見出し画像

コアJ-POPライブラリ 6.DJ KRUSH

さて今回はDJ KRUSHを取り上げます。
CRUSHじゃないっす。KRUSHっす。

90年代から活動しているDJです。
広義のヒップホップですが、90年代に流行っていたトリップホップの流儀を大幅に取り入れており、リリースする曲の大部分がMCのいない曲となっています。

「DJだけで成立する音楽」
がポリシー。

トリップホップとは書いたものの、実際の音像は狭義のトリップホップとは大幅に異なっており、ダブとか、現代音楽からの影響がかなり色濃く見られます。
ま、聴きやすい音楽ではないですね。
高度に精密な音像だけど、聴けない人は聴けないんじゃないかな。媚びないし。

既に90年代にかなり実験的な音楽を作っていました。

でこの人、配信に出している曲が少なくて、何を紹介しようか迷ったんですが、まあ3曲を。

2017年のアルバム「軌跡」より「結 -YUI- feat. 志人」

1995年のアルバム「Meiso(Intl.)」より「Bypath」(というかこのアルバムの中にBypathという曲は何曲もあるが、10曲目のBypath)

2024年のアルバム「再生 -Saisei-」より「破魔矢 -Hamaya- feat. Jinmenusagi」

聴けば分かると思いますが、まあワールドワイドに「好きな人は好き」って音楽です。
ですので世界を股にかけてライブを行っています。
その割には日本のメディアで取り上げられたことはないが、なんでなんだろう?
音楽的な実力は申し分ないし、孤高の芸術家括りで取り上げてもいいと思うのですが・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?