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DENSHA†DEGO ~怒りのオパオパレーサー野郎~

こんなタイトルですがKONAMI要素は皆無です。

ごあいさつ

 ほとんどの方は初めまして。この度、たけるん!(@takerun_1224)さんの #maimai10周年ブログリレー 企画に参加させていただくことになりました。
 ブログリレーのリンクはこちらです↓

 日本語の文章を書くのは久しぶりなので拙い点などあるかと思いますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

↑少なくとも日本語の文章ではないもの

自己紹介(という体の自分語り)

 てっしょうと申します。普段はmaimaiをしつつひっそりと暮らしています。だいたいMiLK~MiLK PLUSでmaimaiに初めて触れ、FINALE終盤~でらっくす初期にやりこみ始め、現在は「TёSSH#YY」というユーザーネームで東京を中心に遊んでいます。誰か下埋めを手伝ってくれ~~~!!

気の迷いで突発的にmaimai筐体のボタン+画面の部分を
段ボールで作るぐらいにはmaimaiが好きです。

この記事は結局何を書いているの?

 maimai Green PLUSの時に追加された、GMT楽曲と呼ばれる(というより僕が勝手にそう呼んでいる)楽曲群があります。
 僕はこいつらがメッチャ好きです。どれくらい好きかというと、今よりも全然maimaiが下手だった頃に異常なクレ数をつぎ込んで無理やりAPしちゃったぐらい好きです。
 なので今この文章を読んでくださっている皆さんにも、ぜひGMT楽曲を遊んで欲しいのです。しかし前述の通り僕がmaimaiを始めたのはMiLKらへん。当時のことは何も分からんし昔話なんかできません。
 そこで、この記事ではGMT楽曲のMaster譜面を「APを目標にしたうえで」難所メインに解説していきたいと思っています。それしか話せることがないのでね。

該当する曲は上の6つです。何度もやってるのにAP+が一つもないのは何故?
maimaiネットで楽曲ジャンル別に見ると綺麗に並んでいるのも素晴らしいですね

 ……が、その前に「GMT楽曲ってなんだよ」って人もいるかと思いますので、GMTについて簡単に説明します。情報が間違ってたらゴメンね。

電車でGO!とリッジレーサーとファンタジーゾーンについて

1:電車でGO!

 突然ですが、皆さんは「電車でGO!」というものをご存知でしょうか?

電車でGO!(でんしゃでゴー)は、タイトーが制作した鉄道運転シミュレーションゲームのシリーズである。

出典:wikipedia
出典:https://denshadego.net/AC/

 ゲーセンでこんな感じの電車の筐体を見かけたことはあるでしょうか?
 電車でGO!はタイトー制作の、(簡単に言えば)電車の運転を体験できるゲームです。1996年に最初のアーケード版が出てから長らく遊ばれている老舗シリーズです(現行のタイトルは「電車でGO!!」)。

2:リッジレーサー

 突然ですが(2度目)、皆さんは「リッジレーサー」というものをご存知でしょうか?

リッジレーサーシリーズとは、バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ)が開発・発売するレースゲーム作品群シリーズ。

出典:wikipedia
画像はPSVita版のもの 出典:https://xneo.jp/ridgeracer-vita/

 リッジレーサーはバンダイナムコ制作のレースゲームです。ドリフトやジャンプ等のデフォルメされた挙動で爽快感に振り切ったゲーム性は唯一無二です。悲しいことに、国内のアーケード版は2011年末の新作を最後に発表されていません……

3:ファンタジーゾーン

 突然ですが(3度目)、皆さんは「ファンタジーゾーン」というものをご存知でしょうか?

