テゼレッターに使用した全カード解説~Before MH2

今回からNoteに書いてみます。

今シーズン、私はマジックオンラインのレガシーリーグで2回5-0の成績を修めることができました(自慢と同時に文面に説得力を持たせたい)。それらのリストで使用したカードについて使用感を書いていきたいと思います。

そのリストはこんな感じですね。カーンを使った型と使わない型で1回ずつ達成してます。

5-0二回目

キャプチャ5-03rd

一部ボツカードについても解説していきます。

前回の解説はこちらから、解説した内容が変わっているところをチェックしてくれると嬉しいです。


Part1 土地編

島 Island

テゼレッターで使う上で最高に頼りになる土地。フェッチではこれをサーチすることが一番多いです。好きなイラストの島を2~4枚用意しておきましょう。

沼 Swamp

最高工匠卿、ウルザやTransmute Artifactを使う、エムリーやサイは青マナ1枚から動けるため、島に比べて優先度は低いです。しかし、不毛やBtBのことを考えるとデッキに1枚は忍ばせておきたいですね。

Underground Sea

デュアルランドの中でも高い実力を誇る土地。相手がNo不毛デッキであれば優先的にサーチしたいので、1枚以上は入れたいですね。Transmute Artifactを使うなら、サイド後に虚空の力線素出しルートへの担保をしておきたい(つまりUUとBBを出す必要がある)ので2枚は取っておいた方が良いと思います。逆にカーンを使うのであれば、1枚以下に抑えても良いと思います。

汚染された三角州 Polluted Delta

みなさんご存じのとおり、状況に応じて色マナを揃えてくれる優秀な土地です。テゼレッターで使う場合、この土地があれば、ミシュラのガラクタを対象自分に起動し、トップリフレッシュの選択ができるのが優秀です。特にカウンターキープで序盤の動きが担保できないハンドをキープした場合や単純に土地を引きに行きたい場合には良く使います。

古の墳墓 Ancient Tomb

序盤に1枚引きたいけど、可能な限り2枚目は引きたくない土地。カーンを採用していればその限りではありませんが、カーンを採用していても2枚引いて嬉しいか?と言われれば微妙なケースが結構あります(大抵ライフが14点)。なのでデッキには3枚が適正枚数かなぁ、と思います。カーン出したい!って強く願う人は4枚入れても良いと思いますが、その場合はディミーアの印鑑なんかを複数枚入れないと色マナのマネジメントが難しくなると思います。

不毛の大地 Wasteland

色マナを咎められることが多いけど、逆に咎め返すことができるカード。一緒にマナスク地獄を体験しよう。このカードを採用する理由としてはPost系やエルフ等必ず潰したい土地があったり、3色以上使うデルバーやコントロールデッキを機能不全に陥らせるワンチャンカードだからという当たり前の理由と、こちらは印鑑やオパモといったマナジャンプ要素があるので、同時にこちらの動きを通していけることもある、という理由もあります。

教議会の座席 Seat of Synod

テゼレットの+1でヒットしたり、エムリーを加速させる優秀な土地。オパモを使うには必須なカードでもあります。フラッドしたらファウンドリーでソプターにしてしまえるのも良いですね。不毛の大地や月といった土地を咎めるカードにはことごとく引っかかる脆弱性がありますが、恩恵のほうが大きいのでこれからも使い続けると思います。

囁きの大霊堂 Vault of Whispers

オパモがないとエムリースタートに寄与できないので、青に比べて優先度が低いです。しかし、ファクトカウントが取れるところは悪くないので特殊地形へのガードが下がる環境であれば1枚くらい採用したいですね。

産業の塔 Spire of Industry

3色以上のテゼレッターを構築する際、いつも2枚程度採用しているカードです。ファクト土地含めて0マナのアーティファクトを相当数採用しているので、ほとんど(あくまでほとんど)有色マナを出すことに困りません。アンタップインで無色マナを出す分にはノーダメージというところも優秀ですよね。

Part2 クリーチャー編

悪意の大梟 Baleful Strix

最近評価を上げてきたクリーチャー。コンバットの要であり、デルバーが一番嫌そうに対応してくれるカードです。唯一サリアを止められないのが欠点ですが、デルバーとのマッチアップではこれをどれだけ引けたかが勝利に直結すると言っても過言ではないですね。ウーロやタルモにも一定の効果があるので、本当に頼もしいです。

