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08/17 せりふの観察|ゲスト:久佐山れヱと/せりふ:ブルガーコフ『アダムとイヴ』

手探りの準備2024 メンバーの浜田誠太郎です。こんにちは。

どらま館の劇場企画『手探りの準備』の中で、「せりふの観察」というリサーチ企画をはじめました。集まった人でせりふを声に出して読み、そのあと感想などを話しながら観察をする集まりです。いわゆる、読み合わせ会みたいなものです。月に1、2回くらいのペースで実施していきます。

08/17(土)はゲストに久佐山れヱとさんをお招きし、ミハイル・ブルガーコフ『アダムとイヴ』を読みます。ご関心ある方はぜひお越しください。


企画概要

集まった人でせりふを声に出して読み、そのあと感想などを話しながら観察をする会です。毎回ゲストをお招きし、ゲストの気になるせりふを取り上げます。全体の概要は以下のどらま館HPをご確認ください。

今回はゲストの久佐山れヱとさんと、ロシアの劇作家・小説家ミハイル・ブルガーコフが1931年に執筆した戯曲『アダムとイヴ』を読みます(当日は翻訳されたものを読みます)。

ロシアの戯曲というと、真面目で硬派な印象があるかもしれません。でも複数人で声に出して読めば、思いのほか楽しめてしまうのも「せりふ」の不思議なところです。しかも『アダムとイヴ』はソ連時代に多くの劇場から上演を拒否されたSF問題作。「外国のせりふとか読んだことない、難しそうで怖い」みたいな方にもおすすめです(内容が怖くないかどうかは知りません)。

演劇の知識や、今回取り扱う作品についてなにか知っていないと参加できない企画ではまったくありません(なんなら今回のせりふに関心が無くても観察はできます)ので、お気軽にご参加ください。

日時

2024年08月17日(土)
16:00~18:00頃 せりふの読み合わせ
18:00頃~20:00 観察会

※読み合わせと観察会は個別でも参加可能です(予約フォームにてご回答ください)。ただし、読み合わせの終了時間、観察会の開始時間は前後する可能性がございます。

ゲスト

久佐山れヱと(くさやま れえと)
27歳/元銀行員/現在フリーター/早稲田大学演劇研究会2022年度入会会員
花山薫や中島らもやずん飯尾や蛭子能収や寺山修司のような人間になりたい→独立←想像力とは、想像の及ばない存在を認める力のことですか?言語化って言葉にやや懐疑的

せりふ

ミハイル・ブルガーコフ(1931)『アダムとイヴ』
Булгаков, Михаил (1931) «Адам и Ева»

世界の対立が深まり、ついに毒ガスを使った全体戦争が勃発!
死の町と化したレニングラードでは生き残ったアダムとイヴと科学者の人間関係が微妙に変わり始める…

群像社HPより
群像社HPより

会場

早稲田大学学生会館E329(どらま館部室)

参加費

なし

定員

最大6名ほど

予約

お問い合わせ

タイトルを「せりふの観察2024年08月」として、以下のアドレスにご連絡ください。
tesaguri.trialsanderrors@gmail.com(担当:浜田誠太郎)

担当

浜田誠太郎(はまだ せいたろう)
1996年生。俳優、演劇研究。休み代表。早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース博士後期課程。研究の関心は20世紀ロシアの演劇実践とその思想史的背景。どらま館制作部にて読書会やワークショップなどを企画・運営。基本的に都内をボロボロの自転車で移動している。

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