『ファンタジーゾーン』(FANTASY ZONE)は、セガ・エンタープライゼス(現・株式会社セガ)が1986年より稼動を開始した業務用横スクロールシューティングゲーム。

出典:wikipedia
出典:https://archives.sega.jp/segaages/fz/

 ファンタジーゾーンはセガ製作の横シューティングゲームです。1986年に稼働開始し様々な機種に移植されている、セガを代表するシューティングゲームです。現在はリメイク作がNintendo Switchで遊べます。


 「なんでコイツ急にWikipediaのコピペしだしたの?」と思った方もいらっしゃると思います。
 そもそも、GMT楽曲は3つのゲームのBGMをリミックスした3曲BGMをマッシュアップした3曲を合わせた6曲分あります。なので、まずはBGMの引用元である3つのゲームを紹介する必要があったんですね。ちなみに僕はどれも遊んだことがありません。

ゲーム ミュージック トライアングル(GMT)とは

出典:GMT公式サイト(アーカイブ)

――201X年XX月XX日――
「音ゲーを作っている会社同士で、それぞれの自慢のゲームのBGMを
交換して遊べるようにしたら楽しそう!」
誰かが、そう考えました。

そして、音楽ゲームを作っている3人が集まり、
「ゲーム ミュージック トライアングル」
というイベントを行うことにしました。
3人はさっそく曲の交換について話し合います。

最初に口を開いたのは、グルーヴコースターという音楽ゲームを作っているタイトーくんでした。
「僕からは、"電車でGO!"というゲームの曲をあげるよ!」

次に口を開いたのは、太鼓の達人という音楽ゲームを作っている
バンダイナムコくんでした。
「じゃあ僕は、"リッジレーサー"というゲームのBGMをあげるね。」

最後に口を開いたのは、maimaiという音楽ゲームを作っている
セガくんでした。
「そしたら、僕は"ファンタジーゾーン"ってゲームの曲をあげる!」

こうして、それぞれが自慢のゲームのBGMを
音楽ゲームに使いやすいようにして、
3つの曲が揃いました。

「うーん……でも、曲を交換するだけじゃ、
なんか盛り上がらないね?」

「だったらいい考えがあるよ!
それぞれの曲を合わせて、新しい曲を作るんだ!」

「なにそれ!面白そう!」

こうして、揃った3曲からさらに3曲が生まれました。
しかし、これで終わりではありません。
みんなに曲を遊んでもらうには、譜面を作らないといけないからです。
合計6曲分の譜面を作るのは大変でしたが、
3人はプレイヤーに楽しんでもらいたい一心で
一生懸命、譜面を作りました。

 そんな3人のうちのひとり、セガくんがついに譜面を完成させました。
「やった!譜面ができたぞ!
maimaiマーのみんなが楽しんでくれるといいな!」
満面の笑みを浮かべながら、譜面をプレイヤーに向けて放ちます。

あまりにも奔放な16分の乱打と流し
速いし遠いイーチブレイク
リズム難 feat.やけくそみたいな速さのトリル
おびただしい数の巻き込みスライド
シンプルに全部ムズいやつ
あと唯一の癒し

慈悲のない譜面は
FCを狙うものから叩いたはずのノーツを奪い
SSSを狙うものの肩と腕を粉々にし
APを狙うものの精神と腕をねじ切れさせて
全てを元に戻らなくした
地表は瞬く間に譜面によって薙ぎ払われ
そこには数名のランカーしか残らなかったという

――旧約舞舞聖書より抜粋――

出典:半分くらいGMT公式サイト(アーカイブ)、半分くらい

 要約すると「ゲーム会社3社の「ゲーム ミュージック トライアングル」というイベントで、maimaiに難しい譜面の曲が追加されたよ!」という内容の文です。(初APを狙ってた時は本気でこんな心境でした)
 ちなみにニコニコ超会議3で作曲者同士が音ゲーで戦ったりもしたらしいです。楽しそう(小並感)

本題:GMT曲、APしようぜ

 GMT楽曲がどういうものか理解していただけたところで、それぞれの曲のMaster譜面を解説していきます。本題まで長すぎる
 あくまで僕が苦労した箇所メインかつ特殊な運指はそこまで無いので「ここの解説がないやん!」「ここはこうしちゃえば難しくないだろ!」みたいなのがあるとは思いますが、あくまで参考程度にお願いします。
 maimaiはウニゲキのように画像で譜面を解説するのが難しいので、外部出力動画での時間と合わせて表記していきます。(外部出力の動画はWorld Game Circusという立川のゲーセンで撮らせていただきました。本当にありがとうございます!!!)

