MTG質問箱まとめ 2023/01/30-02/05

MTG質問箱(https://twitter.com/testing_box)および 多人数箱testing_multibox( https://twitter.com/testing_box_m )の中の人の1人です。ツイッターでの回答では書けなかった解説を中心に、過去ログのまとめとして機能していければなあと思います。とりあえずは毎週火曜日掲載を習慣づけていければ。

 記事を記載するにあたり、実際にツイッター上で受けた質問文をそのまま流用しているとは限りません。文法上の違いや表現、挙げられた条件に対してわかりやすいようにカード名としての具体化を行っている場合があります。ご了承下さい。


質問:
自分の場に《噂の蒐集家/Rumor Gatherer》が存在し、団結の2回目の能力が誘発しました。その2回目の解決前に自分の場にクリーチャーが3体戦場に出た場合どの様な処理になりますか?

回答:
《噂の蒐集家》の能力が新たに3回誘発します。先にそれらの能力が解決され、それらの解決時の1つ目で、それは「このターンに解決された2回目」なのでカード1枚を引きます。以後は解決が3回目以降なので占術1を繰り返すだけです。

追記:
スタックに積まれた回数ではなく、解決された回数に応じて効果が変わります。


質問:
1)《サヒーリの芸術》のモードを2つ選択して1体の《銀のマイア》を対象に唱えた場合《ヴェズーヴァの複製術》の効果は誘発しますか?
2)《サヒーリの芸術》のモードを2つ選択して《金のマイア》と《銀のマイア》を対象に唱えた場合《ヴェズーヴァの複製術》の効果は誘発しますか?

回答:
1)それは「1つだけを対象としている」条件を満たすので誘発します。
2)いいえ。「アーティファクトやクリーチャーのうちあなたがコントロールしている1つだけを対象と」していません。それは2つの対象をとっています。従って《ヴェズーヴァの複製術》は誘発しません。

追記:
「対象/target」を最終的にいくつ取っているかが鍵です。1)の場合の《サヒーリの芸術》は《銀のマイア》を2回選んでいますが、最終的に対象としては1つしか取っていません。


質問:
《夢まみれ/Drown in Dreams》の2つのモードで同じプレイヤーを対象に取った場合、自分の《暁冠の日向》の能力で減少するコストはいくつですか?

回答:
その呪文の対象は1つなので、{1}減ります。

追記:
これも「対象/target」を最終的にいくつ取っているかが鍵です。


質問:
《瀝青破/Bituminous Blast》を唱えた際の誘発型能力で追放された《久遠への消失》は、1体のクリーチャーを対象にして唱えられますか? また、唱えられる場合、{3}を支払う必要がありますか?

回答:
《久遠への消失》のマナ総量は3なので、5以下であり、唱えることが可能です。また、これをクリーチャーを対象にして唱えるためには、追加で{3}を支払う必要があります。

追記:
支払うためのコストが変更されたとしても、マナ総量は変わりません。


質問:
《群れの希望、アーリン》の [+1] 能力の後半にある「~あなたがコントロールしている各クリーチャーは、それぞれ追加で+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。」という能力は、トークン等、唱えられずに戦場に出たクリーチャーにも有効でしょうか?

回答:
はい。この効果は前半に記載されている瞬速で唱えても良いとされたクリーチャー呪文のみに限りません。


質問:
NAPが《概念泥棒/Notion Thief》をコントロールしています。APのドローステップ中に、NAPが《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》を起動しました。どのような処理になりますか?

回答:
まず全員が1枚引きます。が、《概念泥棒》によりAPのドローは置き換わるので、「APがカードを引く。NAPがカードを引く」が「NAPがカードを引く、NAPがカードを引く」になります。その後、APが捨てるカードを(NAPに見えないように)選び、NAPも同じことをします。両者が捨てるカードを選んだなら、それらが同時に捨てられます。以上です。

追記:
同時に何かを行う場合、APNAP順に従います。非公開領域が絡む場合、より後で選択を行うプレイヤーは、先に選択を行ったプレイヤーのカードの表を見ることができません。詳しくはCR101.4を参照してください。


質問:
《見捨てられた碑/Forsaken Monument》をコントロールしている状態でパワーストーン・トークンをタップして無色マナを加えました。この時に《見捨てられた碑》の能力で追加されたマナはパワーストーン・トークン由来の「このマナはアーティファクトでない呪文を唱えるためには支払えない」の制限を受けますか?

