コアJ-POPライブラリ 1. 岡村和義
さて、この連載ではコアなJ-POPのアーティストを毎回一組取り上げて解説するが、初回はいきなり岡村和義である。
岡村靖幸と斉藤和義によるロックユニット。
まずそれぞれについて解説する必要があるだろう。
岡村靖幸は、こちらの曲あたりが有名。
「ラブ・タンバリン」
「愛しちゃったんだろ?
言うチャンス今だぜ」
と男子に恋愛への強制参加を迫る、90年代を代表する一曲。
まあ一言でいってこの人の音楽はド変態である。
(そのため楽曲が作れず薬物で逮捕されたこともある)
そのド変態ぶりがよく分かる曲が2021年の、
「ぶーしゃかloop (vinyl mix)」
なんつうか、悶えてる。放送できるのかどうか危うい。
しかし楽曲のセンスとダンスのセンスはこの人は抜群。
かっこいいおじさんなのである。
斉藤和義はまだメジャーかな。
「やさしくなりたい」
2011年のこの曲は有名ですね。明快なロックチューンで、アルペジオのギターリフが刺さります。
あと2010年のこちらの曲はもはやロックの古典と化してる。
「ずっと好きだった」
いずれにせよカッコいいロックおじさん。
こんな二人がユニットを組んだのが岡村和義なのである。
2024年活動開始。
変態チックなロックチューンをリリースし始めた。
あいさつ代わりにリリースされたのはこちら。
「春、白濁」
マルチに楽器をプレイできる両者のテクニックが存分に楽しめる。
ボーカルのキレも素晴らしい(変態チックだし)。
単純に、このカッコよさを表現できるロッカーは若い人にはあまりいないんじゃないかと思う。
カバーしたとしてもこうなれるかどうか・・・
おじさんもまだまだがんばってる。
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