 ちなみに紹介順は僕が苦労した順です。


1:電車で電車でGO!GO!GO!GC! -GMT remix-

 「唯一の癒し」です。というかこれ以外のGMT楽曲は全て一筋縄ではいかない奴らばかりです。
 正直なところ、この譜面は書くべきことがほとんどないので「こういう風に解説するんだな~」というサンプルだと思ってください。強いて言えば12の中ではやや癖がある(主観)ので、このあたりの難易度が適性の方は注意。

0:00~0:33

 特に書くことがない。譜面を見たまま押すだけです。
(単純な一筆書きとかスライド持ち替えとかは触れません。全てのGMT楽曲のAP狙いをする人ならできると思うので……)

0:33~0:48

 ここも見たまま押すだけです。ちょっと複雑な一筆書きがありますが、巻き込むような配置ではないので見たままなぞれば大丈夫でしょう。

これ。

0:48~1:06

 ここも見たまま押すだけなのですが、「吊り革スクラッチ」だけスライド終点でのグドが怖いので、僕はここのスライドを気持ち早めになぞってます。(僕はヘタクソなので多重抜きでも何回かタップを巻き込んでます)

ここだと6番が怖い。
6番ってなんぞや?という人は「maimai センサー」とかで検索してくれ

1:06~最後まで

 見たまま(ry 密度は上がっているので、焦ってリズムが崩れないように気を付けましょう。最後の16分微縦連+ブレイクのイーチを乗り越えればAPです。


2:リッジでリッジでGO!GO!GO! -GMT mashup-

 「速いし遠いイーチブレイク」です。他にも厄介な配置は沢山ありますが、この譜面は16分3連の最後がブレイクのイーチになっている配置が多すぎるので、まずはそいつらを安定させましょう。理論値狙いじゃないだけマシ

0:00~0:15

いきなり18トリルじゃん……

 のっけから16分トリルです。仮にここでつまずく場合は右手のタイミングに集中しましょう(もしくは地力を上げましょう)。これに限らずトリルは表拍のタイミングを意識すると上手くいくことが多い気がします。

0:15~0:28

 兎にも角にもイーチブレイクです。片手で取れるように見せかけてすぐ2番と7番にブレイクが来るので、最初から素直に正攻法で取りましょう。一部はタップの入りを左右どちらで取るのかも注意。

0:28~0:43

 休憩とまでは行きませんが、見たまま押せばいいです。16分の微縦連または一つ隣の2打は力み過ぎず押せるようにしましょう。

0:43~1:09

 休憩です。素直に押して通しましょう。人によっては4連イーチの配置とリッジレーサー特有のリズムに注意。

1:09~1:23

 引き続きリッジレーサー特有のリズムに注意。16分の4つ流しは僕は1+3に分業しています。

これの場合は左手で5番を取る&4番から先を右手で流す

1:23~1:36

 今度はリズム難に微縦連がひっ付いてきます。個人的にここは早グレを出しやすい気がするので、曲をよく聞いて叩きましょう。

1:36~1:49

 先ほどまでとうって変わって16分3連が主体です。リズムキープしながら押しましょう。
 人によってはここの最後にある乱打が苦手かもしれません。僕は右手は5番、左手は1番で折り返す意識をしてから100%通る様になりました。

1:49~1:59

 ここからは序盤のイーチブレイク配置が物量を増して襲い掛かってきます。この曲はここで体力を持っていかれがちなので、脱力を身に着けましょう。短期決戦でAPを出すかしましょう。

1:59~2:00

ここ。

 僕がこの曲をAPする上で一番やらかした場所です。殆どの方が左手でスライドの始点を取ると思うので、スライドの持ち替えと流しの速さを強く意識しましょう。

2:00~最後まで

 ここまで来たらあとは最後の回転だけです。そこまででグド以下を出さないよう冷静に叩きましょう。
 最後の回転は速さを頑張って掴んでください。どうしても安定しない人は、決まったタイミング(ここでは4分間隔)で1番にノーツが来るのを意識したら上手くいくかも。


