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元々の陰陽師の役割

お祓いが中心に思われている陰陽師ですが、そういうわけではありませんでした。

本来はお祓いはほとんどやっていなかったのです。

奈良時代や平安時代で儒教が入ってくるわけですが、その際に中国から様々な知識が入ってきました。その中には董仲舒さまの行ったことも知識として入ってきました。

そのような儀式を日本でも行って、日本も気のバランスを整えようとしたのです。

そのため、お祓いなどはメインの仕事ではありませんでした。
むしろ占いの方がメインです。

筮竹を使う易占いや六壬などの占術が中国から入ってきたため、それを使いこなしました。
また、見えない世界からの側面で良い土地を探すという仕事もしており、風水師のような役割も持っていました。

平安時代以降、陰陽師のあり方に変化が出てきますが、元々は占いと土地選びだったのです。

このように現代のイメージとまるで違うということも常々あります。
起源であったり、理論を知ることで、大きな発見が沢山生まれます。このようなことに興味のある方は一緒に学びませんか。


これからも良い記事を書いていきます。