回答:
いいえ。追加で加えられたマナはパワーストーン・トークンからではなく、《見捨てられた碑》によって加えられており、マナの使用制限はありません。


質問:
対戦相手のコントロールする《機械の母、エリシュ・ノーン》を対象に、私は《ケンリスの変身》を唱えてそれにつけました。戦場に出たときのカードを引く能力は誘発するでしょうか?

回答:
はい。《ケンリスの変身》がつけられているので《機械の母、エリシュ・ノーン》の能力は失われています。従って《ケンリスの変身》の能力が誘発します。

追記:
仮に誘発しないとすると、《ケンリスの変身》が戦場にあって《機械の母、エリシュ・ノーン》につけられていない、という状況がありうることになりますが、そのような状況はありません。

質問:
対戦相手のコントロールする《機械の母、エリシュ・ノーン》を対象に、私は《不実/Treachery》を唱えてそれにつけました。《不実》が戦場に出たときの能力は誘発するでしょうか?

回答:
はい。《不実》がつけられている《機械の母、エリシュ・ノーン》のコントロールはあなたです。つまり《不実》の能力は2回誘発します。

追記:
先と同様に、仮に誘発しないとすると《不実》が戦場にあって《機械の母、エリシュ・ノーン》につけられていない、という状況がありうることになりますが、そのような状況はありません。


質問:
《血染めの月》が戦場にあるとき、《ヴェズーヴァ》を《森》のコピーとして戦場に出すことは可能でしょうか?

回答:
いいえ。それが戦場に出るに際し~ という能力も失われるので、コピー先を選ぶことなく戦場に出ます。そしてそれは山です。

追記:
CR614.12にあるように、戦場にに出るに際し「戦場に出た時点でとるであろう」特性を見ます。つまり《ヴェズーヴァ》は《血染めの月》により山になり能力を失っているとみなされます。


質問:
地下街の「死せる三者の玉座」まで到達した後、再び「秘密の入り口」に入るには再度イニシアチブを得るカードを出す必要がありますか?

回答:
「死せる三者の玉座」の部屋能力を解決した後、あなたは地下街を踏破したことになります。従って現在のあなたの状態はどのダンジョンにも入っていない状態です。つまり、「地下街探索を行う」という指示を受ける必要があります。

追記:
なお、イニシアチブを持ったままで新たに「イニシアチブを得」た場合でも、地下街探索を行うことになります。


質問:
《灰色熊》を対象に《タイタンの存在》を唱える際に、追放できるパワーを満たしていない《歩行バリスタ》をコストとして公開する事はできますか?

回答:
はい。可能です。結果として追放できるかどうかは解決時に判断します。

追記:
質問のままであるなら、結果として何も起きないでしょう。


質問:
《暗黒の深部》を《演劇の舞台》の起動型能力でコピーし、《演劇の舞台》を残し、トークンを出す能力が誘発しました。これに対応し、《不毛の大地》で元《演劇の舞台》を破壊すればトークン生成を阻止することができますか?

回答:
はい。《暗黒の深部》由来の誘発型能力の解決中にコピー《暗黒の深部》を生贄に捧げることができなければ、トークンは生成されません。

追記:
「(行動A)。そうしたなら、(行動B)」というテキストは、行動Aを行った場合にのみ行動Bが実行されます。


質問:
《肉体の裏切り者、テゼレット》がいる状態でこのターンの最初に《雲鋼の麒麟》の能力を起動する際に、《マナリス》と宝物・トークンと《教議会の座席》からのマナをコストにして3マナで起動する事は可能でしょうか?

回答:
はい。最初に《雲鋼の麒麟》の能力を起動することを宣言し、支払うべき総コストを{3}に決定したあと、マナ能力を起動してマナを加えることで、質問のようなことを行うことが可能です。

追記:
最初に換装能力を起動することを宣言せずに他のマナ能力を起動してしまうと、《肉体の裏切り者、テゼレット》の効果が換装能力に適用できなくなります。


質問:
墓地が0の状態で、自分がコントロールしている《弱者の剣》を対象に《上機嫌の解体》を唱えました。《上機嫌の解体》の処理が終わるまで《弱者の剣》は墓地に置かれないので、1/1トークンの生成では《弱者の剣》の誘発はしないのでしょうか?

