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卒業おめでとう

初めて出会ったのは、2021年の冬。確か2月くらいだったっけ。
氷見市主催のイベント【教育対話】に参加していたところで話したのが初めてでしたね。

当時から塾バイトをしていた自分は、高校生と話す機会はあったものの、学校や塾以外の場所で高校生とこんなにフラットに話せる機会なんて無くて、新鮮な気持ちだったし、すでにこの頃から学校外に出て学んでいる姿に、ただ単純に偉い、すごいって思ってました。笑


そこで、自分たちがやろうとしている【ひみりべ。】という取り組みついて話したところ、興味を持ってくれて、すぐにリノベーションのお手伝いまで来てくれて。

そこから、定期的に【ひみりべ。】にきてリノベーションを手伝ってくれるようになり。
だんだんと仲良くなっていくと、一緒に定期テストに向けた勉強会をしたり、街歩きしたり、ご飯を食べたり。時にはAmong usをしたり、恋バナしたり。

気づいた時には、自らイベントを企画してCollegareマルシェまで開催して。


【ひみりべ。】ではこんな形で高校生たちと関係を築きたいなぁ、そして最終的にはこういうことができたら良いなぁ、と考えていたことをものすごうスピードでどんどんと実現していきましたね。笑

こんなにやってのけてしまうみんなの力は純粋にすごいと思ったし、何より「やってみたい」という気持ち・好奇心が織りなすものはこんなにも大きくて素晴らしいものなんだ、と自分に気づかせてくれたことは、今の自分の貴重な財産になっています。


立ち上げ段階から、右も左も分からない中でここまで積極的に関わってくれて、本当にありがとう。



改めてみんなと関わってきた時間を振り返ってみると、自分ってずっとぐちゃぐちゃな姿しか見せることができなかったなって思います。
自分自身の進路も定まらずに、ただ想いと感覚だけで突き進んできている大学生活を営んでいるこんな自分の姿は、俯瞰してみたら頼りなくて、どうしようもなくて。笑


そんな中でも
「自分の中での大学生のイメージって、つっちーさんなんですよ。」
「つっちーさんがこういう活動をやっているのをみて、…」
と言ってくれたことが、自分にとってはすごく嬉しくて、救われた気分になって。

もしかしたら、自分の方が助けられていたのかなって感じてます。
本当にありがとう。(2回目)



このままだと何だか情けない大学生になりそうなので、最後は頼りになるようなことを話させてください。笑


自分の母校には校則がなく、制服もない、自由な学校でした。
そのため、「じりつ」という言葉を頻繁に耳にしました。

とある時の全校集会で校長先生が「じりつ」について話してくださいました。残念ながら話の内容については忘れてしまいましたが、今考える「じりつ」について書いていきたいと思います。

「じりつ」には「自立」の「自律」の2つがあります。

結論から言いますが、【「自立」はしなくて良い、「自律」できるようになってほしい】と思います。

「自立」とは、自分で立つという漢字からも推測できるように、「自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。」という意味があります。

これまでマルシェやそのほかたくさんの経験をしてきているみんななら納得できると思いますが、人間なんて1人で生きてくことなんてできません。そして、行動を起こす時も1人で起こせる人なんか限られています。

何かことがあったり、不安に思うことがあったり、進路に迷ったりしたら、周りにいる人たちに相談して欲しいって思います。1人で悩んでいてもなかなか解決には結びつきません。


一方で、「自律」してほしいと思います。
自分で律すると書く自律ですが、「価値観や信条、理念や哲学など個人の内的要素に関して、支配や制約を受けずに独り立ちをすること。」という意味があります。
難しい言葉が並んでいますが、要するに「何か考えたり行動するときは『自分を主語』にする」ってことだと思っています。

他責にせず、自責で。そして誰かがこう言ってかたらこれをする、ではなく、誰かがこう言ってたから自分はこれをする、という思考で。


というなんか良い感じのことを言ってみましたが。笑


卒業おめでとう。
また氷見に帰ってきたときは顔を見せてくれると嬉しいです。

自分も、みんなのところに会いに行きます。
待ってろよっ!!

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