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【3DCAD】フィレットは奥が深い

どうも、テルえもんです。

今月もMONOistの連載を書きまして、多くの方に読んでいただきメカ設計のアクセスラインキングで1位となりました。ありがとうございます。

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内容は、思ったようにフィレットがかけられず設計作業が進まない・・・です。フィレットは角に丸みをつけるCADの機能ですが、簡単なコマンドのようで実は作成する順番によって出来上がる形状が異なってくる場合があるというお話しを書かせていただきました。

3DCADを使用している方なら何度も経験したことがあるでしょう。フィレットを付けようとしてエラーで付けられないってこと、よくありますよね。希望の半径値のフィレットを作成しようとしたら、その大きさが付けられずに、半径値を小さくしたら作成できたということはよくあることでしょう。

どうしてもフィレットを作成しようとした際に、指示した値のフィレットを付けようとすると自己交差してしまう箇所が発生してしまったり、正接の関係性がつくれなかったりなどの理由から3DCAD上でエラーで付けられないとメッセージが出てきてしまうことがあります。

この場合、半径値を小さくして先に進んだり、元の形状を修正してフィレットが付けられるようにしたりなどモデリング作業が必要となり、多くの時間を労費してしまうこともあるでしょう。

3Dモデリングをする上で、なんでもないような箇所であってもなかなか思うようにフィレットができず先に進めないということがあります。これは本当に困っている3DCADモデラー、CADオペレーター、設計者の方が多いのではないでしょうか。

そんな方々に少しでも考え方の一助となればと思い、今回WEB記事を書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。

文章だけでは、分かりづらいところもあるのではないかと思い、YouTubeの動画も作りました。よろしければ、こちらもどうぞ!


noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。