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見えない障害

8月23日に退院するまでは、男性患者の入浴日が月水金だったので毎日入浴できなかったのと、常に複数の看護師がいる浴場で寛いで入浴できる訳もなく、退院したらゆっくりと自宅の浴槽に浸かりたいと考えていた。

ところが退院してみるとあまりの暑さに風呂を沸かす気になれず、シャワーを浴びて済ませていた。入院中は院内は冷房が効いていたので、入浴後も快適であったことに退院してから気付いた。

昨日は久しぶりに涼しかったので、午前中に浴室を入念に掃除し、風呂を沸かした。

浴室は、2月末に車1台分くらいの費用をかけて洗面所と共にリフォームしたばかりなので綺麗なのである。段差もなく手摺りも付けてある。

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浴槽に体を沈める。やはり右半身がぬるま湯だ。これはわかっていたことだが、自宅の浴槽で経験すると非常に残念な感じだ。脳梗塞になる前は、ここで「いい湯加減」で入浴していたのだから…。

退院後、入院中はあまり気にならなかった右半身の温痛覚麻痺による灼熱感が結構あり、気温の高い日は結構辛く、右半身だけやたらに発汗している。

これは他人はおろか家族にも見ることはできない障害で、この感覚は口で説明したところで理解できないだろう。今日も結構涼しいが、右半身は暑さを感じるのだ。所用で少し外を歩いたが、左半身は涼しい空気を感じるが、右半身は暑い…。慢性的な体調不良のような感じだ。冬になったらどうなるのだろうか…。

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