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福島競馬 ダート1700mのエーピーインディについて

前回は福島の芝1200mについての記事でしたが、今回はダート1700mです。

特殊な競馬場に加えて特殊な距離であることから波乱も起こりやすくなっています。
今開催の福島の第一レースは同コースにて行われましたが3連単35万馬券となり、ザ・福島という所を表しました。
その福島ダート1700mにおいてポイントになるのがエーピーインディ系の種牡馬です。それを解説していきたいと思います。

では、早速福島ダ1700mの全体データから見ていきましょう。

福島ダート1700m全出走馬のデータ

流石福島。1番人気の成績は平均的に見てやはり悪いですね。
勝率から複勝率を見ても平均を下回るどころか、単勝回収率においては55%ととても低い結果となっています。
この結果から言えるのは当然、高い配当を狙えるということです。

次に種牡馬データを見てみます。

福島ダート1700mリーディング種牡馬

ダートということでやはりサンデー系は劣ると見たが、オルフェ産駒はなかなか優秀な結果を残している。出走頭数もそれなりにいる中、良い結果を残しています。

だがココで注目してみたいのはパイロ、シニスターミニスター、マジェスティックウォーリアーの三頭。この三頭が今回取り上げているエーピーインディ系に当たり、三頭とも単勝回収率は100%を上回っており、シニスターミニスターに関しては単勝回収率379%と非常に高くなっている。

系統別の成績を見てもエーピーインディ系だけで単勝を買い続けてもプラスになる。

種牡馬系統別成績

このコースでエーピーインディ系というだけでもはや買いになります。
しかし、どうせなら複勝回収率もプラスにしてみたいということでエーピーインディ系を抽出したデータを見てみました。


父エーピーインディ系のデータ


一番人気の成績も十分ですね。しかし牝馬の成績が思わしくありません。
ということで牝馬を除外し、牡馬のみのエーピーインディ系のデータを見てみましょう。

父エーピーインディ系の牡馬のデータ

このように単勝回収率もさらに上がり、複勝回収率も100%を超える形となりました。特別戦の単勝回収率はよくありませんが、複勝回収率は高く狙えるでしょう。
買える条件としては『エーピーインディ系種牡馬+該当馬が牡馬』ということになります。

ただし、この条件を満たしていても買えないパターンも存在します。
それは出走するクラスです。

エーピーインディ系牡馬のクラスごとの成績

エーピーインディ系なども含め、米国型の血統は早熟型になりやすいという特徴があります。
アメリカは2歳戦から盛んなことでこうしたことになりやすいということも言われております。

そうしたことから活躍できるのは新馬~未勝利になりやすいようです。
とはいっても回収率は悪くても成績が特段悪いということはないですが未勝利を抜けた後は若干不安要素が残ります。

今後、福島ダート1700mの際には『エーピーインディ系種牡馬+該当馬が牡馬』を満たしている馬がいるかに注目です。

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