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【教えて!テスコム】美容室で使われるプロ用と家庭用のヘアードライヤーって何が違うの?

こんにちは!テスコムPRチームの森下です。
社内にいるとなかなか気づかないけれど、ユーザーさんからご質問いただいたり、友人から聞かれたりして、
そうか・・・そういうところ伝わっていなかったんだなぁ と反省することが多々あります。
今日はよく聞かれるご質問の1つ「美容室で使われるプロ用と家庭用のヘアードライヤーって何が違うの?」について書いてみようと思います!

■「風量」と「風速」は違う!秘密は「ファン」にある

テスコムのプロ用ドライヤーの歴史はもう50年以上になります。とは言っても、50年前は一般家庭にまだドライヤーは普及していなかったのでドライヤー=プロの道具だったそうです。そこから何年も経った後に一般家庭にもドライヤーが普及し、美容師さんじゃなくても使いやすいドライヤーとして開発されたのが家庭用のドライヤーです。余談ですが50年以上前、テスコムが初めて作ったドライヤーの風は今と比べると全くパワーが無くそよ風のよう。でも個人的にデザインはとっても気に入ってます!

初代ドライヤー2

<50年以上前のテスコムドライヤー>

美容室でいわばプロの方が使うプロ用ドライヤーに求められるもの、それは風のスピードです。スタイリングの際に風を髪とブラシへピンポイントに当てるため、速く、強く、そして出る範囲は絞られている、そんな風が求められます。
その一方、一般家庭用のドライヤーは、スタイリングよりもヘアドライを重視して作られています。たくさんの風を出すことで、広い範囲で髪を一気に乾かしていきます。速い風とたくさんの風、その違いはドライヤーの形にあります。中に入っている風を作るためのパーツである『ファン』この形状に大きな違いがあるんです。

プロ用と家庭用

<シロッコファンのプロ用タイプ>  <プロペラファンの家庭用タイプ>

プロ用のドライヤーは狙った場所にピンポイントにあたる速くて強い風を出すために風車のような形のファンで風を作ります。
家庭用のドライヤーは髪を一気に乾かせるたくさんの風を出すために扇風機のような形のファンが使われています。

ファン画像

    <シロッコファン>         <プロペラファン>

結局どっちがいいの?
と聞かれてしまうと、正直とっても難しい・・・。『速さと量』で好みが分かれるところです。
プロ用ドライヤーの風は速くて強いけれど風の範囲は広くないのです。なので美容師さんは髪を乾かす時にドライヤーを振って風を広い範囲に当てるように使っているんです。
一般家庭向けのドライヤーは振らずに使ってもらえるよう設計してあります。むしろ振ってしまうことで風の温度が下がってしまうこともあるのでドライヤーはそのまま、髪をもう片方の手で少し散らすようにしていただければOK。
そんな訳で、実は1人で簡単に髪を乾かすことだけを考えるとプロ用よりも家庭用のドライヤーの方が使いやすいところもあるんですよ。
もちろんドライヤーを振りながら上手に使っていただける方にとっては速い風は速く髪が乾きます。プロ用ドライヤーを使うには少しテクニックが必要なんですね。

■プロ用ドライヤーはとってもタフ

もう1つ、プロ用ドライヤーの特徴を言うと、それは頑丈なこと。毎日たくさんの方の髪を乾かすプロ用ドライヤーはとってもタフ。テスコムのプロ用ドライヤーブランドNobbyはよく美容師さんに「サロンワーク中、つい落っことしちゃうこともあるけどNobbyは全然壊れないからいいよね!」とお褒めの言葉をいただくほど頑丈!(もちろん本当は落としちゃダメですよ!)ハードなサロンワークに耐えられるようさまざまな工夫がしてあります。
そして、それを出荷前に検査するのが「耐久試験」。モーターの強さやコードの屈曲試験などなど、家庭用のドライヤーの2倍の試験をくぐり抜けてプロ用ドライヤーは世の中に出て行きます。

■プロ用Nobbyの良いところを取り入れて作られた家庭用ドライヤーNobby by TESCOM

色々聞くと、やっぱりプロ用の方が良さそう!プロ用が欲しいなと思う方も多いかもしれません。でもプロ用のドライヤーはあくまでもプロの美容師さんの道具。家庭で使うには適して無い部分も多々あります。例えばドライヤーのコードの長さはサロンワークで使いやすい3mもあります(家庭用は2m以下がほとんど)。それから髪にツヤを出してくれると言われているマイナスイオンなどもプロ用の世界ではあまり好まれないことも。プロの美容師さんはブローのテクニックでいくらでも髪をツヤツヤにできてしまうので!
 テスコムではプロ用Nobbyの良いところを踏襲して開発したNobby by TESCOM という商品があります。プロ用のスピードの速い風をしっかりと取り入れ耐久性もばっちりながらも、ドライヤーを振らずに風を拡散させるフードが付いていたり、テクニックいらずで髪にツヤが出せるプロテクトイオンを搭載していたり、もちろんコードはご家庭での使用にちょうど良い長さの1.8mです!

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<Nobby by TESCOM ドライヤーNIB3000>
https://www.tescom-japan.co.jp/brand/nbt/

 ※NIB3000は生産終了いたしました※
【最新機種NIB3001はコチラ

美容室用と家庭用のドライヤーの違い、いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんのドライヤー選びの参考になれると嬉しいです。
ちなみに私はNobby by TESCOM NIB3000のパワーのある速い風が大好きで、自宅ではこれを使っています。娘の髪を乾かす時にちょっと美容師さんの気分になれるのも楽しいんですよ!

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