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田辺 剛『時を超える影 1 ラヴクラフト傑作集』(KADOKAWA、2018年)を読みました。

ラヴクラフトの原作を田辺剛が漫画化。ジェヴェオンズ研究をしている政治経済学の大学教授が記憶喪失で5年半の間、遺跡研究などをした後、記憶が蘇るというストーリー。その間、異生物体に乗っ取られていたようで夢にその様子が出てきます。自分自身を精神疾患患者として観察し心理学の学術誌に論文を掲載したところ、オーストラリアから連絡があり、それとそっくりの遺跡があるというSFです。日本の漫画家による漫画が迫力ありすぎて怖いです。

本書より…

これは・・・・・・
「イースの大いなる種族だ」・・・・・・・・・・

私はこの化け物を知っている・・・!

・・・ここは彼らの城だ・・・・・・
彼らの城だ・・・

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この奇妙な象形文字・・・・・・
地球の文明のものではない

ああ「大いなる種族」が来る・・・・・・

行き止まり・・・!

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