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2021上野クラシックカメラ博

2021年11月20日(土)、午後から後輩Af氏と久しぶりに中古カメラ市に行ってきた。午前中はがん検診と父親の病院付き添いで大変だったが、約束の時間に上野松坂屋に集合した。

クラシックカメラ博はこれまで8月に新宿の高島屋で開催されるのが通例であったが、上野での開催というのは初めてだ。退院してから初めての中古カメラで、またここに戻って来れたかと思うと、素直に嬉しいものだ…。

特に心を動かされるものはなく、散財することはなかった。

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上野松坂屋を出て、ユージン・スミスの写真を観るために神田明神そばのギャラリーバウハウスに徒歩で向かう。今回自分はフィルムの入っているライカM4を持参した。途中、湯島天神で少し写真を撮る。Af氏は、最近入手したハンマートーンのビゾフレックスをライカM2に装着して持ってきた。またユージン・スミスにちなんで彼が使用していたミノルタSRT101を2台も持ってきてくれた。

ギャラリーバウハウスに到着。

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入場料800円を払い中に入る。最終日なのでもっと混んでいるのかと思ったが空いていたのでじっくりとモノクロプリントを堪能した。

御茶ノ水駅まで歩き、予約してある行きつけの四谷三丁目のイタリアンに向かう。

生ガキがあるというので、出だしはプロセッコと生牡蠣で爽やかに始める…。

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脳梗塞で入院して嚥下障害のリハビリをしている時、プロセッコで生ガキをいただくことができる日が来るとはとても思えなかった。

この後、赤ワインをボトルでオーダーしたのだが、ワイングラスに注いだワインの香りを嗅いだときはちょっと感動してしまった。健常時は当たり前だったことができなくなり、それが再びできるようになり、後遺症を抱えつつも生活が少しずつ戻ってきている感じがした…。

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