?

回答:はい。可能です。それぞれの誘発型能力の解決中に油カウンターを取り除くことになります。


質問:《ウラブラスクの溶鉱炉》で生成したトークンを《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》の効果で犬や猫に置き換えた場合、トークンは終了ステップ開始時に生贄に捧げる必要がありますでしょうか。

回答:はい。生成されるトークンが変わるだけなので、それらが終了ステップ開始時に追放されることは変わりません。


質問:自分が《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしており、《鏡割りの寓話》を出しました。1章の章能力は2回誘発しますか?

回答:いいえ。英雄譚が戦場に出たことでは誘発していません。伝承カウンターが置かれたことにより章能力が誘発します。従って《機械の母・エリシュ・ノーン》は無関係です。つまり1回のみ誘発します。

質問:相手が《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしており、自分が《鏡割りの寓話》を出しました。1章の章能力は誘発しますか?

回答:同様に、《機械の母・エリシュ・ノーン》は無関係です。1回誘発します。



質問:《オルゾフの魔鍵》を起動し、クリーチャーになりました。この後、《激しい叱責》を唱えて着地させた場合、《オルゾフの魔鍵》のP/Tおよび、ターン終了時までクリーチャーである能力はどう作用するでしょうか?

回答:すでに解決された能力が及ぼす効果には影響します。《激しい叱責》は今持っている能力が失われるだけです。従って絆魂を持たない1/4のクリーチャーでターン終了後にもとに戻ります。



質問:私は《崇拝》とクリーチャーを1体コントロールしています。 対戦相手に《巨像の槌》を装備した《墨蛾の生息地》で攻撃され、ブロックはしませんでした。私のライフが11以下の場合、どのような処理になるのでしょうか?

回答:戦闘ダメージが11点与えられ、ダメージの結果として11個の毒カウンターが与えられることになります。これはライフを1未満にしないので、《崇拝》は何もしません。


質問:《共同魂の刃》がクリーチャーについた状態で、それを装備しているクリーチャーを対象にして装備能力を起動しました。解決したとき、コピー能力が誘発して新たに他のクリーチャーをコピーし直すことはできますか?

回答:いいえ。その場合装備能力が何もしないので新たにつけられたことにもなりません。(CR701.3b)


質問:《Demonic Consultation》等のカード名を指定するカードで、計略カードや策略カード、からくり等のメインボードに入らないカード名を指定することは出来ますか?

回答:はい。可能です。


質問:《止められぬ巨大戦車、グラーツ》をコントロールしているときに《王冠泥棒、オーコ》の-1能力で3/3になった場合、自分の他のクリーチャーは5/3のままで巨大戦車のクリーチャータイプは失いますか?

回答:《王冠泥棒、オーコ》の対象になったのが《止められぬ巨大戦車、グラーツ》として回答します。その場合、能力を失う効果が適用されるよりも前に《止められぬ巨大戦車、グラーツ》の効果が適用されます。つまり他のクリーチャーは5/3で巨大戦車でもあります。


質問:《ゴブリンの溶接工》の起動型能力を自分の戦場にある《倦怠の宝珠》と自分の墓地にある《ケイオス・ディファイラー》を対象に起動しました。能力の解決後、《ケイオス・ディファイラー》の戦場に出た時の誘発型能力は誘発しますか。

回答:はい。それらは同時に領域を移動します。つまり、誘発します。《ケイオス・ディファイラー》が戦場にあって《倦怠の宝珠》は戦場にない状態なので、《ケイオス・ディファイラー》の能力が誘発します。



先週のまとめはここまでです。


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