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長野に6ヶ月住んで通いまくった店(軒)

長野に6ヶ月滞在して行った店の中から最高だった店を選んで紹介します。

スナック「プティ」長野駅善光寺側 養老乃瀧、らあめん「みそ家」の細道入って千石劇場入口右端にドアがあります。
マスターは千石劇場の支配人の息子さん

6ヶ月の滞在で毎週通ったのはこの店だけ。
ボトルを入れたら次回からはセット料金1500円になる。セットには、お通しの料理が次々に出てくる。いつも5品くらい出てくる。冬はおでん、すいとんもありました。カラオケは1曲100円。いいちこ、黒霧島はボトル2500円だったと思います。紳士でソフトで笑ってる顔を見たら、このマスター絶対いい人って思うはず。常連さんは面白い人だらけで初めての独り客でも全然安心のウエルカム。だんだん仲良くなっていくステップを楽しめる人には超おすすめスナック。

権堂駅から商店街を善光寺方面へ。映画館ロキシー、古本屋を超えた左手にある立ち飲み屋「コンドウ」
日本酒飲み比べセット。3種類選べる。

マスターの近藤さんはニコニコしながらずっと酒を飲んでいて「ヒモになりたいんですよ」と公言する。お客さんを飲み友達だと思ってやっている姿勢は権堂唯一のワン&オンリー。立ち飲み好きでおしゃべり好きな男女が夜な夜な集まる。僕の中では、あの人いるかなあ、ちょっとマスターとしゃべりながら飲みたいなあって時がある。毎週通っているかもしれない。移住者の常連さんも多くて面白い。日本酒の飲み比べができるが良い。仲の良くなったお客さんと勢いついて2軒目に行くこともある。良い店をたくさん紹介してもらって全部行った。

長野・稲葉にある元祖「おやき屋」
全種類めちゃくちゃ美味しい。
もっちりと重厚感ある皮はここだけの美味しさ

長野に来てまず驚いたのがおやき屋の多いこと。その中でもダントツで美味しいのがここ。週3回、昼ごはんに2、3個買って6ヶ月食べた続けたくらい美味しい。「切り干し大根」(ミックス)「野沢菜」「ポテト」「なす」「あんこ」がある。皮がどの店のよりもっちりしていて蒸した上にほんのり焼いてある。具材はほんのり甘めで長野のおやきはここのだけで大丈夫なクチになった。長野駅からだと車じゃないといけない。

権堂の商店街から鶴賀の繁華街へ向かって左手にある。

先代の主人から息子夫婦が引き継いでやっている老舗居酒屋「いろり」
吉田類の「酒場放浪記」でも紹介されてスカパラのメンバーも訪れたようでサインが飾ってある。牛すじ煮込みが超あっさりスープで辛味あるネギと相まって最高。からしが効きまくっている菜の花のおひたしも素晴らしい。日本酒がずらっと並んでいるのでお好きな方はぜひ。ご夫婦と会話するのもカウンターでお客さんと話すのも楽しかった。最高な雰囲気と味の店。この感じなかなかないですから、権堂で。

権堂グランドシネマの先を行った病院の横にある「さわ天」
ちょい飲みセット

2024年にできたばかりらしい。早い時間に入ったらちょい飲みセットがあった。鍋と天ぷら2つと小鉢とビールで1500円。天ぷらのクオリティがすごいんですよ。りんごの天ぷらは初体験だったけどめちゃ美味かった。物静かなご主人は実はそうではないことがわかり面白かった。女将さんと思ったらアルバイトですと言われた女性スタッフもナイストークで楽しかったので知り合いとまた行く予定。

「川端」名物のもつ焼き定食

長野はもつ焼き文化。東京ではもつ煮込みしか食べたことがなかった。焼いただけのモツでご飯食べられるんかいなと思ったらめちゃめちゃご飯がすすむ君。焼き加減と味付けが最高です。僕の場合は、モツに唐辛子とちょっと軽く醤油を回してから頂きます。長野の味噌汁は味噌自体が本当に美味しい。ここのは味噌汁に卵が入っていてボリューム感あってさらにナイス。月1回は食べたくなるヤミつきの味わい。ユニクロ長野稲葉店の近くにある。食事もできて宿泊もできる。