回答:
いいえ。《上機嫌の解体》の解決中に《弱者の剣》が破壊されるので、トークンが生成される時点で《弱者の剣》は墓地にあり、それの能力が誘発します。

追記:
呪文や能力に書かれている順番で、指示に従います。つまりトークンの生成よりも先に《弱者の剣》は破壊されます。


質問:
《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしている間に《黄金守護の兜/Goldwarden's Helm》を唱えました。これが戦場に出ると何が起きますか?

回答:
《黄金守護の兜》のミラディンのために!能力が2回誘発します。それぞれの解決時に、トークンが出て《黄金守護の兜》がそれにつけられる、ということが起こります。

追記:
結果としてトークンが2体生成され、うち一方には《黄金守護の兜》がつけられているという状態になります。


質問:
対戦相手が《プロパガンダ/Propaganda》をコントロールしています。私がクリーチャーで相手に攻撃する際に、要求される{2}をパワーストーン・トークンからのマナで支払えますか?

回答:
はい。それは「アーティファクトでない呪文を唱える」ためには支払われていません。

追記:
例えば、唱えるためではないコスト(起動型能力のコストなど)にも支払えます。


質問:
互いにカウンターが置かれているパーマネントをコントロールしていない状態で、《実験的占い》を唱えました。これの解決時に意味無く「増殖を行う」ことを行いますが、《死体傀儡、ヴェンセール》の能力は誘発しますか?

回答:
はい。増殖を行うという指示があったさいに何もカウンターを増やさなくても、「増殖を行ったとき~」という能力が誘発します。


質問:
《白羽山の冒険者》でイニシアチブを得ました。その後、「鍛冶場」まで進めた後で、対戦相手にイニシアチブを奪われました。
1)対戦相手の地下街探索は「秘密の入り口」からでしょうか?
2)私がイニシアチブを再び取り返したら、地下街探索はまた入り口からでしょうか?

回答:
1)はい。それぞれのプレイヤーはそれそれがオーナーである別々のダンジョンを探索します。
2)いいえ。ダンジョンを進行するまでは今いる部屋にとどまったままです。

追記:
互いにそれぞれがオーナーであるダンジョンを探索します。便宜上、互いに同じカード(地下街など)を使用しても構いませんが、進んでいるダンジョンはそれぞれ違うものです。


質問:
《旗印》と《仮面林の結節》をコントロールしている時、《急報》を唱えて出てくるトークンのP/Tはいくつでしょうか?

回答:
2/2です。互いに共通のクリーチャー・タイプを持つ他のクリーチャーが1体いるので、それぞれ+1/+1の修整を受けます。

追記
「共通するクリーチャー・タイプの数」を数えるわけではありません。


質問:
《成長の揺篭、ヤヴィマヤ》《生命と枝》《死の支配の呪い》を自分がコントロールしています。対戦相手が《島》をプレイしました。この時《島》が墓地に置かれるまでに対戦相手はその《島》からマナを出すことは可能でしょうか?

回答:
いいえ。プレイヤーが優先権を得るよりも前に、状況起因処理によりその土地は墓地に置かれます。従ってマナ能力を起動することはできません。

追記:
対戦相手の土地は森でもあり苗木・クリーチャーでもあり0/0です。つまり相手の土地は状況起因処理で即座に墓地に置かれてしまいます。


質問:
《聖トラフトの霊》と《栄光のドミヌス、モンドラク》をコントロールしています。《聖トラフトの霊》で攻撃し、天使・トークンを生成するさい、追加のトークンは攻撃状態でしょうか? また、追加のトークンは戦闘終了時に追放されますか?

回答:
《聖トラフトの霊》によって単に生成されるトークンの数が変更されます。攻撃状態で戦場に出ることや、戦闘終了時に追放されることは変わりません。


質問:
《修羅のドミヌス、ドリヴノット》をコントロールしているときに自分のクリーチャーが死亡しました。この時に《再誕槽》に油カウンターを置く効果は2回誘発しますか?

回答:
はい。条件を満たしているので、《再誕槽》の能力は追加で1回誘発します。


質問:
-1/-1カウンターが1つ乗っている《台所の嫌がらせ屋》と《オゾリス》をコントロールしている状態で、《台所の嫌がらせ屋》が死亡しました。-1/-1カウンターは《オゾリス》の上に置かれて頑強が誘発するのでしょうか?