3:ファンタジーゾーン OPA-OPA! -GMT remix-

 「シンプルに全部ムズいやつ」です。1個でも苦手があればAPは厳しいです。代わりに1個1個で問われるスキルの高さはそこまででもない(と思う)ので、落ち着いて譜面を理解すればそこまで苦労しないと思います。

0:00~0:12

 最初のブレイクは僕は目押しでやってます。

0:12~0:25

 見たまま押すだけの地帯です。リズム難というほどではないので、曲に合わせて叩けばいいと思います(説明放棄)。

0:25~0:27

 ここでいきなり片手でゴリ押すしかない16分を叩かされます。前のほうはさっきの曲がAPできれば問題ないでしょう。
 問題は次の1番8番に微縦連→3番にTAPが来る配置です。

16分で1→3は遠くない?

 ここはどちらかというと初見ドッキリ配置なので、覚えたうえで「キツメの配置が来るぞ~」と構えてれば正規でも全然大丈夫だと思います。実際、僕は気合で押してます。ただ構えすぎて力み過ぎると大抵ミスるので注意(n敗)。

0:27~0:39

 見たまま押すだけです。スライド(一筆書きでない方)は僕は終点巻き込みが怖くて早めになぞってますが、多分普通になぞっても普通に光ります。

0:39~0:42

 イーチを越えた後は16分流し→12分乱打になっています。特に12分の方は気を抜いているとやられやすいので気を付けましょう。

0:42~1:10

 長めの休憩地帯です。16分を見たまま押しましょう。途中にちょっとだけ流しの配置があるので慌てず分業なりガチ押しなりして確実に取りましょう。

1:10~1:37

 ホールドを跨いで腕が交差したり流しが来たりと、難所とも休憩とも言い難い地帯です。地力がものを言うので頑張って押しましょう。
 最後は文字起こしするとタタッタ タタッタ……というリズムです。タタッタは片手で押せるようにしましょう。

1:37~1:42

 見たまま押すだけです。

1:42~1:44

 この譜面で最も最悪な悪さ(重言)をしている箇所です。

最近だとLiftOffに似たような配置があった

 静止画だと伝わりづらいのですが、ここのTAPは手を入れ替えずに叩くと最後で左→左となる箇所があります。初見トラップな上に分かっていても精度が取りづらかったりするので、各自で取りやすい運指を組みましょう。僕は完全交互(7番のノーツを右手で取る方法)でやってます。

1:44~1:52

 ここは基本見たままで大丈夫です。最後の12分は時計回りに押せばいいです(伝われ)。ゴリ押しでも交互でも取りやすい方でどうぞ。

1:52~1:58

 見たまま押すだけです。ホールドを取る手によっては手が交差しますが、どっちで取っても焦らなければAP通過できるはずです。

1:58~1:59

急すぎない???????

 16分4連縦連×2が来ます。僕は毎回片手でゴリ押してます。「さすがに他の運指組んだ方がいいやつだよな~」と思って上手い人の手元動画を漁ったのですが、なんと一つも手元動画が見つかりませんでした。ゴリ押しは正義(この正義しか知らない)。

1:59~最後まで

 ここまで来たら緊張に負けないようにしましょう。イーチ流しでグレないように(1敗)。

4:RIDGE RACER STEPS -GMT remix-

 「リズム難 feat.やけくそみたいな速さのトリル」です。とにかくヤベ―配置が突拍子もなく飛んでくる箇所が多いので、できない箇所は全部覚えたほうが楽かも。覚えさえすれば何とかなるかというと全然そんなことはないですが。

0:00~0:22

 見たまま……ではあるのですが、スライド始点のタイミングがすでにハネています。(ハネているって言い方で合ってるだろうか?)
 曲をよく聞けば大丈夫だと思います。

0:22~0:34

 一転してスライド主体の譜面になります。何気にこの曲はBPMがかなり早いので、スライドの発射タイミングに注意しましょう。え?そこで引っかかってるの俺だけ?