ゴブリンの技師 Goblin Engineer

エムリーと非常に相性が良いカード。単品でも1ターン生き延びてくれれば活躍が期待できます。彼がいることでソプターコンボや罠橋で延命するためのルートを一つ増やすことができました。ただし、非常に死にやすいし脅威があからさまなので、できれば(エムリーと同じく)チャリスのバックアップで出したいカードでもあります。

石鍛冶の神秘家 Stoneforge Mystic

弱者の剣を持ってくるだけでなく、殴打頭蓋や十手なんかもたまに持ってきます。殴打頭蓋や十手を持ってくることができるのがとても偉くて、URデルバーやバーン等ライフを積極的に狙ってくるマッチアップが大幅に改善できました。今までのテゼレッターにはない攻撃ができるので、変化を加えたいときはまた使うかもしれません。

湖に潜む者、エムリー Emry, Lurker of the Loch

テゼレッターの序盤の要として定着してくれたカード。除去耐性がなく、カラカスで飛んで行ってしまうので結構脆弱ですが、その分生還した際のリターンは多く、その後のゲームをかなり優位に進めてくれるカードです。ウーロなんかとも相性が良いので、今後はそういった可能性も開拓していきたいですね。

練達飛行機械職人、サイ  Sai, Master Thopterist

エムリーと合わせると盤面をすごいスピードで構築してくれるし、単品でも結構やってくれるカード。ドロー能力も効率が悪いですが馬鹿になりません。ソプターコンボを再度アウトしてもトークン戦術をデッキに残せるのは相手からしたら結構嫌だと思います。また、ダークデプスを使うデッキ相手に無類の強さを発揮してくれるので、流行ってきたら枚数が増えていくと思います。弱点はエムリーと被りますが、タフネスが4あるので、稲妻を耐えてサリアを止められるのは悪くないです。

画像5

金線の打破者、アーミクス Armix, Filigree Thrasher

統率者レジェンズで登場した割とニューフェイスなカード。主な役割はシステムクリーチャーやそこそこ大物(ウーロ)等の除去兼アタッカーです。アウフなんかも先に出せていたり、頑張って出せれば除去は可能なので彼が入っていることで希望が持てるマッチアップも結構あります。デッキの構成上ー8くらいは結構狙えるので積極的に殴っていきたいですね。ウラモグはちょっと無理でした(体験談)。

敵対工作員 Opposition Agent

これも統率者レジェンズからの新カードですね。対コンボやエルフの開墾者(以前まで結構苦手だった)を使うようなデッキに対する一種の回答になる良いカードですね。現在のレガシーのデッキに、サーチを全く使わないものは概ね存在しないのでメインボードから投入しても結構刺さる場面があります。ただデルバー系にはこいつ自身のスタッツが高くなく、止められる生物も少ないのであまり入れる意味はないかなと思います。

疫病を仕組む者 Plague Engineer

対部族、対戦が細いデッキ(デスタクや感染等)用のサイドカード。対ストームなどにもクロック兼ワーレンを止める要員としてサイドインしたりします。あとエルドラージにもクロックが太くて効かないように見えますが、ミミックを潰しつつ自分よりもマナバリューがでかい相手と相打ちを取れるので中々有効ですね。

最高工匠卿、ウルザ Urza, High Lord Artificer

このデッキの核の一つ。お互い更地の時に引きたいカード一位。盤面構築力が頭一つ抜けていますね。対コンボ(ストームやダークデプス系)、ボードの取り合いを挑んでこない相手にはサイドに下がってもらうこともありますが、そうじゃないデッキであればあまり抜く理由がないオールマイティーカードです。カーンを使わない、Transumute Artifactを使った型の方がソプターコンボを成立させやすいですが、カーンからマイコカーンを決めたい時に頼りになるカードでもあるので、型によらず採用して強いカードでもあります。

Part3 アーティファクト編

オパールのモックス Mox Opal

言わずもがな、基本中の基本のマナ加速カード。その性能は破格で条件も結構緩いですね。伝説性があるため3枚の採用にとどめてますが、安定性を捨ててスピード重視の構築にシフトするなら4枚採用、全然ありだと思います。