回答:
いいえ。頑強が誘発するかどうかは、直前の戦場にあった状態を参照します。そしてそれには-1/-1カウンターが置かれていたので、誘発しません。

追記:
《オゾリス》は戦場に《台所の嫌がらせ屋》がある状態で、そこからカウンターを取り除くことはしません。


質問:
油カウンターが3つ置かれた《ウラブラスクの溶鉱炉》の能力でトークンを生成しました。このトークンを《エシカの戦車》でコピーした場合、コピーされたトークンは3/1で、かつ、ターン終了時に生け贄に捧げなくても良いですか?

回答:
はい。コピー可能な値として
 名前:ファイレクシア・ホラー・トークン
 色:赤
 能力:トランプル、速攻
 P/T:3/1
です。そしてこのトークンは《エシカの戦車》で作成されたので、終了ステップに生贄に捧げられることもありません。


質問:
《刃砦の厄災、リーア・イヴォール》の戦闘開始時の効果により毒性を持つクリーチャーを対象とした場合、対象にされてダメージを軽減されたクリーチャーによって毒カウンターは与えられますか?

回答:
いいえ。ダメージを与えることがなければ、毒性も機能しません。これによってはだれも毒カウンターを得ません。


質問:
質問です。《偉大なる統一者、アトラクサ》の戦場に出た時の能力で部族・カードを加えることはできますか?

回答:
はい。可能です。注釈文内に部族は書かれていませんが、れっきとしたカード・タイプのひとつです。


質問:
《湧き出る源、ジェガンサ》を相棒に指定して構築しようとしてます。《爆裂+破綻/Boom+Bust》のそれぞれのマナコストは(1)(R)/(5)(R) ですが、相棒の条件を満たしますか?

回答:
いいえ。分割カードのマナ・コストはそれぞれを合わせたものになります。従って同じマナ・シンボルが複数あるとみなされ、《湧き出る源、ジェガンサ》の相棒条件を満たしません。


質問:
《高所/High Ground》を2枚コントロールしている場合、私のクリーチャー1体で相手のクリーチャー3体をブロックできますか?

回答:
はい。それらの効果は累積します。《高所》1枚ごとにブロックできるクリーチャーの数が1体ずつ増えていきます。


質問:
《機械の母、エリシュ・ノーン》をコントロールしています。私は《耕作する巨躯》を唱えて戦場に出しました。これの能力が2回誘発し、1回目の誘発の解決時に《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》を出しました。この《シミックの成長室》の誘発型能力が解決されるのはいつですか?

回答:
《耕作する巨躯》の1回目の能力の解決中に、《シミックの成長室》の能力が誘発しますが、それがスタックに積まれるのは1回目の解決が終了してからです。その後、2回目の解決の前に誘発した《シミックの成長室》の能力をスタックに積み、解決します。


質問:
破壊不能カウンターの乗った《栄光のドミヌス、モンドラク》を対象に《一斉蜂起》を唱えました。この場合《栄光のドミヌス、モンドラク》を破壊することは可能でしょうか。

回答:
はい。可能です。この場合でも《栄光のドミヌス、モンドラク》は破壊不能を失います。


質問:
相手は《河熊/River Bear》《灰色熊/Grizzly Bears》、私は《緑の防御円/Circle of Protection: Green》をコントロールしています。戦闘前メインフェイズに相手が防御円を対象に《帰化/Naturalize》を唱えました。このとき防御円を2回起動した場合、このターン中に上述の2体がもし攻撃に参加した場合、両方ともダメージを軽減できますか?

回答:
はい。《緑の防御円》の能力の解決時に、緑であるダメージの発生源を選びます。つまり、それぞれの能力の解決時に、《河熊》《灰色熊》を選ぶことで軽減できるでしょう。


質問:
《塵の活用者、オスカー/Oskar, Rubbish Reclaimer》をコントロールしている状態で手札から《戦慄の復活/Dread Return》を捨てました。《塵の活用者、オスカー》の誘発能力で唱えることを選択した際、フラッシュバック・コストで唱えることは可能でしょうか?

回答:
はい。可能です。それは墓地から唱えられるので、フラッシュバック・コストを適用することができます。


質問:
《カルドラの完成体》を装備したファイレクシア・細菌・トークンで攻撃をし、プロテクション(黒)を持つクリーチャーでブロックされました。そのクリーチャーを追放することはできますか?

回答:
いいえ。プロテクション(黒)を持っているので、そのクリーチャーにダメージを与えることができず、従って《カルドラの完成体》由来の能力は誘発しません。


質問:
《無形の処刑者、ケイヤ》の[?3]の能力で出るトークンはどちらのプレイヤーに出ますか?

