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NHKマイル　アプローチ

照井新聞

先週の春天は如何でしたでしょうか？タイトルホルダーはとても素晴らしかったです。筆者の本命馬であったヒートオンビートは4着となってしまいましたがまだまだＧ１の連戦は続きますので頑張っていきましょう。

現在の春Ｇ１の本命は
高松宮記念　ロータスランド　2着(5人)
大阪杯　ポタジェ　1着(8人)
桜花賞　ナムラクレア　3着(6人)
皐月賞　アスクビクターモア　5着(6人)
春天　ヒートオンビート　4着(4人)

と掲示板までは上手に来てますが2連続で馬券外となっていますので今回は当てられるように頑張ります。

それではNHKマイルのデータを見ていきたいと思います。

【過去データ】


まずは過去10年間の3着以内の全体データを見ていきます。

NHKマイル過去10年の3着以内のデータ

上記データにある項目を順にまとめていきます。

【枠順】

次は枠順のデータを見ていきます。

過去10年の枠順別成績


実は1枠に関しては過去10年で勝利馬は出ていません。
全体的な枠順別成績は下記のとおりとなります。

1～4枠を内、5～8枠を外としたときに頭数は20頭の差がありますが勝率、複勝率共に外枠の方が多少有利ということになっています。
とはいってもほぼ誤差の範囲と言えますので全体的に枠順の影響は無いように感じられます。
全体的にフラットに考えても大丈夫だと思います。

【馬体重】


3着以内のデータを見ると500キロ以上の大型馬が少ないように感じます。
一度全体のデータから見てみたいと思います。

過去10年の馬体重別成績

500キロ以上の馬はそもそもの出走頭数が少なかったですが期待値は薄めなようです。
狙いどころは460～499キロといったところだと思います。
小柄な420キロ～439キロのゾーンも複勝圏内としてはアリでしょう。
ただ、これに関しては範囲が広く該当する馬が多くなると思いますのでこれ以外の馬体重を持つ馬を若干軽視するくらいにとらえるくらいで良いと思います。

【血統面】


3着以内のデータの中ではやはり東京のマイル戦ということでサンデー系種牡馬が目立つように感じます。
父、母父にサンデーを持っていない馬に関しては6頭のみとなっています。

続いて産駒ごとのデータを見ていきたいと思います。

過去10年の種牡馬着度数上位20頭

現在、一番の勝利数はダイワメジャーとなっております。出走頭数は多いですが2位につけているディープ産駒と比べて全体的な成績も良くなっています。

ダイワメジャー産駒は人気通りの実績を出しています。勝利馬となっている3頭はいずれも人気どころとなっており、アドマイヤマーズは2番人気でカレンブラックヒルとメジャーエンブレムは1番人気での勝利となっています。
レシステンシアは1番人気での勝利とはなりませんでしたが2着と仕事はしてくれているという形です。

続いて母父の系統別成績を見ていきます。

過去10年の母父系統上位20頭

ミスプロ系とファピアノ系は同一と考えても大丈夫です。
母父で言えば米国系が良いと考えいます。ダービーなどで活躍するスピードをプラスするタイプは好材料になると思います。
まさにファピアノやヴァイスリージェント系が良いです。

またかつてマル外ダービーと言われた同レースは去年久しぶりにマル外での勝利となりましたが、直近10年では10頭中3頭が馬券内。複勝回収率は136％となっております。

【脚質及び通過順】


前走の脚質別データ


勝率成績を見れば前走逃げが優位ですが前走逃げて3着以内に残ったのは2015年まで遡らないとなりません。2015年の際には前走逃げた2頭がワンツーとなっています。

反対に後方の馬に関しては人気しない分、紐がらみで大きな馬券を取れる可能性があります。
実際にこれまで前走後方を走っていた馬では10番人気台で4頭が馬券に絡んで穴を演出しています。
過去の該当馬はケイデンスコール、レインボーライン、タガノブルグ、クラレントです。

前走、適正コースでなかった場合や末脚が馬場状態や不利を受けて末脚を発揮できなかった馬などが穴としてはいいのではないかと考えます。ですので前走以降の上りタイムなどには注目をしてみたいところです。

【前走コースおよび成績】


過去10年の前走レースごとの成績


前走NZT組が3勝でトップとなっていますが、出走頭数も多いことから勝率～複勝率迄は低めです。
過去10年ではG1,G2組が共に4勝となっているので頭を狙うのはココが手堅いと思います。
ちなみに前走クラシック組(桜花賞、皐月賞)ですが着を拾っているのはほぼ前走の人気どころとなっております。

G2組では前走弥生賞組は過去10年で3頭のみとなっていますが2頭が馬券内に入っており、クラレントに関しては15番人気での3着となっています。

また前走グレード競争以外の場合、勝利馬が出ていない形となっています。

続いて前走の順位です。

過去10年の前走着順別成績(入線順位)


条件戦やグレード競争以外の勝馬も当然含まれておりますので成績が前走1着馬が悪くなっていますが、それでも前走1着の馬が馬券内に絡めたのは2015年以降はありません。
前走2着馬は全体的な成績もよく、期待値も高いようです。現在、2018年から4年連続で前走2着馬が馬券内に入っている状態です。


【総括】


上記のポイントをまとめると以下の通りです。

①当日の場体重460～499キロ
②父か母父にSS系を持っている。または米国のスピード指向を持つ馬。
③ダイワメジャー産駒は人気上位の場合良い。
④穴では前走中団～後方
⑤逃げ馬は連敗中
⑥頭を狙いには前走G1orG2組

おおよそ以上の6点となります。

当日の馬場状況によっては異なる場合もありますが、このようにポイントを抑えてみました。
2017年から2020年までは4年連続で3連単10万馬券を越え、2013年にはマイネルホウオウが100万馬券の高配当を演出しました。
去年こそ3連単2万円そこそこでしたが過去10年で10万馬券越えは7回となっていますので穴にも期待してよいのでは無いかと思います。
以上、ココまでご覧いただきありがとうございました。

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