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大島ウェルカム・ターミナルを海側から見る

『おかえりモネ』の最終回では、少し先の未来まで描かれていたから、モネや菅波先生も「大島ウェルカム・ターミナル」は、もう見ていることになる。バスや車で行くしかない今、道路表示に従って大島に入ると、まずこの「大島ウェルカム・ターミナル」が目に入る。道の駅としての機能があり、バスの停留所にもなっているから、十分な駐車場があり、当然施設も、そそちら側が表になっている。しかし、本来ここは港のはず。本土との連絡船の発着場だ。だから桟橋には、かつてフェリーとして気仙沼港と行き来した船や、真っ赤な観光船も停泊している。そこで、下まで降りて南の方に回り、ターミナルを見てみることにした。

これだけ、かさ上げしたんだなというのがはっきり分かる。だから、海側の眺めもいい。船着場まで降りるための、二つに分かれた階段。元の高さを基準にすれば、今のターミナルは、3階か4階の高さにある。大工事だったんだろうなぁと思った。

時間がある方には、灯台のある「田尻防波堤」までの散策をお薦めしたい。ここまで来ると、復興した朝日町の工場群が、白く輝いて見える。もっとも、ここは風が強く吹くかもしれない。海に突き出た場所なので、ターミナル付近では風がなくても油断は禁物。私は危うく、帽子を飛ばされそうになった。でも眺めは最高だ。

もちろん中も充実してる!

「大島ウェルカム・ターミナル」の中に入ると『おかえりモネ』関連の展示が迎えてくれる。電話で担当の方にお聞きしたら「この展示、あと1年間は、見ることができるようになった」とのこと。よかった。

海側のスペースに、みーちゃんとりょーちん。嬉しい。

営業の終了が早めで、季節によっても異なるので、詳しい情報は、以下のサイトで確認した。産直のコーナーや、お土産物や、美味しいものもたくさんあるので、3回は利用させていただいた。

大島特産の柚子(ゆず)を使った「ゆずアイス」には、ハマった。寒くても食べたい。

駐車場の奥には、ターミナル内のトイレが使えない場合用の、別棟の綺麗なトイレもある。ターミナルが閉まっていても安心。

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