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2009/11 エクサンプロバンス→パリ

2008年11月のドイツ・スウェーデン出張から1年、再び海外出張のチャンスがやってきた。この時の目的地は南仏エクサンプロバンス。エクサンプロバンスにある会社とビジネスに契約をするので事業部長も同行、帰りにトゥールの工場を見学し、パリに一泊して帰るという行程だった。今回の持参カメラはIXY DIGITAL 920IS、相変わらずコンデジだ。

2000年頃、フランスの会社とビジネスを始めるかもしれないという時があり、その時は上司の部長と先輩がフランスに行ったが自分が行くチャンスはなかった。自分の人生の中でフランスに行くことなどないと思っていたので、楽しみでもあった。

出発当日、成田エクスプレスの中で寒気を感じ、風邪をひいたのかなと思ったのが、みるみる体調が悪化して、まるでインフルエンザになった時のような熱が39度くらいあるんじゃないかという状況になった。空港内の診療所に行き、診察を受けると熱はなかった。異常な寒気なので、会社からも事業部長に迷惑がかかることも考え、出張は取りやめるよう指示された。当日に成田空港まで来ていてフランスに行けなくなるなんて…、と心の中で泣いていたら、当の事業部長が「大丈夫だよ、飛行機乗っちゃおうよ、何とかなるよ」などと仰っている。なぜか異常な寒気も治まってきており、思い切って行ってしまうことにしたのだった。

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エールフランスの機内ではシャンパンを飲もうと決めていたのだが、体調回復のため飲み物は水だけで頑張った。おかげでシャルル・ド・ゴール空港に到着した頃にはほぼ普通に戻ってきた。

シャルル・ド・ゴールでマルセイユ行きに乗り換え、マルセイユ・プロヴァンス空港に到着したのは20:30頃であった。

ホテルはエクスの街から離れたところにあるベストウエスタンホテルであった。

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とりあえずホテルの部屋は撮影していた。

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翌朝、ホテルから見た景色。向こうに見えている建物の方にこれから行く会社のオフィスがある。エクスの街からは離れた郊外である。

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会社のオフィスに着いた。セザンヌが描いたことで有名なサント・ヴィクトワール山が見える。ちょっと感動、行ってみたい…。

この時の出張の目的は、先方の会社見学とビジネスの契約を締結することであった。無事契約締結は終了し、15:00過ぎからエクスの街を刊行できることになった。ただ11月なので日が暮れるのが早いため、あまりじっくりと街を見れそうになかった。

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ミラボー通りから散歩を始める。エクスの街は噴水が点在している。

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みんなカフェで楽しんでいる。

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ミラボー通り。

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意外とタバコを吸っている女性が多い。

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グリーンの十字は薬局…。

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路地…。

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セザンヌの生家。

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暗くなってきた。

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裁判所…。

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ブルーアワーになってきた。

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サン・ソーヴール大聖堂にやってきた。

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美しい…。

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ディナーは高級レストランへ招待していただく。

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ミシュラン一つ星、今は当時と名前が違っています…。

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フランス人2名、アメリカ人1名、日本人3名だったのだが、フランス人の副社長がワインのテイスティングをした時の振舞いのなんとカッコいいことか…。日本人には真似ができないものがあった…。

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翌朝はまずTGVでパリへ向かう。写真はTGVのエクスの駅、いわゆる在来線の駅とは離れた場所にある。日本でいえば岐阜羽島みたいなもんか、それにしては洗練されているが…。

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TGVの駅のホーム。

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TGVがやってきた。のぞみやはやぶさの方がカッコいいと思う。

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車内はTGVの方が洗練されている感じがする。

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パリのリヨン駅に到着。やはり欧州の駅はカッコいい。日本の駅のなんとダサいことか…。

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メトロでモンパルナス駅に移動。

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モンパルナス駅前。

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モンパルナスタワー。

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Gare Montparnasse

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このTGVでトゥールに向かう。

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さっきとは異なる内装だが、やはり洗練されている、新幹線とは違う…。

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サン・ピエール・デ・コール駅。本当であればロワール地方の古城巡りとかで来る駅のはずだ。なんで仕事で日帰りなのか…。こういう時は悲しくなるが仕方がない…。

関連する会社の工場見学をして、パリにとんぼ返り。

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モンパルナス駅のお花屋さん。

ホテルは凱旋門の近くのマリオットであった。ホテルにチェックインしたのは18時頃だった。翌日はお昼過ぎの便で帰国するので、街を見る時間はない。20:00に凱旋門の真下に集合してディナーに行くことになった。ということは、パリでの自由時間は2時間もない。パリと言えばエッフェル塔という安易な考えしか浮かばなかったので、同行者を誘ってみた。事業部長は「オレは疲れた、そこのカフェでタバコを吸いながらビールを飲んで過ごす」、同行の女性は「エッフェル塔はイギリスに留学してた時に来てるので買い物に行きます」、同行の米国人は「ボクモナンドカイッタカラ、ホテルデヤスムヨ」、と全員にフラれて、一人タクシーでエッフェル塔に向かった。タクシーの車中のテレビから、殺人で逃亡していた市橋容疑者が逮捕されたというニュースが流れていた。

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タクシーがエッフェル塔の下に着いた。エッフェル塔の形をした光る玩具を売ってるお土産売りがたくさんいた。

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頑張って高感度に弱い当時のコンデジでエッフェル塔を撮影する。暗がりには恋人たちがたくさんいて、キスしまくっている。さすがフランスだ…。

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20:00までに凱旋門に行かなければならないので、セーヌ川沿いを急いで歩く。

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シャンゼリゼ通りに出て凱旋門に向かう。

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凱旋門の上に上りたかったが、時間はない。まあ時間がない中、エッフェル塔と凱旋門だけ見れただけれもよしとするか…、と思った。

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シャンゼリゼ通り沿いのルイヴィトン。

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予約していたレストランに着いた。初めて本場でエスカルゴを食べた。写真はない…。

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レストランの前にあったDOG BAR。要は犬の水飲み場だが、なんだかオシャレ。日本では見たことない…。

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帰りのシャルル・ド・ゴール空港。カッコいいターミナルだ。成田空港に着いたら、その足で日比谷の松尾ホールでやっている娘のピアノの発表会に行かなければならない。ピアノの先生に空港でマカロンを購入。

こうして3泊5日のフランス出張は終わったのであった。パリはいつかプライベートでゆっくり行ってみたい…。

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