グッズ厨を辞める話①

自分がグッズ厨を辞めるにあたり、後で読んで辞めて良かったと思える様な一頁になると良いなと思って書く。改めて読んだ時に何か別の発見があると思って……。誰かに見せようと思っている訳で無いので、愚痴も書きます。多分。
唯、共感してくれたらそれはそれで嬉しいです。

グッズを買い出したきっかけ

私がグッズを初めて買ったのは中学二年生の頃だった。アニメは既に終了していたが、もうすぐ2期がやるともありまだまだファンの数も多かった。もちろん、出ているグッズも沢山あった。当時の友達にアニメイトへつられて、初めてアニメグッズが沢山売られている所へ足を踏み入れた。ずっと居ても良いと思える程、見ることに熱中した。当時は、宝箱のように思っていただろう。
そこで初めて買ったのは、トレーディング(何が出るか分からないもの)のアクリルキーホルダーだった。 
お店から出ると、別のジャンルのトレーディングを買った友達と、すぐに開けた。そこで出たのは、なんと推しだった。お互い推しを出して喜び合った。とても嬉しかったのを今も覚えている。

※現在、フリマアプリにてそのジャンルのグッズを出しているが、その当時初めて買ったトレーディングで、初めて出した推しのキーホルダーは出していない。否、出せない。それはそれで良いと思う。今は使わず、しまったままだがいつか出せる時が来たら出そうと思っている。出せなくても、グッズの中でそれだけでも残そうと思う。

グッズ厨になりだしたと思った訳

オタ部屋と一般に言われる部屋と比べれば、私の部屋は、それ程グッズで溢れている訳では無い。だが、段ボール1〜2箱に入ったグッズが部屋のスペースを取っている。
グッズを買っては、推しが出たかを見てそのまま段ボールへ直行。使っていない。大量にグッズを持っているだけで、使っていないならもうグッズ厨では……?と思い出した。気付けば段ボールが増えていた。

段ボールを約2年ぶりに開けた

これを書いている2ヶ月前、ふと思い立ってその段ボールを開けた。新品で、袋も開けていないグッズがゴロゴロ出てきた。推しを出したいと必死になって買ったトレーディング類、推しのキーホルダーだの缶バだの色々。当時学生ということもあり、推しがプリントされた文具類も中にはあった。
悲しいかな、ハマっていた時のワクワク程は感じなかった。推しが出ることでアタリだと感じ、それ以外はハズレだと感じる一種のギャンブル症と化していたと思う。お金を積めば、推しのグッズが手に入る。手に入れて一時期は幸福感に浸っていた。それはそのジャンル、推しを推している間だけだというのに。
推しのグッズを見てもなんでこんなに時間の労力をかけていたんだろうとしか思えなくなってしまった。
グッズを集めるのを辞めるべきでは無いか。もう潮時だと思った。

フリマアプリで出品する

時間はかかるが、本当に欲しい人に渡ったら良いと思い、リサイクルショップに持ち込むのではなくフリマアプリを選んだ。しかし、最終的にはリサイクルショップに持ち込もうと思う。
どんなに開けていない新品でも、当時買った値段では売れない。あの時グッズにかけたお金は、ワクワクの為に使ったんだ、そう思うしかなかった。

現在

今は昔と比べてそんなにグッズにお金をかけていないように思う。だが、まだまだだと思う。これを書いている数週間前、ある漫画の原作グッズを買った。改めて見直せば何をやっているんだと思った。4月にそれが届く予定だ。買った事が本当に良かったかは届いてから分かるだろう。
時間はまだかかるが、最終的にはグッズ厨を辞める。
そう思って、今日これを書く。
今持っているグッズ全てを手放すことが出来たら、またここに書きたい。参考になったらいいなと思う。



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