 このピースマークみたいなスライドはとにかく真ん中のスライドの終点に触れないようにしましょう。

0:34~0:45

 最初とほぼ同じです。曲に合わせて叩きましょう。

0:45~0:58

 流しが遅かったり、4分主体に見せかけて突然ハネたりと見た目よりやられやすい地帯です。解説できることはないので、自分の地力を信じましょう。

0:58~1:03

 ここのスライド、こんなにガックガクだったんですね。外部出力をちゃんと見て初めて気が付きました。普通に一筆書きでなぞって大丈夫です。

1:03~1:10

 ここでやけくそみたいな速さのトリルが来ます。BPM240の16分なのでLv.13としてはかなり早いです(16打/秒)。力むとむしろ追いつかないと思うので、脱力して叩きましょう。

1:10~1:17

 一転して全くハネない8分主体のリズムになります。普通に押せば問題ないでしょう。

1:17~1:22

 パックマンに似ているスライドが来ます。リッジレーサーがナムコのゲームだからかな?余談ですがカリバーンの途中のアレもパックマンスライドと呼ばれてますね。
 めっちゃ丁寧になぞれば問題ないみたいなんですが、

 僕はしょっちゅうスライドをグドらせたので、このやり方にしてみたら100%光るようになりました。困ってる人はぜひ試してみてください。

1:22~1:26

 ここがこの曲の中で飛びぬけて難しいです。言葉にすると16分トリル13連→連続イーチですね。は?

?????

トリルは地力なので頑張って叩きましょう。僕は判定表示を3-Bにしてるので、プレイごとに早いか遅いかを確認してトリルの速度を一曲ごとに調節しました。

3-Bだとパフェも早いか遅いか分かるので愛用してます

 直後のイーチは思ったより規則的(対の場所に来る、叩いたところと隣り合ったボタンに次が飛んでくる、などなど……)なので、どこで折り返すかだけ意識しながらしっかり曲を聴けば問題ないかと思います。

 ブレイクだけ直前のイーチとリズムが違います。こういう配置は1・8番を同じ手、4・5番をもう片方の手で取れるようになった方が圧倒的に楽なので、苦手な人は練習しましょう。僕もAP狙う段階の時はここで苦戦したなぁ……

1:26~1:34

 難所を突破して安心した直後に12分流しで引っかけてきます。実はそこまで速くはないので、焦ってFastグレを出さないよう気を付けましょう。
 パックマンスライドはさっきと同じです。

1:34~1:52

 ここからはウイニングラン……に見せかけて、AP通過しているととても心臓に悪い配置とリズムをしています。"タタッ"というリズムを片手で取るか両手で取るかをはっきり決めておくと運指でごちゃつかなくていいと思います。

1:52~1:58

 ここは一筆書きで取れます。ここの配置を取ってる時がこの曲で一番楽しい。

1:58~最後まで

 ここからは正真正銘のウイニングランです。ここまで来てミスらないように。

5:オパ! オパ! RACER -GMT mashup-

 「あまりにも奔放な16分の乱打と流し」です。ぶっちゃけるとこの譜面はかなり地力寄りの譜面なので解説が難しいです。AP出来なかったら流しの地力を鍛えてくれ。

0:00~0:49

 0:49まで基本動作です。他のGMT曲と比べてかなりアップテンポなので、ここでリズムをちゃんと掴んでおきましょう。(地力寄りとはいえここまで解説することが無いとは思わなくて頭を抱えてます。)

 意識していることが一か所だけあったので書くと、0:32あたりで2回来るこの十字スライドは次のスライド始点を巻き込まないように早めに消してます。

0:49~0:55

 APを狙う上では0:49~1:22に来る乱打+流しの配置がこの譜面の全てです。とにかく乱打+流しがハチャメチャに飛んでくるので、ある程度運指は固めておいた方がいいと思います。じゃないと腕が高確率でこんがらがると思うので……
 この譜面は運指を自分で考えるのがビックリするぐらい楽しいので、未APの方はぜひ試行錯誤を楽しんでほしいです。
 とはいえ、あくまでAP解説なので僕が使っている運指も動画で一応解説します。「ブログリレー企画なのに文章じゃないのってどうなの?」と思われるかもしれませんが、この譜面は運指を自分で考えて欲しいのであくまでオマケ程度に思って欲しいです。本当は文章力が皆無なせいで動画じゃないと運指解説できなかっただけ

