春休み応援メール3月16日

おはようございます、黒木です。公文の春休み終了まであと10日!
いつもなら10日なんてあっという間にに過ぎてしまいます。ここからの1日1日を大事にしていきましょう。今日はなぜ英語の音読をしてもらいたいか、という話です。

 音読は、聞いていて意味の通じるもの、であることが大事です。指導のポイントの一つは、文意の切れ目で間を取れているかどうかです。音読練習をする間に、フレーズごと身体にすりこんでもらいたいのです。
ヘンな場所で切れているとき、または切れ目なくお経をあげているような調子になっているときは、Eペンシル通りの間を取れるよう、プリントに印を入れて、もう一度聞きなおし・読み直しをします。H1からH2あたりで一文が長くなってきた辺りが、その癖付けをする旬です。小さい子は文意が通らない音読をすることがほぼありません。耳から覚える割合が多いせいでしょうね。

 また、音読で新しい単語の意味を覚えているかどうか、推し量ることもできます。これは国語の音読も同じです。つっかえるとき、大半はその箇所の単語の意味や読み方がうろ覚えです。単語は後からまとめて覚えるからいいや、めんどくさい、と言うのはもったいないです。そのお話のイメージの中で日本語ではなくイメージのまま頭にすりこんでもらいたいです。

 5枚目の音読練習だけではどうもスラスラいかないときは、それまでの4枚半の学習状態に問題があると思われます。答を口に出して言う、それから書くというお約束を守っていないでしょうね。確かに面倒くさいかもしれません。ですが、この面倒なことことを淡々とやれる人は必ず中長期的なスパンで伸びてきます。地頭の良し悪しとは関係ないのです。

 以上、音読をしつこく追う理由でした。音読の積み重ねが、リスニング力の強化にもつながります。毎夏、音読発表会をするのも音読を重視しているからなのです。
今日もがんばっていきましょう!

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