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PROJECT:PLAYTIMEを布教する

この記事中のスクリーンショットはAしつじ/あしつじさんの許可を得て使用させていただいています。

概要

少し前からAしつじ/あしつじさんのこの動画シリーズを視聴している。

こちらのゲーム、PROJECT:PLAYTIMEはDead by Daylightのような非対称対人ゲームである。ゲームに詳しくない人向けに説明すると、小学生のやるケイドロのような助け鬼ゲームの一種である。
ゲームの内容については上の動画に詳しいが、ざっくりまとめると以下のような内容だ。

サバイバー
6本ある柱の仕掛けを解き、出現するパーツを納品する。
全てのパーツを納品すると稼働するマシンのパイプを下ろし、脱出する。

キラー
サバイバーに攻撃し、全員を死亡ないし行動不能にする。

Dead by Daylightで言うと柱は発電機に相当する(らしい。このゲームをやったことが無いのでよくわかんないです)。

まぁ細かいところは動画を見たりプレイするとよくわかると思う。そしてなんとこのゲームは無料で遊べちまうので気になったフォロワーは下のリンクからぜひDLしてみてほしい。

ちなみに日本語には対応していないがそこまで難しい英語は登場しないしシンプルなゲームなので困ることは殆どないと思います。多分。

ここからは6時間ほどプレイしてみて感じたこのゲームの面白い点と駄目な点をつらつらと記述していく。特に駄目な点に関してなのだが、2023年3月19日時点の情報であることに注意されたし。おそらくバグの類は今後減っていくはずなので……。

面白い点

グラブパックのアクション

迫真玩具製造部・非対称型対戦の裏技.ppt2より

このゲームで仕掛けの操作に用いるのはグラブパックと呼ばれるアイテムである。簡単に言えばゼルダの伝説のフックショットのようなアイテムだ。
このアイテム、リーチがとても長く、上の画像のシーンでは階段の下の曲がり角の位置の救出ポイントをこの位置から操作している。
例えば柱のタスクをキラーから逃げやすい位置から攻略したり、マシンのパイプを全員が別々の位置から引っ張ることでキラーを攪乱したりできる。
無論、距離が離れると対象に触れるまでの時間は伸びてしまうため、近づいて素早く操作するか、遠くから安全に操作するかの駆け引きも生まれる。
グラブパックはこのゲームの肝であり最大の魅力だ。柔軟な発想で悪用活用して、ゲームを楽しもう。

シンプルながらも緊張感のあるタスク

サバイバーはクリアの為にステージ各所の柱の仕掛けを解く必要がある。仕掛けは柱一本に以下の3種類が存在し、複数人が同時に取り組むこともできる。

光った8個のボタンを記憶し、入力する
光ったボタンを素早くタッチする
お手本通りに鍵盤をタッチする

どれもシンプルなタスクだが、取り組んでいる最中は柱から音が出る。更に周囲を警戒しつつこれに取り組むと焦りからか想像以上にミスを誘発する。ミスしてしまうとキラーに通知が飛んでしまい、更に焦ってミスを――という緊張感はこのゲームの魅力の一つと言えるだろう。

世界観

本作はホラーゲームであるが、世界観には玩具が深く関係している。そのため仕掛けを解いたときのサウンドもどこかチープで、かつ同時に不気味な印象を与えることに成功している。また、ホラーだが血みどろの生々しい感じは殆どなく、飛び掛かって驚かす程度の描写に終始するため、そのような描写が苦手な方もある程度は安心できるだろう。

爽快感

サバイバー、キラー双方でかなり爽快感は強い。サバイバーがキラーを撒くためのギミックが割と多く、出し抜いたときの爽快感はかなりのものだ。他方、キラー側はステージ構造を無視できるジャンプスキルが気持ちいい。私が普段キラーとして使ってるマミーはフックショットと透視が使えるため、音もなく忍び寄って上から刺すという悪夢のようなコンボが使える。更に移動速度を低下させる蜘蛛糸を使えば、まるでアサシンのような立ち回りが可能だ。他のキャラについてはまだあまり触れられていないのだが、ゲーム自体にイライラする要素はあまりないように思える

駄目な点

バグが割とある

アーリーアクセスなのでまだいくらかバグが存在する。致命的なフリーズなどがあるわけではないが、柱の仕掛けへの操作がたまに反映されなかったりする。勝敗に直結するほどではないのだが、発生原因がよくわからないのでちょっと首を傾げてしまう。ちなみにこれでも以前よりだいぶ改善したらしい。今後も多分解決してくれると思うので、いつかこの項が削除されることを願う。

人口が少ない

最大の問題。これによって以下の問題が連鎖的に生じてしまっている。
ゲーム開始にはサバイバー6人とキラー1人が必要なのだが、集まらない時は本当に集まらない。私はあまり対戦ゲームをやる方ではないのだが、スマブラとかのあのサクサクしたマッチングと比較すると流石に……流石に長いだろ!!! って気持ちになってしまう。なんならマッチング待ちの間でちょっとTLを見るくらいなら平気でできてしまう。解消するためにみんなプロプレをやろう!!!!!!!!!!! いつかこの項が削除されることを切実に願う。

トレモ(CPU戦)がない

個人的にかなり致命的。この手のゲームはマップを把握しているか否かでプレイングに大きく差が出る。にもかかわらず、1人でマップを自由に歩き回れたり、操作やパークの効果を試すモードが存在しない。もしかしたらあるのかもしれないけど見つけられてない。協力対戦ゲームでこのような練度の面で差がつくのはあまり好ましくないし、人口が少ないので気軽に練習といったこともできないため、今後の実装が望まれる。

パーク(スキル)の解放までが長い

サバイバー、キラー双方にスキルが設定されているのだが、これの解放までがかなり長い。私もまだ6時間プレイした程度だが、未だに殆ど解放できていない。というのも、スキル開放に必要なポイントはゲーム中に仕掛けを解いたり味方を救助したりといった貢献が必要だからだ。サバイバーのスキルには仕掛けを高速で解けるようになるスキルも存在するため、これらのスキルを装備した上級者程ポイントを集めやすく、スキルを集めたい初心者程ポイントが集めづらい。逆にキラーはサバイバーを倒せば倒すだけポイントを集められるため、結果としてキラーの人気がとんでもなく上がっている。

サバイバーに割り振られやすい

上記の問題点でも触れたが、ポイント回収はキラーの方が行いやすく、またマッチングの際にデフォルトでキラーを希望するようになっている。このため、人数比も相まって大抵サバイバー側に割り振られる。これに関しては人によりけりなのだが、キラーをやりたい気分のときもあるので……。デフォルトでサバイバー希望になったらまた話変わってくると思います。

総評

  • ゲーム自体はかなり面白い。少なくとも苦行や賽の河原では断じてない

  • バグや不具合などはアーリーアクセスとして看過できるレベル。無論今後の運営には期待。

  • 多くの問題はそもそも人口が少なく運営の予想通りにゲームが回っていないところに起因する。人がいる時間帯ではかなりサクサクゲームが回るのでとりあえず20:00~22:00くらいの時間にプレイしてみてほしい

  • CPU戦モードはよ

以上。もう一度リンクを貼っておくので少しでも興味を持った方は無料でプレイできるのでぜひDLしてみてほしい。そのうちフォロワーと身内対戦を検討するレベルには面白かったので!!!!!!!!!!!!!

スペシャルサンクス:Aしつじ/あしつじ

画像提供ありがとうございます


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