医療用ウィッグは不要、1,2万円台で充分!

抗がん剤治療(化学療法)でウィッグの相談も多いです。

病院内の「医療用ウィッグ」は人毛で50万円が相場。
「メンテナンス用にスペアが必要で100万円」とおすすめされます。

こんな高額ウィッグ買わなくてもぜんぜん過ごせます!

医療用ウィッグでなくて、普通のウィッグでいいし、毛付き帽子で充分。
毛付き帽子のほうが頭を締め付けなくて快適です!

そもそも「医療用」とは、「毛がない状態でかぶる」のを言うようで、
非常に線引きがあいまい。デリケートな頭皮に触れる部分がナチュラルな素材を使っているとかその程度で、素材の基準とか特にないようです。
ならツルッパゲの男性が医療用をかぶるのか、はげかかっている男性はどうなるのか、といえばそんなことはなく、かぶるものは同じ。
つまりは、カツラメーカーの言い分。
こちらは初めてだし、わからないのをいいことに
病気だから大事にしましょう、と価格を釣り上げている。

昔、弟が「カブトムシのえさ」と「クワガタのえさ」を買ったら中身が同じだったという阿漕な商売を思い出しました。
こんなウソにだまされてはいけません。

ウィッグをつける際、下にネットをかぶるのですが、薄手のストッキング素材、汗を吸い取る綿素材、竹素材のニットなどいろいろあり、
頭皮を守りたいのなら、カツラの下をグレードアップさせればいい。

人毛はナチュラルに見えるとは言うけれど、今はナイロンでも髪色も豊富だし、ピカピカ光りすぎることもありません。

高いウィッグなんて買えない私は、ギャルの聖地・渋谷109のお店で試着。ここでも2,3万出せばかわいいウィッグが買えることがわかりました。
せっかくだから、地毛だと髪が痛んで挑戦しにくい金髪でもいいかなと思ったくらい。

そのあと、美容師の友達に原宿にあるプロが買いに行く、エクステやウィッグの店を教えてもらい、
13,000円でボブストレートのウィッグを購入。
友達にカットしてもらい、カスタムしました。

知り合いのアネゴは、ネットで購入し、カットはカスタムして8,000円ですませていました。

ウィッグが不自然になるのは、ありものを頭にのせてるから。
肝心なのは、髪質の問題より、自分のフェイスラインに合っているかです。
美容師の友達曰く、
「自分の欲しいウィッグはないから、自分で作ったほうが早い」
とのこと。

ウィッグは専用のシャンプーで、自分では手入れできない、なんて思わせてるけど、メーカーが勝手に特別感を出しているだけ。

「ウチの美容院持ってきてくれれば、シャンプーブローもしてあげるよ」
とのこと。
普通の美容院でも対応してもらえます。
友達の店はこじんまりとしているので、ほかの人に見られることを気にする必要もありませんでした。

ウィッグの扱いはそんな特別じゃありません!
そんな高額で買う必要ありません!

病室で仲良くなった先輩患者に聞いたら、
「家にいる間は綿ジャージのニットキャップでいいし、ほとんど家にいるでしょ、通院するのにウィッグつけて隠したいわけでもないし。ウィッグつけることなんてそんなになかったわよ。あんなのに30万円も出して要らなかったわ」
とのこと。

私も結局、シーインで1,000円で買った毛付き帽子とベレー帽でほぼ住んでしまいました。

がんは出費がかさみます。
メーカーにのせられてウィッグだけにお金をかける必要はないですよ。

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