目の奥

あの人のことを考えて目を瞑る夜が
私は増えてしまった
1番好きだった人
私は今になってもずっと彼のことを、
彼を好きだった時間を思い出す
今、他の人と付き合って、
より彼を思い出す
彼の目、彼の背中
どうしても私は
彼を好きだった、あの時間が恋しい
私、本当に好きな人と付き合ってみたかった
ずっと前に、偶然彼の手に触れてしまったことがある
私はすぐに謝って立ち去ったけれど、
本当は、顔が赤くなって、心臓が破裂してしまいそうだった
彼の近くにいるだけでも私は、
からだが熱かった
呼吸も上手く出来なかった。
彼ともし、付き合う事ができるなら
彼の1番近い距離を感じることができるのなら、
私は、私の心臓や頭や体が壊れてしまうほど
緊張と恥ずかしさでおかしくなってしまっていた
それでも私は、それをも幸せだと、心から感じているのだと思う


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