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気仙沼にも「宮脇書店」があった!

「元は商店街内の一書店(現在の丸亀町本店)に過ぎなかったが、
 その本屋の娘である
 宮脇富子(みやわき とみこ、1924年- 2012年)が1965年に
 父親の跡を継ぐ形で店長兼社長に就任。

気仙沼の方が読んだら「えっ?」て思う文章。皆さんの街に「宮脇書店」があったら、やっぱり「えっ?」かな‥。

「宮脇書店」はフランチャイズ。その本店(総本店も)があるのは、私の住む香川県だ。県内には、こんなにたくさん「宮脇書店」がある。
 (以下は、Wikipediaからの引用)

そんな「宮脇書店」が気仙沼にあり、震災を耐え抜いて今に至ってること、そして気仙沼「宮脇書店」の社長さんが、フランチャイズを成功させた元社長である宮脇富子さんと同じ女性であることにも、親近感を覚えました。

調べてみると、北海道・東北の中で「宮脇書店」の店舗の数が一番多いのが、宮城県(Wikipediaからの引用)。何だかうれしくなった。親近感を覚えた。

震災では、23万冊が1冊も残らず流されてしまった「気仙沼宮脇書店」代表取締役の千田紘子さん。会社の解散を決めなければいけない状況を救ったのは、ビールケースの上に並べただけの「青空書店」に、気仙沼に縁のある方々が押し寄せ、本を買ってくれたことだと話されていた。

気仙沼の10年を振り返るコーナーや、『おかえりモネ』関連のコーナーが、明るく整えられた店内で輝いている。

震災前と同じように、こうし気仙沼の暮らしを守っているお店や事業所のひとつひとつに、きっと、語りきれないほどの無数のドラマがあるのだと思う。気仙沼には、「いつも通り」がどれほど大切なことかを感じさせてくれる多くのものがあり、その全てが気仙沼を訪れる者を癒してくれているように思える。

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