トコロ変われば。
『エンジェルロード』で有名な小豆島の観光スポットに隣接しているホテルからの眺め。
昨日はお天気が悪かったので、写真は色の補整をしています。
小豆島のおばちゃん。
いつも細くて美しい「小豆島そうめん」を送ってくれたおばちゃん。
ばぁばの5歳上のお姉さん。
3月に亡くなって、昨日は四十九日法要に出席してきました。
高齢のじぃじとばぁば。
葬儀は伯父の家族に連れて行ってもらったので、今回の法要は私が。
※先に言っておきますが、しんみりした空気ではありません。
瀬戸内海は島がたくさんあって、その島をかいくぐってフェリーが通過します。
残念ながら、悪天候で島はボヤっとしか見えませんが。
昔は本当に海賊がいた島もあったそうですね。
雨の降る中デッキへ出て、何かネタになりそうなものを写真に納めようとしてたら ばぁば登場。
ありがとう、ネタになったよ。
島の風習。
今回、皆さんに紹介したい事がありまして。
葬儀や法要、納骨に関する事なので、気を悪くされる方もいるかと思いますが、
その土地土地には「こんな習わしがあるんだ」と思って頂ければと思います。
どうぞ広い心で(笑)
四十九日法要の流れ。
まず、法要より先にお墓へ行き納骨します。
納骨→四十九日法要→もう一度お墓へ。
海沿いの墓地に、伯母ちゃんちのお墓はあります。
↑この画像はお借りしていますが、
このピラミッドの横に広い霊園があります。
一軒あたり(一軒て言うのかな?一家?)のお墓の敷地面積は、畳で10畳以上でした。どの家のお墓も。
めっっっ…ちゃ広い。
縁石で仕切られていて、土の上に石のお墓が立ってます。
その訳はすぐ分かりました。
私を含め多くの出席者がビビったのは…
骨壷を、白い布で包んだ箱ごと埋めるんです。
むかしむかしの土葬の名残りでしょうか?
参列者一人一人、順番に土をかけます。
で、
一年後の一周忌法要で掘り出して、お墓に納骨するそうです。
一旦 伯母ちゃんちに帰り、四十九日法要が始まりました。
これは普通の法要と変わりなく。
ただ、最後にちょっと面白いと思った事が…
途中でお焼香が回ってきますよね?
あんな感じで、「お団子」が回ってくるんです🍡
お盆の上に、お団子と砂糖と楊枝が乗ったセットが…
まず住職が楊枝でお団子1つ刺して、砂糖を付けてパクッと。
そして順にお団子が乗ったお盆が回ってきました。
じぃじ辺りからリズムが狂ってきて、
お焼香みたいにお団子に一礼して、楊枝に刺したお団子を顔の前に1度高く上げてからパクッ。
そして一礼。
お焼香じゃなーーーい(笑)
一人がやったら、つられて皆やっちゃう(笑)
そして、またまたお墓へ。
皆でお線香をあげて、
四十九日法要は終わりとなりました。
それにしても
住職デカっ!
天使の散歩道。
ちょうど干潮時にホテルで会食だったので、
エンジェルロード(天使の散歩道)が浮かび上がったのを見ることができました。
お天気悪いのに、たくさんの人が渡っていました。
最初に出てきたお刺身の盛り合わせは、写真撮り忘れ。
皆が座りたがらなかった「住職の横」に座ったので、めっちゃ話しかけられて写真の事忘れてたw
24年ぶりに会った親族、初対面の親族もいて、
誰が誰だか分かりません。
ばぁばは7人姉兄の末っ子で、1番上の姉と18歳差だったので、
その姉の子供(イトコ)より孫(イトコの子)と歳が近いので。
伯父なんだかイトコなんだか、判別できない。
会わないし(笑)
帰路。
ホテルで着替えて、帰りのフェリーへ。
なんも見えねぇ。
ちかれたびー。
今回の法要で、日本全国にはまだまだ知らない風習が沢山あることを知りました。
少し面白おかしく表現をしていますが、
法要は決して重々しい空気ではなく、子や孫や親族やご近所さん達の、明るい笑顔と楽しい笑い声で包まれた、よい法要でした。
伯母ちゃんも喜んでたと思います。
ただ、
一旦 お墓の横に骨壷を埋めて、一年後に掘り返し、お墓に納骨する…
なんて地域が他にもございましたら、教えてほしいです。
Googleさんで検索して、「小豆島・納骨」「小豆島・骨壷」でも出てこないんです!
同じ小豆島でも伯母ちゃんの家の方だけなのでしょうか。
聞いた事あるよって方、いません?
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