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小倉芝1200m攻略!!ポイントは種牡馬のマイル実績!!

夏競馬も始まり、荒れると呼ばれる小倉、福島、函館の季節がやってきました。
荒れると言われることからやはり的中が難しくなり、当然苦手だという方もいるでしょう。

ですが、3連単で何百万もの払い出しがされる中でも特払いがされていない以上、的中者がいるという事。
それぞれのコースの特徴を捉えることで大きな払い戻しを見込めることにもなります。

そして今回紹介したいのが小倉芝1200m(良)です。

かなり多くの番組が組まれていることもあり、これを覚えるだけでも非常に大きなメリットになり、大きな馬券を取れる事も間違いないでしょう。

今回、その注目のポイントとして種牡馬のマイル実績に注目をしてみたいと思います。

小倉芝1200mに強い種牡馬

まず、各種牡馬の実績をざっと見ていきたいと思います。
今回のデータは小倉の芝の高速化がさらに進んだと思われる2020年からのデータとさせて頂いています。

小倉芝1200mリーディングサイアー

1位は短距離なら当たり前のようにいるロードカナロア
2位にはダイワメジャー
3位には2020年より産駒がデビューしたミッキーアイルとなっています。

タイワメジャーとミッキーアイルに関しては産駒をベタ買いでも単勝回収率は200↑複勝回収率でもプラスの形になっていますが、この上位3頭にはとある特徴があります。
それは東京のマイルG1実績があるということです。

カナロアに関してはスプリント実績が注目されがちですが、安田記念に勝利していますね。そしてミッキーアイルに関してはNHKマイルCに勝利、ダイワメジャーは安田記念に勝利をしています。

さらにプラスの回収率を出している中には昨年より産駒が走り始めたサトノアラジンも出走数は当然まだ少ないながらもかなり優秀な実績。同馬も安田記念の勝利馬となっております。

東京のマイルG1はスピードの流れが速く、安田記念に関していえばスプリント適性が求められるとも言われています。このことから現在の高速化している小倉の芝、特に短距離とはリンクする部分が多いのではないかと感じております。

上りタイムにも注目

高速化が進んでいるということで勝利馬のデータを上り3Fの順位別に見てみたいと思います。

勝利馬の上り順位

2020年までの134レース中、上り3Fのタイムが上位3位以内に入った馬だけでも半数以上の80頭となっており、上りタイムが6位以下までになると27頭となります。
出走馬のスピードの持続力、瞬発力などを見極めて選んでいくのもポイントになると思います。

次は実際に該当馬のデータを見ていきたいと思います。

代表例

①トップオブメジャー(ダイワメジャー産駒)

トップオブメジャーの戦績

同馬は2022年2月27日の下関Sで単勝11番人気での勝利。単勝オッズは2980円、3連単54万円の波乱を生み出す立役者となりました。
ダートで2勝クラスを突破してから1年間はダート路線でこの勝利を含む5戦しましたが、この勝利以降は2桁着順が続きました。芝への再挑戦で同コースへの挑戦で見事勝利となりました。

また、この馬自体、東京での勝利実績もあり、その時は上り最速33秒5での勝利。下関Sを勝った際にも全体の上りは2位と顕著に現れていると思います。種牡馬だけでなく、種牡馬+同馬の東京芝の実績を考えてみるのもありだと思わせてくれます。
次にこの馬の血統面を見てみたいと思います。


トップオブメジャーの血統表

母父はストームキャット系。母父ストームキャットと言えばカナロア、サトノアラジンなどの母父でもあり、高速決着に強い種牡馬です。米国系の早さを取り入れた部分も注目のポイントになると思います。

②ナムラクレア(ミッキーアイル産駒)

ナムラクレアの戦績

同馬は新馬戦未勝利ながら格上のフェニックス賞を2番人気で制覇。次戦も小倉2歳Sを4番人気で制覇しております。
次にナムラクレアの血統表を見ていきます。

ナムラクレアの血統表

同馬も母父はストームキャットとなっており、先ほどのトップメジャー同様に母父にも共通のポイントがあります。先月には函館スプリントを勝ったことからもそもそも馬自体が強いと思われますが、小倉巧者の素質があるのでは無いかと思います。

③ゼットレヨン(モーリス産駒)

ゼットレヨンの戦績


同馬は新馬戦から10番人気の評価を覆して勝利し、単勝では3270円、3連単では132万円を超える高配当を演出。
続く2戦目のかささぎ賞も前回の人気からフロックの評価を受け6番人気の評価を覆して勝利。コチラも単勝1490円、3連単は17万円と高配当。

2戦目のかささぎ賞に関してはダイワメジャー産駒もカナロア産駒も出走してはおらず、この記事内で記されている種牡馬ではサトノアラジン産駒のタムロキュラムンが1頭、そしてモーリス産駒がこの1頭のみとなっていたので選択肢としては選びやすかったのでは無いかと思います。次に血統面。


ゼットレヨンの血統表


前述にはありませんがモーリスも安田記念を勝利。それだけではなく、1年でマイルG1を4連勝した実績馬。
そして母父がサクラバクシンオー。言わずと知れたスプリンターであり、母父サクラバクシンオーの成績もそれなりに優秀。ベタ買いでも単勝回収率98%と悪くはない。

まとめ

如何でしたでしょうか?取り上げた例の中にも高配当がありましたが、この特徴を抑えれば高配当を掴むキッカケにはなると思います。
東京マイルG1を持つ実績種牡馬としてこれらを例に挙げましたが、他にも東京マイルG1馬は多くいます。しかし、このコースでプラスの成績を収められていない種牡馬もいます。

そうした中で出走馬自体の東京実績で有ったり、上りタイムの実績。母父等の特徴があったりします。
色々含むと難しくなりますが、現状であれば一番最初に記した小倉芝1200mのリーディング種牡馬を参考にして見てもらえたらなと思います。

ココまでご覧いただき、ありがとうございました。質問等あればコメント、ツイッターのリプライなどで受けるので宜しくお願いします。

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