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コアJ-POPライブラリ 9.電気グルーヴ
電気グルーヴ、ご存じですか?
90年代から活動している、日本を代表するエレクトロニック・ユニット。
現在は石野卓球さんとピエール瀧さんの二人組です。
(ピエール瀧さんは本業が役者だと認識している人が多いが、こっちが本業で役者は副業)
エレクトロニック・ユニットはなぜか二人組がけっこういる。underworldとかChemical Brothersとか。なんでかな?
サウンドを作っているのは主に石野卓球さんです。
ドメスティックなリズムパターンを作らせたらこの人の右に出る人はいないと思っている。
そこに乗る上物も全く持って摩訶不思議だし、あと歌詞が、すごく独特。この人たちにしか書けない歌詞。
初期はラップの方法論を取り入れてギャグも入れていましたけど、ある時期からぱったりと消えました。
お笑いメーカーとしても面白い二人組ではあるんだけどね。なんていうか、「部室」のノリですが。
御年60になろうとしている2024年現在でも果敢に攻めた曲を作ります。
守りに入らない。
まあとりあえずこの曲から。
「あすなろサンシャイン」
「バカ」ですが、無性にカッコいい曲です。
こんな曲を作れる人は他にいない。
最近だとこの曲もカッコいい。
「Set you Free」
"Set you Free"なんて、響きも意味もカッコいいに決まっていますよね。
電気グルーヴのライブには都合3回ほど行ったことがありますが(ライブハウス1回、ホール1回、アリーナ1回)、ただただ気持ちいい。
音と光の洪水を浴びて陶酔するって感じ。
2022年のぴあアリーナMM公演は見事でした!12000人をヤバくトリップさせる技術はさすがです。40分ノンストップ×3のライブは聴きごたえありますよ。
最近はフェスに呼ばれるとトリを務めることが多い電気グルーヴさんですが、フェスに来ている若者は彼ら知らないので、とりあえず3曲くらいかました後に
「どうだ!カッコいいだろ!俺たちが電気グルーヴだ!」
ってMCするそうです。
もちろん文句なくカッコいいので、その一言で会場をわしづかみにしてしまう。
自信がなきゃ言えない言葉。
昔の曲になりますが、電気グルーヴの世界進出の足掛かりを作ったのはこの曲でした。
「虹」
非常に美しい曲です。
真っ青な空にどこからともなく虹が現れ、そして消え去るかのような。
ところで電気グルーヴと言えばライブのアンコールの定番の、ピエール瀧作詞作曲のこの曲は紹介しないといけません。
「富士山」
「富士山/富士山/高いぞ高いぞ富士山」
バカです。でも盛り上がるんですよこれ。
ラスト、「ふ~じ~さ~ん」とピエール瀧が絶叫して終わるのがライブのお約束になっています。
個人的にはピエール瀧はこの迷曲を世に送り出したことでじゅうぶん一生分の仕事をしたと思う。
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