徳力 基彦『自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書』(朝日新聞出版、2020年)を読みました。
最近ようやくtwitterやnoteを使い始めたSNSのlate majorityの私ですが知らない人と「つながる」のはなかなか楽しいと思い始めています。そんなことでSNSに関する本を読んでいますが本書はnoteプロデューサーの著者がやさしく一般人がSNSでこれまでにない機会を得るための方法を説いています。あくまでも会社に所属する人が会社の応援も得ながら無理せずSNS活動をするやり方は目から鱗でした。世界の潮流が変わりつつある今新しい人とのつながりは鍵なのでしょう。世界中の人と瞬時につながれるのは仏教的な世界だというのは思い込みが強過ぎるでしょうか。著者のオンラインイベントに参加しましたが親切でいいひとでした。同い年ということもあり共感してしまいました。
本書より…
そもそも、個人が発信すること自体が、ある種のエゴイズムを含む行為です。自分の話を聞いてほしい、宣伝したい、キャリアアップしたいというエゴがあるから発信しているのです。その事実を、まずは自分の中で認めましょう。そのエゴがある以上、あなたのことをネガティブに受け取る人は必ずいます。
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面と向かって人に言わない、言えないようなことを発信しないようにしましょう。人への配慮が必要なのは、ネットもリアルも同じです。
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