ミシュラのガラクタ Mishra's Bauble

普通に使うとただの無料ピーピング+スロートリップですが、エムリーと組み合わせることによって毎ターンピーピング+追加ドローという神性能になります。マジックというのは基本的によりアドバンテージを取った方が勝てるゲーム(諸説あり)なので、本当に強いカードです。ちなみにウルザのガラクタとどっち使うの?という選択については自分はミシュラのガラクタですね。理由としてはフェッチと組み合わせることで、自分のドローの選択を広げる使い道があるからですね。

トーモッドの墓所 Tormod's Crypt

先置きしないといけないけど、最軽量の墓地対策。エムリーとの相性も良いですね。墓地対策はメインサイドに4枚取りたいので、レイラインを取らない場合はこれ2+アショク2で賄ってました。遅いデッキだと十分間に会いますし、ウーロくらいのソフトな墓地利用にも入れやすいですが、ドレッジやスピードに寄せたリアニメイトには初手依存度がより厳しく求められる感じでしたね。メタ次第。

虚空の杯 Chalice of the void

概ねX=1で相手の出足を挫くためのカード。最近は2マナも強いカードが増えたので、昔ほどの万能感はありませんが、それでも1マナのカードが使われないわけではないので強いです。また、後半引いたチャリスはX=2(壌土からの生命、グラッジ)、X=3(メンター、ウーロ、実物提示教育、狡猾な願い)、X=4(カーン、活性の力)等スペルを予測して置ける局面もあるので、展開を見通してプレイしていきましょう。もちろんチャリスX=1の重ね張りが有効な局面もあります。特に対コンボ、対ブレストフェッチデッキには無類の強さがあるので、今後もお世話になります。ただ土地単には効きづらくなりましたね。X1で止められるものが殆ど無くなりました。

魔術遠眼鏡 Sorcerous Spyglass

ハンドを見ながら置ける真髄の針。弱いわけがないですね。デルバーにはあまり効かないので、トップにURがいる現状では少し使いづらくもあります(鹿も去ったし・・・)。しかし、効くデッキが多いのも事実なのでデッキのどこかに1枚は忍ばせておいた方が助かると思います。特に指定するのは不毛の大地、霊気の薬瓶、リシャーダの港が多いですかね。殆どデスタクだ。

ディミーアの印鑑 Dimir Signet

置ければ一番頼りになるマナファクト。血染めの月が出ていてもこれがあれば最低限のアクションは担保されます。一見弱そうに見えるし、実際弱い局面もありますが、助けられる局面もまぁまぁあるので1枚は入れておくと良いですね。これ+墳墓からで2ターン目にランドセットするとテゼレット、ウルザ、カーンが出せの結構強くないですか?

飛行機械の鋳造所 Thopter Foundry

これと弱者の剣のコンボ(あと悪意の大梟)があるから、トップメタのURデルバーと5分以上に戦えてます。雪玉やオーコがいなくなったので、BUGカラーを使うコントロールデッキが減った=疫病マンを見る機会が減ったのは結構追い風だと思います。惜しむらくはジワジワ勝つコンボなので、相手もコンボだと速度負けしてしまうことですね。効くデッキと効かないデッキを見極めてサイドボーディングをしていくことが大事。


弱者の剣 Sword of the meek

サイとの相性が良く(ソプターに反応して戻ってくるのでドロー時のサクリファイスが実質1枚で済む。)、集団的蛮行で心置きなくディスカード出来るので、そういうカードと来てくれればハンドに来ても心穏やかに過ごすことができます。

液鋼の塗膜 Liquimetal Coating

カーンから持ってくる概ね専用アーティファクト。テゼレットの奥義の際、アーティファクトカウントを一つ増やせる、余った土地に効果を使うとファウンドリーで潰してクロックにできる。ダレッティのー1で相手のエンチャントやPWを触れるようになる+こっちは非アーティファクトのパーマネントを種にできる、パディームに対して使うと彼自身も呪禁を持てる等結構使い道があるので、カーンがいない状態で残った塗膜もうまく使っていきたいですね。

倦怠の宝珠 Torper Orb

対デスタク、エスパーバイアル、アルーレン最終兵器。自分も食らう範囲がクソデカイ(エムリー、梟、ウルザ、ソプターコンボ)ので、CIP止めないと死ぬデッキ相手にサイドインすることになります。 

