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熊野旅行(最終日)

3日目

東光寺

3日目は朝からかなり雨が降っていた。旅行前の予報では3日目まで天気は持ちそうだったのだが、台風の影響で予報が変わってきたのだろう。この日は熊野古道を少し歩こうと思っていたが、ちょっと無理そうだ。

東光寺

出発前に、あづま屋のすぐ向かいにある東光寺に御朱印をいただきに伺う。
お手他の裏手に回り、川沿いに上がっていくと、「つぼ湯」がある。

つぼ湯

世界遺産の名湯として有名で(知らなかったが…)、入るのに数時間待ちという時もあるそうだが、大雨の午前中は誰も入っていないようであった。

チェックアウトして熊野本宮大社に向かった。

熊野本宮大社の入口

大雨なので左手に傘、右手にカメラと結構ツライ態勢で写真を撮らなければならない。

参道の先に階段

熊野那智大社、那智速玉大社と異なり、建物が朱色に塗られていない。

御社殿

神殿内の参拝順序が決められているので、その順番で参拝する。

iPhoneでパノラマ撮影

カワイイポストがあった。八咫烏がマスクをしている。

八咫烏ポスト

御朱印をいただいて、大斎原に向かう。

大斎原

ここは明治22年(1889年)の8月に起こった大水害で本宮大社の社殿があったところだ。前にブラタモリでもやっていた。流出を免れた上四社3棟を明治24年(1891)に現在地に移築したとのことだ。
大鳥居は大迫力で、大雨なのか残念だが、これはこれで幽玄な雰囲気を醸し出していた。

産田社の前から大鳥居を望む

産田社から望む大鳥居遠景も雰囲気が良く、大雨ながら気持ちが落ち着いた。

大雨で熊野古道が歩けないので、南紀白浜まで移動して、とれとれ市場でランチしようということになった。
大雨の中は誰も運転したがらず、自分がハンドルを握った。大雨の山道をかなりのスピードで飛ばして白浜に戻った。脳梗塞後にアグレッシブな運転をしたのは初めてで、これなら以前と同うように問題なくドライブできるという自信を深めることができた。

とれとれ市場では、なぜか寿司屋でプリンを食べることができたのだった。

帰りの便まで少し時間があったので、景勝海岸である千畳敷に行ってみることにした。

千畳敷

白浜では雨が降っていなかったこともあり、千畳敷は結構人が来ていた。

波がすごい

風はほとんど吹いていないのだが、ものすごい大波が押し寄せている。やはり台風の影響なのか…。どんどん波が大きくなっているので、下手に海に近づくと、あっという間に波にさらわれそうな感じだ。こういう時に状況判断を誤って事故となるのがよくわかる…。

怖いくらいの波であった

後はレンタカーを返却して、南紀白浜空港から帰るだけだ。
旅のラストはソフトクリームで締めることにした。風がなかったので、快適に食べることができた。

ラストソフトクリーム

リフレッシュした3日間であった。脳梗塞後遺症の影響が出たりしないかと思っていたが、この分だと車の運転も含め、旅行は問題なくできそうなことが確認できた。とはいえ、油断せずにやっていこうと思うのである。

カメラ:EOS R, レンズ:RF35mm F1.8 IS STM, Voigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICAL
iPhone SE3

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