回答:
特にどのプレイヤーかが書かれていない場合、能力のコントローラーがそれらを行います。つまりあなたがトークンを生成します。


質問:
対戦相手の《精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder》によって私の手札から《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》が追放されました。私のターンでその《仕組まれた爆薬》をX=1で、{R}を使い唱えました。この時、《精鋭呪文縛り》の追加コストの2マナを{U}{W}で支払いました。この《仕組まれた爆薬》には何個の蓄積カウンターが置かれますか?

回答:
3個です。その《仕組まれた爆薬》は3つの色のマナが使用されていましたので、烈日により3個の蓄積カウンターが置かれます。


質問:
《契約の族長、ゲス》の起動型能力で墓地から戦場に出したクリーチャーを《深海住まいのタッサ》の能力で追放した場合、そのクリーチャーはどうなりますか? またそのクリーチャーが戦場に戻る場合、再度戦場から離れるとどうなりますか?

回答:
まず、そのクリーチャーは追放領域に置かれたので、特に《深海住まいのタッサ》の能力に影響はありません。それはあなたのコントロールで戦場に戻ります。一度領域を移動したので、以前とは無関係の新しいオブジェクトとして扱われます。つまり、《契約の族長、ゲス》の効果とは無関係です。例えば墓地に置かれるならそのまま墓地に置かれます。


質問:
《戦場軍医、ラチェット》を戦場にコントロールしている状態でライフを得て、トランスフォームする誘発型能力がスタックに乗りました。スタックにあるトランスフォームする能力を解決し、裏面へトランスフォームしました。裏面へトランスフォームした際、墓地のアーティファクトを戦場に戻す能力が別途誘発し、これをスタックに乗せる時に戻す対象を決定する、というような処理で正しいでしょうか。

回答:
はい。そうなります。第2面になった後、墓地のアーティファクトを対象にしてそれを戦場に戻す能力が誘発します。それをスタックに積む際に対象を選択し、能力の解決を待ちます。


質問:
《ヴェズーヴァ》が戦場に出る際、《広がりゆく海》がエンチャントされている《シミックの成長室》のコピーとして戦場に出ることを選んだ場合《ヴェズーヴァ》は《島》ではなく《シミックの成長室》として戦場に出ますか?

回答:
はい。《広がりゆく海》の効果はコピー可能ではないので、素の《シミックの成長室》として戦場に出ます。


質問:
《偉大なる統一者、アトラクサ》が《魂の仕切り》によって追放されました。
《創案の火》を場に出した後、追放されている《偉大なる統一者、アトラクサ》を唱える場合、必要な土地の枚数は7枚でしょうか?9枚でしょうか?

回答:
唱えるためのコストが多くなっても、マナ総量に変更はありません。従って必要な土地枚数は7枚で、唱える際に追加で{2}を支払う必要があります。


質問:
《マイコシンスの庭》の能力で自身がアーティファクトのコピーとなった場合、本来持っているマナ能力やカードタイプ、サブタイプは失われるのでしょうか?

回答:
別のオブジェクトのコピーとなるので、元々の特性はコピー後の特性に上書きされます。


質問:
《パンハモニコン》がある状態でアトラクションを開いた場合、《The Most Dangerous Gamer》のカウンターを乗せる能力は2回誘発しますか?

回答:
はい。アーティファクトが戦場に出たことにより誘発するので、もう1回追加で誘発します。


質問:
トランプルを持つクリーチャーが防御プレイヤーに対して攻撃を行いました。
防御プレイヤーはクリーチャーでブロックし致死ダメージを与えた後余剰ダメージを防御プレイヤーがコントロールしてるプレインズウォーカーとプレイヤーに同時に割り振ることは出来ますか?

回答:
いいえ。クリーチャーの戦闘ダメージをプレインズウォーカーに与えるためには、そのクリーチャーがプレイヤーではなくプレインズウォーカーに攻撃している必要があります。


質問:
《高名な者、ミシュラ》と《ウギンのきずな》をコントロールしている状態で、戦闘の開始時に《ウギンのきずな》を対象にしてトークンを生成しました。その後、終了ステップにそのトークンを生贄に捧げました。その後、追加ターンを得ることはできますか?

回答:
追加のターンを得ることはできますが、あなたはオリジナルの《ウギンのきずな》をコントロールしているため、追加ターンを始める際に代わりに飛ばされます。


今回は以上になります。

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