罠の橋 Ensnaring Bridge

テゼレッターの防御の要。最近は使っていて以前の強さが戻ってきた感じがしますね(鹿が去った・・・)。もちろん過信はせずにほかの防御カードと合わせて使うことを心掛けたほうが良いのは間違いないです。

世界のるつぼ Crucible of Worlds

ロングゲームで頼りになるけど、対アグロで引くと何もしないアーティファクト。リストの他の部分で4~5ターン目にはるつぼ不毛ができるようになる目があるので、これがあると対ポストとのマッチアップが少し改善します(一番早いのはこっちが血染めの月を置いてカーンを叩きつけることですが)。

Helm of Obedience

アグレッシブサイドボードの代表格。ソプターの受け用に衰微とかを入れてきそうな相手にガン刺さりしてくれると気持ちいですね。これを入れる場合、エムリーが墓地に落として回収困難になり、勝ち筋の一つがつぶれることがあるので、エムリーは減らした方がいいです。

マイコシンスの格子 Mycosynth Latice

カーンの先にある勝ち手段。ウルザが出ていると結構簡単に6マナ捻り出せるので思ったよりキャストできます。ウルザがいなくてもグダらせた上に着地させられることが多いのでカーンから持ってくる機会は結構あります。あと、置くとウルザが出した構築物トークンがクソでかくなったり、テゼレットが物凄いビームを打ち始めるのは、オーバーキルかもしれませんが覚えておくと役に立つ場面がありそうです。


Part4 プレインズウォーカー編


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ボーラスの工作員、テゼレット Tezzeret, Agent of Bolas

正直語りつくして、もう語ることあんまりないですね。罠橋、梟、そしてソプターでしっかりディフェンスラインを構築して彼をプレイすることがメインゲームの勝ち手段です。そしてサイド後も他にどんなプランを取ろうが、デッキ内にアーティファクトが溢れているため、独立して一つの勝ち手段として見られる点を評価して使ってます。

夢を引き裂くもの、アショク Ashok, Dream reaver

サーチを阻害して、墓地対策もできる。サイドカードとしてはかなり良いカード。役割2つ持ってるのでサイド枠を節約できるのも良い。盤面には一切触らないのでサイドにしていますが、サーチを多用するコンボや墓地利用するデッキにはすべからく刺さるので、かなり良いです。

巧妙な偶像破壊者、ダレッティ Daretti, Ingenious Iconoclast 

グリクシスカラーにするメリットとも言える、ゴブリン化したヴェールのリリアナ(怒らないで)ひとたび機能し始めると、すごい勢いでボードを取り始めるので頼りになります。しかしながらコンボ相手にはほぼ何もしないのでそこは諦めてサイドアウトしてください。

大いなる創造者、カーン Karn, the great creator

不倶戴天の敵かつ、味方になれば頼もしいPW。URデルバーみたいなアグロ相手に何もしないので、最近ほかのデッキが使っているのをあまり見なくなったのは好材料。しかし、自分のデッキも同じ理由で使いづらいところがあるので、メタを読んで、環境が高速化したらカーンを抜いて、低速化したらカーンを入れればいいと思います(ざっくり)。

時を解すもの、テフェリー Teferi, Time Ravelar 

着地すると急にマジックを簡単にし始めるPW。テゼレッターというデッキはウルザソプターやヘルムヴォイドといったコンボを組み込んでいる側面もあるので、インスタントでの妨害をすべてシャットアウトする彼は中々にマッチしてくれました。エスパーで組むなら1枚以上採用すると思います。

Part5 インスタント編

意志の力 Force of Will

基本中の基本。チャリスと合わせて運用することで対スペル面で非常に高い防御力を出すことができます。

否定の力 Force of Negation

対カーンを見たいので5枚目のウィルとして採用しています。アグロ系でなければ打ちどころは結構あります。サイド後も相手は基本的にノンクリーチャースペルでこちらの置物を対処してくることが多いので、残した方がいい場合が多いです(アウフにしても大抵緑ゼニスから出てくる)。