0:55~1:00

 序盤と似たような配置ですね。見たまま取るだけです。

1:00~1:11

 乱打+流し2です。先ほどよりもハチャメチャ感は薄めですが、左右にまたがる流しがかなり多いのでそいつらを分業するのか同じ手で取るのかを決めておきましょう。個人的には完全に分業するのがオススメ。

1:11~1:14

 乱打+流し3です。ここは割と素直な配置をしているので、人によっては見たままでもいけるかも。僕は無理だったのでガチガチに運指を組みました。

1:14~1:17

 見たまま取れば大丈夫です。次がこの譜面でもかなり難しい場所になるので、ここの短時間で緊張などをある程度ほぐせるといいな~と思います。

1:17~1:24

 乱打+流し4です。前半の流しはどっちの手で取るか・分業はするのかなどが分からなくなりがちです。安定する運指のパターンが人によって大きく異なると思うので、譜面とにらめっこ→実際に試すのを繰り返して自分のやり方を見つけましょう。

 流しが終わった後は左始動でひたすら乱打が来ます。入りのリズムだけ少し癖が強いのと、乱打終わりに左手が8番→4番→8番に飛ぶので気を付けましょう。見て叩けなければ覚えるのも手です。

ここで何度もAPを逃したのが懐かしい。

1:24~1:45

 ここからは平常心との戦いです。スライドの速さだったりタップのリズムだったり、難所ほどではなくてもグレ以下を出しやすい配置が多いのでとにかく緊張に負けないように。

 1:44あたりに来る流し、6番まで右手→7番を左手で取ればブレイクを光らせやすいです。でも動画だと早パフェしてますよね?

1:45~最後まで

 あとは序盤とだいたい同じ配置なので、いかに普段通り叩けるかです。最後の16分イーチ2打だけ注意(2敗)。

6:電車で電車でOPA!OPA!OPA! -GMT mashup-

 「おびただしい数の巻き込みスライド」です。スライドの巻き込みがとにかく厄介ですが、コツを掴めば安定するタイプの譜面だと思います。

0:00~0:14

 16分イーチ2打が3回も出てくる上、三回目は直後に1番を押さないといけません。楽な配置ではないですが気合と脱力で押しましょう。
 ここに限らず、この曲はこれまでのGMT楽曲で見たような配置が結構出てきます。

0:14~0:23

 基本動作です。焦らず2打→スライドの発射を意識すれば大丈夫です。

0:23~0:37

 ここもスライドをなぞるだけですが、軌道がグネグネしてるものばっかな上にスライドの終点と次のスライドの始点がほぼ常に隣り合ってます。あらゆる巻き込み・なぞり残しに注意しながら処理しましょう。

0:37~0:45

 ここはスライドをなぞる手と始点を取る手がどっちか分からなくなると終わります。意外とこんがらがりやすいので正規運指でやる人(僕)は気を付けましょう。

0:45~0:59

 見たまま押すだけです。

0:59~1:13

 ここからこの譜面の本領発揮です。とはいえここで気を付けるのは最初の直線スライド三本ぐらいです。真ん中のスライドをなぞる際に他二つに触れないことだけを意識しましょう。
 僕はこういうスライド巻き込み系の配置の時に人差し指と中指だけで処理する(他の指は触れない)方法でやって安定させてます。上手い人(誰だったかは忘れた)がツイッターで言ってた方法なのでやるだけ損はしないと思います。

1:13~1:20

 同じ始点から直線スライドが5本生えます。なんで? 注意点は先ほどの直線スライド3本全く同じなのですが、どのスライドから処理するのかも注意しないとたまにやらかしがちです。
 ついでに言うと、こいつや表裏ラバーズのサビ直前みたいな同一始点からアホみたいな数のスライドが生える配置はボタンで始点を取ると後のタップが全部グドることがあります(ボタン+センサーで2重にタップの判定が行われるため)。この曲はBPM遅めなのでスライドを速くなぞれば光りますが、グドが怖い人は全画面で処理しましょう。
 後に来るアクセリアの序盤みたいなスライドは見たままやればいいと思います。

