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五反田谷戸~奈良ばい谷戸2

2023年4月2日(日)、2週間前に訪れた町田市の五反田谷戸を訪れた。目的は樹齢約200年の畔桜を見るためである。

3月19日に訪れた時は、つぼみの状態から開花までは2週間くらいかかるだろうと予測し、4月1日か2日に訪れることに決めていた。
家人と二人で行く予定であったが、就職活動で疲れている長女がリフレッシュしたいということで3人で行くことになった。
10時前に車で自宅を出発し、1時間ほどで谷戸近くの小山田緑地駐車場に到着、徒歩で五反田谷戸に向かった。

日大三高

途中で通る日大三高の桜もは散りかけている。

五反田谷戸に入り畦道を歩いていく。蛙の鳴き声がすごい。この2週間の間にオタマジャクシから蛙になったのだろう。
満開の畔桜を想像しながら前夜の雨でぬかるんだ畦道を登っていく。

写真中央奥のピンクの桜の右側手前が畔桜

現れたのは、花が散って葉桜になりかけた畔桜であった…。

畔桜

ショックでしばらく絶句していた…。

持参したカメラ

頑張ってカメラ3台も持ってきたのに…。

わずかに残った花

よく見るとわずかに花が残っているので撮影する。撮影すべき花が残っていたことが、少し心を安定させてくれた。これが完全な葉桜だったら、完全に打ちひしがれていただろう。

畔桜の根元

花びらが散っている。

タンポポと散った花びら

悲しい…。
なぜ先週来なかったのかと思った…。

土手の上から

近くの土手に上って撮影する。

水面にも花びら

満開の姿が見たかったなぁ…。
家人と長女は、セリとゴギョウを収穫している…。

土手の上から谷戸の奥を望む

でもよく考えてみれば、1週間前の土日は2日間とも雨で、まともに花見などできなかった…。谷戸に来ても足元は泥だらけになっていただろう。
満開の畔桜を見るのは、来年の宿題とすることにした。
やや気を持ち直して、奈良ばい谷戸に向かう。

奈良ばい谷戸に向かう途中に赤い戸が印象的な蔵があったので撮影する。

奈良ばい谷戸の中の畑

畑も花びらが散乱していて、美しい。

奈良ばい谷戸

葉の花が咲き乱れている。

菜の花

2週間前に咲いていた桜はほぼ散って、谷戸全体が緑色になり始めている。

奈良ばい谷戸

ウグイスもたくさん鳴いていて、東京都とは思えない空間だ。
町田に住んでいた頃は存在すら知らなかった…。
ボーイスカウトでキャンプに行くときなど、何度も前の道路を通ったし、車に乗るようになってからも幾度となく前の道路は通ったことがあったのに…。

桃の花と菜の花

自分の若い頃は谷戸などに興味はなかったが、長女に聞いてみるとリフレッシュできたという。

来年の春に宿題が残ったが、この年になると1年などすぐに経つので、それまで健康に過ごすことを考えよう…。

カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, SIGMA fp / MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2, iPhone SE3

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