狼狽の嵐 Flusterstorm

ヘルムヴォイドを採用したときに同時に採用することが多いです。否定の力は自分のターンには中々打ちづらいところがありますからね。チャリスの上からでもストームの部分が無駄にならないのはナイスです。

謝った指図 Misdirection

除去やハンデスを弾く目的と追加のカウンター枠です。否定の力より、見れる範囲は狭いですが、自ターンでカウンター合戦になったときに輝くのはこいつですね。

取り除き Eliminate

非常に汎用性が高い除去。軽くてインスタントなので言うことはないですね。これでさらにフェアデッキへの耐性を上げることができます。除去できない生物(アンコウやクジラ、4マナの忍者)もいますが、概ね除去が当たるので重宝する場面が多いです。

悪意の熟達 Baleful Mastery

インスタントタイミングで2マナという軽いコストで撃てる除去。カーンみたいな4マナ以上のPWを除去できるのも中々悪くないです。タッサオラクルがライブラリー0枚の状態で出てきたら、2マナでキャストして除去を先に入れることでドローさせて勝ち!ってできることは覚えておいて損はないと思います。

コラガンの命令 Kolagan's Command

撃たれたら嫌なスペルですが、撃てるなら悪いことはないです。最近はリスト内でも生物が増えてきたので、回収先にも困らなくなりました。割と相手のファクトを割りたい局面もあるし、現環境ならタフ2は見ておきたいのでグリクシスカラーなら採用したほうがいいと思います。

Part6 ソーサリー編

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Transmute Artifact

アド損カードですが、流石に好きなものを場に出せるのは強いです。これで早めにソプターコンボを揃えることが対デルバーへの一番手っ取り早い勝ち手段です。サイド後もヘルムヴォイドで奇襲する際に使えたり、エルドラージ相手に手早く罠の橋をセットできる可能性を上げてくれるので役に立つ場面は多いです。

集団的蛮行 Collective Brutality

アルカニストと鹿が去ったため、タフ2環境になり価値が上がったスペル。スモッグコンボをスタートさせる両クリーチャーとデルバーを潰せるのがポイント高いです。弱者の剣、2枚目のオパモ、2枚目の力線と結構切って大丈夫なカードがハンドにあることもポイント高いです(少し悲しいけど)。

毒の濁流 Toxic Deluge

URデルバー以外には信頼性が高いスイープカード。対部族等横並びデッキにもこれがあるから戦っていけます。ライフルーズは痛いですが、プロテクションを無視したりネメシスに当たるのが偉いです。

大群への給餌 Feed the Swarm

使い心地としては悪くないです。最悪森知恵を割るために使ったりもします。ライフルーズがヤバすぎますが、全知と騙し討ちの両方に対処できるのでオムニ、スニショへの対策カードとしても使うことができます。

真っ白 All Blank

ハンデスと墓地対策を兼ねられるカード!って思って使ってみましたが、3マナというのが重くて中々使いづらかったです。ANTみたいなストームコンボにはかなり嫌らしいですが、リアニに間に合っていないのが辛かったです。

Part7 エンチャント編

虚空の力線 Leyline of The Void

運要素が高いものの、超高速で置ける最強の墓地対策。ただ柔軟性はないので、ウーロを見ただけだと入れづらいみたいな側面もあります。また、トップから2枚目を引くとそれだけで病んでしまう可能性もあるので、集団的蛮行みたいなハンドを整理するカードを入れておくと吉です。

ギラプールの霊気格子 Ghirapur Aethergrid

ヌルロ下でもアーティファクトを活用できる、ボードコントロールするためのエンチャント。バラまけるダメージは低いですが、エスパーバイアルやデスタクみたいな相手には刺さるととことん仕事をしてくれます。

血染めの月 Blood Moon

対ポスト&土地単最終兵器。出すにはディミーアの印鑑やオパモ、基本地形でこちらのマナベースを安定させた上で出さないといけませんが、ちゃんと出したい相手に出せれば、それなりのリターンがあるカードです。

最後に

 とりあえず思いつく限り試して、この環境を駆け抜けたんだなぁ、という感想が出てきましたね。テゼレッターを組みたい、と考えている方がこの解説を読んで1枚1枚カードについて考え自分なりのテゼレッターを組んでくれると嬉しいですね。MH2の後も一定の評価は変わらないと思うので、きっと参考になるはず。

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