抗がん剤治療でも脱毛しない術(1)

 最近、有名人のSNSや医療保険のCMで
「がんになりました」→「頭髪が抜けました」
というのが非常に多い。
『坊主頭という苦行を受け入れました』という意思表示。
髪がなくても健気に頑張る姿に〝頑張って〟とみんな心に思うでしょう。

でも、ちょっと待って! 
スキンヘッドにならなくてもいいかもしれない方法があるんです。
本当は順を追って書こうと思ったんですが、
身の回りでもがんになった話が多く、
抗がん治療(化学療法)をするなら、
しびれが出る、脱毛すると医師に説明され受け入れるしかないので疑問すら出ない。
私もそう思っていました。
私はたまたま抗がん剤治療の前日に同じ病室の先輩が教えてくれて、
私は1回の抗がん治療(化学療法)から2週間後に脱毛しましたが、
1割くらい髪が残りました。
見た目は「薄毛のオラウータン」ですが、残った1割の髪の毛のおかげでとっても助かりました。
ちょろっと前髪と襟足があるだけでベレー帽をかぶれば違和感ない。
窮屈なウィッグ装着をしないでもいられました。
脱毛の度合いは薬の量や回数によって違いますが、往生際悪く髪を守るのも病人の権利です。
まずは方法を知って、ご自身で選択されてください。

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