皐月賞アプローチ
皐月賞 アプローチ
桜花賞お疲れ様でした。
筆者は本命をナムラクレアにしたものの結果は残念に終わってしまいました。
次は皐月賞に向けて頑張っていきましょう。
では、皐月賞の2015年まで遡ったデータを見てみましょう。
【過去データ】
上記データにある項目を順にまとめていきたいと思います。
【枠順】
過去の傾向から見れば内寄りが若干優位に立てていることが分かります。理屈はわかりませんが4枠7番は2016年以外馬券内に入っています。
8枠からは過去2頭が馬券内。7枠からも2頭が馬券内になっています。人気的には決して高くはなく、大外だからということで軽視はしてはならないでしょう。
あくまで1~4枠の内に入れば少し優位に立てるという程度に考えておきましょう。
【馬体重】
特段大きな差は無いように感じますが、小柄な馬には不利なように感じます。
牡馬の平均場体重はおおよそ480キロとなっていますが、480キロを切る馬は過去に6頭のみとなっています。ここは平均より少し上を意識したいところだ。
上記7年の全出走馬を480キロ以上と479キロ以下にすると結果は以下の通りとなる。
出走頭数が若干479キロ以下の方が少ないが勝率から複勝率までおおよそ2倍近くの差が生まれる結果となった。
【血統面】
種牡馬だけで見ても圧倒的にSS系が優勢であることはわかる。ただし、SS系有利と言えるのはあくまで早い時計が出る場合になる。
実際にディープ産駒が独占した2016年とSS系が一頭も入らなかった2021年のタイムを比較すると2016年の決着タイムは1.57.9に対し、2021年は2.00.6になる。
2018年も非SS系の2.3着があるが、これもタイムは2分を越える。勝馬のエポカドーロもオルフェーヴル産駒でSS系の中でも少し特殊だ。
当日の馬場状態や出走メンバーによりある程度のタイムを予想し、2分の壁を考えながら導き出そう。2分を切る場合はSS系の中でもスピード指向のタイプ。2分を超える場合は非SS系、SS系の中でも母系や種牡馬の母系に欧州実績のある血統があることを考えよう。
SS系の中でも母系や種牡馬の母系に欧州実績のある血統があることの良い例として2020年のガロアクリーク。父キンシャサノキセキの母父プレザントコロニーは愛ダービーやキングジョージを大差で勝ったセントジョヴァイトの父にも当たる。ここを辿れば凱旋門賞連覇のリボーとなる。
さらに母系にはイギリス二冠馬のナシュワンもいる。そのナシュワンの代表産駒の一頭にバゴ。そのバゴ産駒のステラヴェローチェが3着に食い込んだ皐月賞も2分を超える決着タイムとなっている。
【脚質及び通過順】
逃げの手はあまり優位ではないでしょう。逃げ粘って馬券内に入ったのは前年のタイトルホルダーのみ。
先行での競馬を経験している馬が有利になると考えられます。前走の通過順で10番手以下を走り極端に後ろからという競馬をした馬は馬券内には入っていない。頭数の影響もあるがここは前走で先行~中団での競馬をしている馬を狙っていきたい。
前走、先行を経験しつつ上り最上位のタイムを出している馬に関しては当日多少後ろからになっても問題はなさそうだ。
【前走】
特段前走〇〇のレースを使ったからと強く言えるものはないだろう。強いて言うのであれば関西のレースよりも関東のレースを使っている方が有利という結果になっている。関東のレース馬券内17頭、関西のレース馬券内4頭という形になる。
また、前走1着という所も大きなポイントとなるだろう。前走1着という条件のみで15頭が馬券内に入っているのでここも注目のポイント。
現在、3年連続で無敗の皐月賞馬が誕生しており、今年も無敗馬が3頭登録をしていることから注目してみたい。
【総括】
押さえておきたいポイントは以下の6点
①枠は内よりが良い。1~4枠。
②馬体重は480キロ以上
③早い時計の場合、父SS系などクラシック向きの血統。遅い時計の場合、父非SS系、SS系でも母系や父母父に欧州実績のある馬。
④前走1着
⑤前走関東のグレード競争
⑥先行~中団
タイムなどは皐月賞までの中山芝レースを参考にしてみたい。
10日の鹿野山特別(芝2000m)は1.59.2と2分を切るタイムが出ており、春雷Sでは1.06.8と従来のレコードタイム+0.1ととても早い時計が出たので雨などの影響がなくこのままの馬場状態であれば早い時計になる可能性も高そうだ。
17日12時ごろ追記情報
内馬場がかなり荒れているようです。
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