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竹熊 健太郎『マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談』(イースト・プレス、2004年)を読みました。

竹熊健太郎さんのマンガや社会評論はインサイトに満ちておりとてもおもしろいです。本書もaha!体験の連続でした。インサイダーだから語れる内輪ネタもたまらなかったです。サルまんで竹熊さんを知った私としては巻末に掲載されている幻のサルまん第1回の原稿はプライスレスでした。


本書より…

私なりに喩えていうなら、映画における物語とは、音楽における歌詞のようなものだ。ご存知のように、歌詞がなくても音楽は成立する。これと同じく、原理的には物語がなくとも映画は成立するのである。

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