長野の高田にある老舗手打ちうどん屋「十萬石」
これが「おしぼりうどん」左の大根の汁に味噌とネギを入れてうどんを食べる

ゴツゴツとした足で踏んだような手打ちうどんが堪能できる。昔はチェーン店で長野にたくさん店舗があったと聞いたが今は高田店だけかもしれない。蕎麦の県長野でこんな美味しいうどんが食べられるとは思ってもなかった。ほとんどのお客さんが「おしぼり」って座ったら言っている。おしぼりを店員さんが持ってきてテーブルに置いているのにですよ。「おしぼりうどん」のことらしい。鼠という地区で鼠大根という辛味大根があってそれに味噌を入れて食べるうどんを「おしぼり」と言うのだそう。最初の一口が鼠大根がめちゃ辛くて味噌入れたらマイルドになって美味しいんですよ。長野はうどん屋で今もすいとんが定番であったりスナックでお通しで出ることもあって驚く。ここのすいとんが感動的に美味しい。食べてないのに昔食べたような味わいがする。

長野日詰西友の前にある居酒屋「紫紺(しこん)」

ボトルを入れている居酒屋。83歳の大将と女将さんが仲良くやっている。大将の焼く焼き鳥が美味しい。ニンニク効いた濃いめの美味だれを自分で焼き鳥にかけて食べるスタイル。女将さんが作るお通しが3つ小鉢で出てくる。これがいつも美味い。高野豆腐とかひじきとかおかんの手料理が出てくる。いつもねぎま、とり皮、つくねを頼んでいた。ビールと炭酸はカウンター近くにある冷蔵庫から自分で勝手に出して飲めるようになれば常連気分。17時からやっているから仕事終わりによく行っていた。小林旭、八代亜紀なんかが流れる昭和の雰囲気が落ち着く。ボトル入れてると2000円以上払うことがない。

長野権堂鶴賀にある「日光飯店」
噂の「ビッグチンチン」

鶴賀で有名な朝までやっている町中華「日光飯店」の定番メニューは「ビッグチンチン」と言うメニュー。何かわからない。女性店員に注文しにくい。店に入ると分かるが写真入りでメニューがある。ニンニクがたくさん入ったスタミナラーメンと分かる。いやあ、これがめちゃくちゃ美味いんですよ。スライスされたニンニクが柔らかくて口に入れると溶けるような食感。たくさん入っているが余裕で食べられる。スープが超さっぱり系だから飲み歩いた深夜でも飲み干せるくらいの美味さ。

長野・大豆島にある千石寿司
あん肝と水尾が合う

大豆島と書いて「まめじま」と読む。この近所に単身赴任していたので家から一番近い寿司屋ということで仕事終わりでよく通った。若大将が年齢も近いので話があって取り留めもない近況を喋りながら魚や卵焼きを摘んで長野の日本酒「水尾」を呑むのが好きだった。僕にとっては長野のオアシス寿司屋。

長野駅前の西友裏と権堂にある「いむらや」のあんかけ焼きそば

長野に来たら最初に言われたのが「いむらや」の焼きそば食べた?
誰も美味しいとは言わない。懐かしい味と言う。ビジュアルを見て驚く。東京で言うところの「かた焼きそば」だろう。この焼きそばには甘いあんがかかっていて野菜もたっぷり。このあんの甘さは椎茸の甘さと思ったがみんな砂糖だよと言う。違う。椎茸の旨みの甘さだと思う。僕はめちゃめちゃ好きな味。バリバリの硬い麺をみんなガシガシとつぶしながら、辛子のお酢をブワッとかけて食べる。僕はお酢なしでも美味しいと思うな。実は片栗粉の塊みたいなシュウマイもラーメンも美味しいらしい。

長野・稲葉にあるラーメン「信長」
麺とスープ、チャーシューのバランス感覚もサーカスの綱渡り級でナイス。

住んでいた家の近所だったこともあり長野生活で一番食べたラーメン。味噌チャーシューラーメンをいつも頂いた。ここの味噌スープは旨みが深くて絶品。さらにチャーシューが分厚いのみホロっと柔らかいめちゃくちゃ美味い。大変お世話になりました。

