エコーチェンバー

社会が成熟し経済差が固定化された今、河内長野市民全員に共通した視点、価値観が減り、細かに分断された層や集団に分断され、それぞれの層に固有の情報や考え方を持ち、集団間の移動が起きにくい傾向があるのかもしれません。

しかも、多くのシニアは、今さら自分の意見や考え方を変えることが難しい。同じメンバーや同じ声だけの領域に浸り、外から批判を聞くほどにメンバーへの忠誠心を高めます。

そんなエコーチェンバーな河内長野市にあって、何かのメッセージを地域社会に広げるには、人の心中の壁を越えなければならない。その壁を超える武器は「感情」とりわけ「共感」なのかもしれない。

ぶっちゃけ、感情は正確な情報や真摯な意見より強い。正しい正しくないという価値基準を超えて、感情には人の心をつかむスピードとパワーがあり、共感は人の固定観念を壊す力があります。

それをどう活かせばよいのか。まだまだ工夫の余地があると思いませんか。