1:20~1:24

 見たまま押すだけです。というかこの次が激ヤバ配置なので嵐の前の静けさです。

1:24~1:28

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 というわけでこの譜面最大の難所であり、この記事をAP解説記事にしようと思った理由でもあります。同一始点から直線スライドが合計13本生えます。ヤバすぎでしょ。
 とりあえず僕がやってること・意識してることをまとめると、

  • 指は2本でなぞる

  • スライドをなぞる手は右→左→右→左→……

  • いっちゃん短いスライド(1-3と1-7)はスライドの向きより長さで意識(終点のセンサーに入る手前ぐらいで手を止めるくらいのつもり)

  • 始点はボタンで取る、タップを巻き込みグドしないようにめっちゃ速くスライドをなぞる

 こんなところです。運指が決まっても、他の譜面で似たような配置をやりこんでない限りは何度もやって感覚を掴むしかないと思います。

1:28~1:35

「ライドオーン‼」での16分2打を越えたらしばらくは見たまま押すだけです。

1:35~1:47

 スライド地帯はガッツリ体を傾けて処理しましょう。16分流しは僕は最初の2回は分業、3回目はガチ押ししてます。

この配置が苦手過ぎてなぜかガチ押し以外では光らなくなっちゃいました

1:47~1:49

 ここのリズムはタタッタ タタッタ タタッタ タです。AP通過で緊張してると速くなりがちなので注意しましょう。

1:49~2:03

 スライド地帯の配置が一気に巻き込みやすくなっています。ガッツリ体を傾けて処理するのは同じですが、外周スライドは短めで止める意識・直線スライドはやりすぎなくらい内側をなぞる意識をしましょう。

 ここは画面で始点を取ると、6番に触れただけで最初のスライドがグドります(運指の試行錯誤中に1回だけやらかした)。ボタンで取るか6番に絶対触れないようにしましょう。

2:03~2:09

 ここのリズムはタッタタ タッタタ タッタタ タッタタ……です。緊張でめちゃくちゃ速くなりやすいので曲をよく聞いてリズムを合わせましょう。

2:09~最後まで

 ここは、予め8番のボタンを左手で押さえて回転を画面で取ると、右手が1番・左手が8番のホールドを押さえた形にできます。
 僕がAPを狙い始めた時は流しの分業がヘタクソだったので、ここのホールドの配置に頭を抱えた記憶があります。同じように分業が苦手で困ってる人はぜひ試してみてください。最後のスライドをなぞればAPです。


 解説というより自分用の備忘録みたいになってしまいましたが、これにてGMT楽曲6曲のMaster譜面の全解説が終わりました。長かった~~!!!

最後に

 少しだけ自分語りをさせてもらいます。
 僕は、maimaiを始めた頃は特定の曲でAPや理論値を狙うことばかりやっていました。AP粘着や理論値粘着が好きなのは今でも変わっておらず、おそらくmaimaiマーの中でも14↑のスコアと13+以下のスコアの乖離がかなり激しい方だと自負しています(最近は高難易度克服+将プレ確定のために14以上をやりまくったのでマシになりましたが)。
 この記事のテーマを決めた理由が「GMT楽曲が好きだから」というのは最初に述べた通りですが、実はもう一つ、「AP粘着が、そのための試行錯誤が好きだから」という理由もありました。もちろん粘着中につらくなることもしょっちゅうだけどね!

 ブログリレーが実際に始まって、maimaiに対する様々な人の色々な「好き」を記事で読ませていただけるのがこんなにも面白いのかと衝撃を受けました。かなり拙い文になってしまいましたが、僕のmaimaiに対する「好き」を書き連ねた記事がここに並べることはとても幸せだなぁと思います。
 改めまして、ブログリレー主催者のたけるん!さん、ブログリレー参加者の皆さん、読んでくださった皆さんを含めたmaimaiに関わる全ての皆様、本当にありがとうございます。
 そして何より、少し早いですがmaimai10周年おめでとうございます!!!!!!!!

おまけ

 「こんだけGMT楽曲を好き好き言っておいて元のゲームを1つも遊んだことがないのはどうなの?」と思ったので、現在稼働中の「電車でGO!!」を遊びに行きました。
 その時の様子がこちらです。事前情報なしの完全初見プレイです。

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