![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64811137/rectangle_large_type_2_28cf87ae9c87e7adc88e6ca386488eee.png?width=800)
六曜と六壬
六と名のつく占いですが、元を辿っていくと関係性が見えてきます。
六壬時課の項目で、そこの絵に書かれた六曜を使ったものを小六壬と言うのです。
手のひらに書かれていますが、別にこれを組み合わせるということではなく、単に見やすくしているそうです。昔の感受性はよく分かりませんね。
この六曜を順繰りに対応させていくのです。
一方小六壬というのは、時間帯の占いでしたが、使用用途が合戦だったこともあり、そんな短時間で終わりませんから、結局日取りの吉凶としか使われなくなりました。
かつてならば、陰の年や陽の年でも小六壬は別の結果を表示していたのですが、何でもかんでも簡略されて、そのようなロジックは使われなくなりました。
そうして、現代の様な六曜がカレンダーに使われる様になりました。
しかしながら、多くの要素が切り離されてしまいましたから、簡単ではあるかもしれませんが、精度はお察しくださいと言うことになってしまいました。
その際たる例というものを歴史は物語っています。
このように占いの歴史というものを知ることで、情報の取捨選択というものに大きく寄与できるでしょう。
日本はこの見えないものがないがしろにされたことによる被害を歴史が物語っていますから、とても重要です。
このようなことを学んでいきたいと思う方はぜひ一緒に学びましょう。
これからも良い記事を書いていきます。