長野・権堂鶴賀の焼き鳥屋「ぎおん」
焼き鳥にカツオ節とシソがかかっているのが最高に美味い。

老夫婦でやっている焼き鳥屋。双子のママさんがもう1店舗やっているらしい。
焼き鳥を注文してから大将が焼き鳥台に火を入れるまでママさんが焼き鳥注文入ったよと2回は言わないと焼き台の火がつかないのを我慢できるようになったら常連です。梅と味噌の焼き鳥が名物だと最初行った時に言われたのでいつも食べているが3本セットなので2種類頼むと少し多い。他の焼き鳥は5本セットになっているが
1本から頼めるらしいと聞いた。ニンニクの効いた美味誰ではない焼き鳥がめちゃくちゃ美味い。これとトマトハイでいつもやっている。

創業100年を超えるパン屋「ムラタ」
松本で一番歴史あるパン屋と言われる

名物の牛乳パンは長野発。松本駅を降りてバス乗り場の手前にある。僕はいつも大学に行くバスに乗る前に立ち寄って「ちくわパン」「おやきパン」(野沢菜)「カレーパン」を買っていた。なんと明治40年創業で100年越えの歴史を誇るパン屋さん。毎週買うからおまけで安売りのパンをもらったりする。お母さん、ありがとうございます。玉子とトマトのサンドイッチはレトロな味わいでナイスな味わいです。

長野・上田にある「元祖 ニュータンタンメン」
「担々麺」とは全くイメージが違う

いわゆる「担々麺」ではなく「元祖ニュータンタンメン」なのです。
ここが元祖と言うだけあってあの担々麺とは全くの別物。これだけ唐辛子が入っているのにあっさり味でスープは飲み干せるほど。スープ、麺、溶き卵、肉のバランスが最高すぎます。

俺パッタイチャート1位かも
鶴賀「いろり」の隣です

長野・権堂鶴賀にあるタイ料理店「バーンチェリー」
タイ人のご主人が経営されている。日本語ペラペラ。味付けはめちゃ日本人好み。ちょい甘辛の味付けかも。それが僕好み。パッタイは今までで一番くらいの美味しさ。全種類食べたいタイ料理店、確定。「いろり」とハシゴは贅沢コース。

長野・野沢温泉村にある「野沢温泉村蒸溜所」
ジンの飲み比べ、ぜひとも。
蒸溜所内はめちゃお洒落

観光客から移住したオーストラリア人のフィルさんがオーナーの「野沢温泉村蒸溜所」。野沢温泉村は人口が3000人。スキーシーズンにはオーストラリアからたくさんの観光客が訪れる。13箇所ある村の温泉は熱すぎて入れないです。2月には
火祭りの奇祭とも言われる「道祖神祭」があるのでご存じない方はお調べを。野沢温泉村の大自然をイメージした数々のジン。紫蘇のジンが有名で珍しく美味しい。

長野・高田にあるカレーハウス「CLAN」
お祖母様のご実家を改築されたアットホーム感に癒されます
信州産ポークとビーフのあいがけを注文

長野のアウトドアショップVANVANのすぐそばにあるカレーハウス「CLAN」は昨年12月に長野に移住されてきたご主人が経営されている。奥様のお祖母様の家を改築されてオープンされたようです。長野で単身赴任中で食べたカレーの中では俺カレーチャート1位を獲得。めちゃくちゃ美味い。

長野・権堂鶴賀にある中華そば「白水」
優しいチャーシューがめちゃ美味い
定番の中華そば

長野鶴賀にある中華そば「白水」は創業60年を超える老舗。老朽化した建物に87歳にあんる女将さんがお一人で営業している。初めてです、と言って暖簾をくぐって席についた。ここが美味しいって聞いてきましたと話すと常連さんがここは
チャーシューが美味いからそれでビール飲んでそこからラーメン食うのがいいんだよって教えてもらったのでその通りの注文をした。チャーシュー&ビール、最高です。あっさりほっとする昔ながらの中華そばにもチャーシューが入っている。美味い、美味い。権堂・鶴賀で飲んだ夜は〆に良い。



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