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国立天文台

2023年7月3日(日)、晴れ。ものすごい陽射しだ。短時間不用意に外にいるだけで、紫外線を浴びすぎることになりそうだ。
日焼け止めを塗って、SIGMA fpにVoigtländer ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 SL荷を装着して、自転車で国立天文台に向かった。目的はドーム内の天体望遠鏡全体を難なく撮影することである。

自宅から国立天文台までは自転車で10分から15分ほどであるが、日焼けするには十分である。

正門

到着した。普通のレンズでは逆光にならない場合でも、画角が広過ぎて逆光になってしまう。

第一赤道儀室に向かう

手前の椅子に座っている説明員のおじいさんもやる気がない感じで、ただ座っているだけだ。

第一赤道儀室

階段のところで撮影しても、まだドームが遠くに写る。

口径20cm屈折赤道儀
口径20cm屈折赤道儀

ここは小さいドームに長い鏡筒が納められているので、望遠鏡全体を写すのは結構大変な印象であった。以前PowershotG5Xの24mm相当で全体が入らなかった記憶があったので、10mm代の超広角レンズが必要と思われる。

直射日光が当たっている部分はフレアっぽくなるので、逆光には弱い感じがする。一方でこれだけ広い画角で、真っ直ぐな鏡筒が真っ直ぐに写るのは流石だ…。

アインシュタイン塔に向かう

日陰の道は蚊がすごい。

アインシュタイン塔

画角が広過ぎて太陽が入ってしまう。フレアっぽくなりスッキリしない。

大赤道儀室

次は口径65cm屈折赤道儀。

口径65cm屈折赤道儀

15年以上前、EOS-20Dを購入した時、EF17-40mmF4Lでこの望遠鏡を撮影したことがある。20DはAPS-Cなのでフルサイズ換算で28mm相当くらいになるのだが、望遠鏡全体は全く入らなかった。

その後、フルサイズのデジタルで17mmや20mmで撮影しようと思えばできたのだが、わざわざ撮影はしなかった。

12mmとなると楽勝で全体が入るどころか、入らなくていい説明員も入ってしまう。

口径65cm屈折赤道儀

かなり巨大な望遠鏡なのだが、このレンズで撮影すると小さく見えてしまう。照明装置のところにフレアが出るので、やはり直接的な光源はなるべく入らない方にして撮影した方が良さそうなのだが、画角が広過ぎてかなり難しい。

外も少し撮影してみる。

子午線標
パラボラアンテナと ゴーチェ子午環室

やはり使用用途がかなり難しいレンズだ。

ドーム内の望遠鏡を撮影するのであれば、ビオゴン21mmとかだと真っ直ぐに写っていいのかも…、でも最新のデジタルならデジタルレンズオプティマイザとかで収差も修正されてしまうのだから、あまり考える必要もないのかな…。

カメラ / レンズ:SIGMA fp / Voigtländer ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 SL

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